敏感な人もそうで無い人も傷つかないように、どちらがいいと判断してしまわないように、慎重に言葉を選んで書かれています。
苦しくなるたびに開いて何度か読み返していますが、その度に慰められ、学びがあります。
翻訳が読みづらいというレビューが多く驚いたのでレビューしましたが、そんなことはない。というより、むしろ翻訳本にしては読みやすいです。
翻訳を気に入ってない方は普段本を読まないか、日本人著者の本に親しんでいる方なのかなと思います。
構えずに読んで大丈夫です。すらすら読める温かい本です。

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ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫) 文庫 – 2008/3/18
【9刷り、35000部突破のベストセラー! 】
「繊細すぎる」人たちへ贈る生き方のヒント
ちょっとしたことにも動揺してしまう神経質、臆病、
引っ込み思案な人(The Highly Sensitive Person=とてもに敏感な人)に、
自らを見つめ、神経の細やかさをうまく使いこなして生きる方法をアドバイスする。
あなたも"HSP"(=敏感すぎる人)かもしれない。
●他人に気分に左右される
●豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい
●すぐにびっくりする
●ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける
●デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
●一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
ちょっとしたことにも動揺してしまう神経質、臆病、
引っ込み思案な人(The Highly Sensitive Person=とても敏感な人)、
この本は、そんな敏感すぎるあなたのために書かれています。
とかく「タフさ」「押しの強さ」「抜け目のなさ」が求められる世の中で、
生きにくさを感じる繊細・過敏な人こそ、
実は、天賦の才能に恵まれた特別な人なのです。
そんな彼らが「繊細すぎる自分」と折り合いをつけ、
より良く生活していくためのアプローチを紹介します。
▼本書の構成
第1章 敏感すぎるとは、どういうことか?
第2章 さらに理解を深める
第3章 「敏感すぎるカラダ」の健康と生活
第4章 子供時代と思春期を新しい目で捉え直す~自分を育てることを学ぶ
第5章 HSPの社会生活~「恥ずかしがり屋」になってしまうこと
第6章 HSPの仕事について~自分の適性を理解して、いい仕事をするには
第7章 HSPの恋愛と友情~敏感な愛の難しさ
第8章 深い傷を癒す~さまざまなプロセス
第9章 魂とスピリット~真の宝が宿るところ
「繊細すぎる」人たちへ贈る生き方のヒント
ちょっとしたことにも動揺してしまう神経質、臆病、
引っ込み思案な人(The Highly Sensitive Person=とてもに敏感な人)に、
自らを見つめ、神経の細やかさをうまく使いこなして生きる方法をアドバイスする。
あなたも"HSP"(=敏感すぎる人)かもしれない。
●他人に気分に左右される
●豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい
●すぐにびっくりする
●ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける
●デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
●一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
ちょっとしたことにも動揺してしまう神経質、臆病、
引っ込み思案な人(The Highly Sensitive Person=とても敏感な人)、
この本は、そんな敏感すぎるあなたのために書かれています。
とかく「タフさ」「押しの強さ」「抜け目のなさ」が求められる世の中で、
生きにくさを感じる繊細・過敏な人こそ、
実は、天賦の才能に恵まれた特別な人なのです。
そんな彼らが「繊細すぎる自分」と折り合いをつけ、
より良く生活していくためのアプローチを紹介します。
▼本書の構成
第1章 敏感すぎるとは、どういうことか?
第2章 さらに理解を深める
第3章 「敏感すぎるカラダ」の健康と生活
第4章 子供時代と思春期を新しい目で捉え直す~自分を育てることを学ぶ
第5章 HSPの社会生活~「恥ずかしがり屋」になってしまうこと
第6章 HSPの仕事について~自分の適性を理解して、いい仕事をするには
第7章 HSPの恋愛と友情~敏感な愛の難しさ
第8章 深い傷を癒す~さまざまなプロセス
第9章 魂とスピリット~真の宝が宿るところ
- 本の長さ408ページ
- 言語日本語
- 出版社SBクリエイティブ
- 発売日2008/3/18
- ISBN-104797345276
- ISBN-13978-4797345278
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商品の説明
出版社からのコメント
あなたも”HSP”(=敏感すぎる人)かもしれない。
□ 他人に気分に左右される
□ 豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい
□ すぐにびっくりする
□ ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける
□ デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
□ 一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
□ 他人に気分に左右される
□ 豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい
□ すぐにびっくりする
□ ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける
□ デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
□ 一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
著者について
エレイン・N・アーロン(Elain N.Aron)
ユング派の心理学者、セラピスト。
ヨーク大学で臨床心理学を修め、家族関係に関する研究者として講演・執筆活動をおこなっている。
冨田 香里(とみた かおり)
通訳、翻訳家。立教大学社会学部卒業。
コンピューター会社、レコード会社を経て、渡米。
ナタリーロジャーズのパーソンセンタード表現セラピー研究所トレーニング修了。
著書に『それでも吐き続けた私』、『なぜ私たちの哀しみは「食」に向かうのか』、
訳書に『あなたの大切な人がふさぎ込んだら』(以上、講談社)、
『この人はなぜ自分の話ばかりするのか』、
『ズバリ! うじうじしない会話術』(以上、ソニーマガジンズ)などがある。
ユング派の心理学者、セラピスト。
ヨーク大学で臨床心理学を修め、家族関係に関する研究者として講演・執筆活動をおこなっている。
冨田 香里(とみた かおり)
通訳、翻訳家。立教大学社会学部卒業。
コンピューター会社、レコード会社を経て、渡米。
ナタリーロジャーズのパーソンセンタード表現セラピー研究所トレーニング修了。
著書に『それでも吐き続けた私』、『なぜ私たちの哀しみは「食」に向かうのか』、
訳書に『あなたの大切な人がふさぎ込んだら』(以上、講談社)、
『この人はなぜ自分の話ばかりするのか』、
『ズバリ! うじうじしない会話術』(以上、ソニーマガジンズ)などがある。
登録情報
- 出版社 : SBクリエイティブ (2008/3/18)
- 発売日 : 2008/3/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 408ページ
- ISBN-10 : 4797345276
- ISBN-13 : 978-4797345278
- Amazon 売れ筋ランキング: - 146,010位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 983位倫理学入門
- - 15,826位ビジネス・経済 (本)
- - 36,525位文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前の単行本版で読んで感銘を受けたので、あらためて文庫版を注文して驚きました。
ピンクピンクした女性向き装幀に変えられてしまっているから。
HSPが男性にはないなどというのは偏見に過ぎず、「男の子も女の子と同じ割合で敏感に生まれつくのだが、一般に男性はこの特徴を持っていないとされている。この誤解は両性にとって大きなツケとなる」(p.12)強調してあるのに、流通ルートで偏見の片棒かつぐ商品に変えられてしまう恐ろしさ。
きっとアーロンさんも本書を贈られたらびっくりすることでしょう。
でも、宅配には関係がないので助かっています。
中身は疑いのない名著なので、★2つ減らすだけにしておきました。
ピンクピンクした女性向き装幀に変えられてしまっているから。
HSPが男性にはないなどというのは偏見に過ぎず、「男の子も女の子と同じ割合で敏感に生まれつくのだが、一般に男性はこの特徴を持っていないとされている。この誤解は両性にとって大きなツケとなる」(p.12)強調してあるのに、流通ルートで偏見の片棒かつぐ商品に変えられてしまう恐ろしさ。
きっとアーロンさんも本書を贈られたらびっくりすることでしょう。
でも、宅配には関係がないので助かっています。
中身は疑いのない名著なので、★2つ減らすだけにしておきました。
2016年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
HSPだから、環境刺激に対しての処理がうまくできないんだ、こもりたい気分になるのか
自分を低く評価する必要はなく、本書を参考に刺激量をコントロールしたり
スキルアップすればいいだけなのか、そんな気づきができました。
著書によると自分が社会的スキルをだいぶ獲得したHSPみたいです。
でもそんなに自分は内向きではないのでそこのところの情報がもっと欲しいです。
著者は臨床心理学の博士であり、論理に基づいて調査や研究を展開している人です。
あとアメリカ文化の環境をベースに書いています。
故に、日本の一般の人には馴染まないものが多々あり…
ユング派の発達心理学のどうのこうの…というのは
いまいちピンとこなかったので途中から読むのとばしました
(一応発達心理学は勉強したことあるのですが…)
以前のレビューでも、翻訳が評価できない…とありましたが
もしこの本を読む人がHSPなら、何とか読みきるでしょう(そういうセンスはあると思う)
でもたしかに日本語で無理矢理言葉を作ったのかな?変換しずらい語彙なのかな?
という言葉が沢山出てきて、それが文章全体の硬さと異質感を出しています。
そして、最終章のスピリチュアルについてのもの。
きっと日本では、(特に非HSPの人など)どうしても読んで抵抗感がある人がいるでしょうね。
そんなこんなで、読みにくいことはあると思います。
コツがいります。
結構所々飛ばして読みました。
それでも、
細かいことは気にせず、読みたい部分を抜粋すれば役に立つと思います
自分を知って安心し、異常でないと理解し
どのように対処すれば自分を安心させ
自分の緊張の弦を緩めすぎて社会から自分を離しすぎたり
弦を張りすぎて不安や不眠や自己否定感を悪化させたりせず
静かに落ち着かせてちょっとスキルアップできるか
ヒントが得られるかも。
自分を低く評価する必要はなく、本書を参考に刺激量をコントロールしたり
スキルアップすればいいだけなのか、そんな気づきができました。
著書によると自分が社会的スキルをだいぶ獲得したHSPみたいです。
でもそんなに自分は内向きではないのでそこのところの情報がもっと欲しいです。
著者は臨床心理学の博士であり、論理に基づいて調査や研究を展開している人です。
あとアメリカ文化の環境をベースに書いています。
故に、日本の一般の人には馴染まないものが多々あり…
ユング派の発達心理学のどうのこうの…というのは
いまいちピンとこなかったので途中から読むのとばしました
(一応発達心理学は勉強したことあるのですが…)
以前のレビューでも、翻訳が評価できない…とありましたが
もしこの本を読む人がHSPなら、何とか読みきるでしょう(そういうセンスはあると思う)
でもたしかに日本語で無理矢理言葉を作ったのかな?変換しずらい語彙なのかな?
という言葉が沢山出てきて、それが文章全体の硬さと異質感を出しています。
そして、最終章のスピリチュアルについてのもの。
きっと日本では、(特に非HSPの人など)どうしても読んで抵抗感がある人がいるでしょうね。
そんなこんなで、読みにくいことはあると思います。
コツがいります。
結構所々飛ばして読みました。
それでも、
細かいことは気にせず、読みたい部分を抜粋すれば役に立つと思います
自分を知って安心し、異常でないと理解し
どのように対処すれば自分を安心させ
自分の緊張の弦を緩めすぎて社会から自分を離しすぎたり
弦を張りすぎて不安や不眠や自己否定感を悪化させたりせず
静かに落ち着かせてちょっとスキルアップできるか
ヒントが得られるかも。
2022年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近たくさんの関連本が出ていますが、こちらが一番だと思っています。気になる方は是非読んでみてほしいと思います。
2014年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いつもは過剰梱包な位で丁寧に発想して頂けるあのAmazonさんが、
珍しく、箱にビニールラッピングもせず放り込んだだけ(箱の中で動き回る状態)にして頂けた書籍です。
きっと購入される方は、クレームも入れられない程さぞかし弱い奴のだろうと思ったに違いありません。
なんて皮肉はこの辺にして。
(この書籍を買った時だけ梱包が雑だったのは事実ですが。)
常に何かにおびえる様に過ごしている方、
社会の輪、友達の輪、会話の輪のなかなどで
他者の言動一つ一つが、自分を言っているのではないか?言葉の裏があるんじゃないか?と気になってしょうがない。
ちょっと物音が大きくなっただけで、何か悪いことした・言っちゃったかな?と心配になる。
Lineなどで返事が無い・連絡無いけど、嫌われたかな? ちょっとした間が気になる。
…などなど
とにかく「きにしい」な人は、自分でも嫌になるほど、他者にとって些細な事が気になるんです。
でもそれって、実は他者(大ざっぱ・がさつな性格の人)にはない、身に付けようと思っても出来ない位の役立つ特技であって個性なんじゃない?
他者の状態の変化に敏感って事は、気遣い上手になれる。
動揺してしまうのは、様々なことの連想が得意な為で、その連想力を生かせばより強みになる。
欠点じゃないと書かれているのはこういう事。
今まで困って独り悩んで居た方であれば、救われる思いのする書籍だと思います。
そして、その対処方法も書かれております。
内容のベースとなったであろう物は、「インナーチャイルド」と呼ばれる自分の中の本当の感情(内なる子)と向き合う方法でしょうか。
こちらは最近の事象に当て嵌めて記載されているので、非常に判りやすく読みやすいです。
理解しやすいので、気持ちもスッキリしやすい。
過去の問題と向き合うのは、最近の医療では無意味とされています。
現在~未来に意識を向け、現状の問題を一つ一つ改善してゆく
認知行動療法と言う手法で。
ただこの本では、それらの専門的知識も、専門用語に関する事前の勉強も全く必要ありません。
誰もがイメージしやすく判りやすい言葉で書かれているので、
これ一冊持っているだけで現状を見つめる方法、自分である程度解決する方法が学べます。
これは書籍のタイトルの様に悩んで居る方にはおススメ出来る一冊でした。
そう考えると…
発送が雑だったのは実は些細な事で、私が気にし過ぎだったのかもしれませんね。
いつか本が傷だらけでも気にならない性格に成れると良いのですが、
こう書いている限り道のりは遠い様です…。いやはや。
もっと専門的な部分を知りたい方、過去の問題を知りとことん追求したい方は
「毒になる親」なんかも興味を持つのでは?(単なる興味だけで読むとキツイのであしからず)
後はBPD(境界例)関連書籍(自分を障がいと思い込む・決めつける事無く読める方向け)
珍しく、箱にビニールラッピングもせず放り込んだだけ(箱の中で動き回る状態)にして頂けた書籍です。
きっと購入される方は、クレームも入れられない程さぞかし弱い奴のだろうと思ったに違いありません。
なんて皮肉はこの辺にして。
(この書籍を買った時だけ梱包が雑だったのは事実ですが。)
常に何かにおびえる様に過ごしている方、
社会の輪、友達の輪、会話の輪のなかなどで
他者の言動一つ一つが、自分を言っているのではないか?言葉の裏があるんじゃないか?と気になってしょうがない。
ちょっと物音が大きくなっただけで、何か悪いことした・言っちゃったかな?と心配になる。
Lineなどで返事が無い・連絡無いけど、嫌われたかな? ちょっとした間が気になる。
…などなど
とにかく「きにしい」な人は、自分でも嫌になるほど、他者にとって些細な事が気になるんです。
でもそれって、実は他者(大ざっぱ・がさつな性格の人)にはない、身に付けようと思っても出来ない位の役立つ特技であって個性なんじゃない?
他者の状態の変化に敏感って事は、気遣い上手になれる。
動揺してしまうのは、様々なことの連想が得意な為で、その連想力を生かせばより強みになる。
欠点じゃないと書かれているのはこういう事。
今まで困って独り悩んで居た方であれば、救われる思いのする書籍だと思います。
そして、その対処方法も書かれております。
内容のベースとなったであろう物は、「インナーチャイルド」と呼ばれる自分の中の本当の感情(内なる子)と向き合う方法でしょうか。
こちらは最近の事象に当て嵌めて記載されているので、非常に判りやすく読みやすいです。
理解しやすいので、気持ちもスッキリしやすい。
過去の問題と向き合うのは、最近の医療では無意味とされています。
現在~未来に意識を向け、現状の問題を一つ一つ改善してゆく
認知行動療法と言う手法で。
ただこの本では、それらの専門的知識も、専門用語に関する事前の勉強も全く必要ありません。
誰もがイメージしやすく判りやすい言葉で書かれているので、
これ一冊持っているだけで現状を見つめる方法、自分である程度解決する方法が学べます。
これは書籍のタイトルの様に悩んで居る方にはおススメ出来る一冊でした。
そう考えると…
発送が雑だったのは実は些細な事で、私が気にし過ぎだったのかもしれませんね。
いつか本が傷だらけでも気にならない性格に成れると良いのですが、
こう書いている限り道のりは遠い様です…。いやはや。
もっと専門的な部分を知りたい方、過去の問題を知りとことん追求したい方は
「毒になる親」なんかも興味を持つのでは?(単なる興味だけで読むとキツイのであしからず)
後はBPD(境界例)関連書籍(自分を障がいと思い込む・決めつける事無く読める方向け)
2018年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分は物音に敏感で困っている。
それで軽い気持ちでHSPについての日本人の著書を買ってはみたが、こいつが屁のような内容だったので、HSPのおおもとだというこの本を購入。
著者自身もHSPであることが類書とは異なっていて、HSPへの愛情というのだろうか共感というのだろうか、この本は、彼女からの親愛のこもった手紙のような感覚がある。
そして、心理学者、心理療法家である著者は、このHSPについて調査し分析し深く考察して、HSPという存在とその性質を浮き彫りにすることに成功している。
インタビューやセラピーを通して明らかにされた、さまざまなHSPの人たちのありかたが紹介されているが、自分にはこれがありがたかった。
物音以外にも、自分にも心当たりのあるところが多々あったからだ。
たとえば、羽田空港のような人混みが多くてざわざわしているところが自分はものすごく苦手で、神経がとても高ぶって疲れ切ってしまうのだが、同様の話が本書に書かれていた。
そうすると、自分は相当に敏感な人間だと気付かざるを得ないのだが、その敏感さということに気付いた上で対処を前向きに考えるのと、気付かずにただ後ろ向きに避け続けるのとでは、まるで違ってくると思う。
そして、この本を読み進めるにつれ、自分の敏感さをむしろ好ましいことと思うようになった。
敏感さや繊細さを生かすことのできる興味深い領域が、たくさん開けそうだからだ。
このHSPと対極なのは、小説でいえば、A・カミュの「異邦人」に出てくるムルソーや、P・オースターの「孤独の発明」での父親だろうと個人的には思う。
本書に登場するあるHSPは、「外の世界に充分出るように。敏感さとは恐れるべきものではないのですから」(p.72)と他のHSPの人たちにアドバイスしている。
本当にその通り!敏感であるからこそ、生きる実感、生きる喜びもより大きく味わうことができるに違いない。
多くの材料をよくまとめ上げた著者に、とても感謝している。
それで軽い気持ちでHSPについての日本人の著書を買ってはみたが、こいつが屁のような内容だったので、HSPのおおもとだというこの本を購入。
著者自身もHSPであることが類書とは異なっていて、HSPへの愛情というのだろうか共感というのだろうか、この本は、彼女からの親愛のこもった手紙のような感覚がある。
そして、心理学者、心理療法家である著者は、このHSPについて調査し分析し深く考察して、HSPという存在とその性質を浮き彫りにすることに成功している。
インタビューやセラピーを通して明らかにされた、さまざまなHSPの人たちのありかたが紹介されているが、自分にはこれがありがたかった。
物音以外にも、自分にも心当たりのあるところが多々あったからだ。
たとえば、羽田空港のような人混みが多くてざわざわしているところが自分はものすごく苦手で、神経がとても高ぶって疲れ切ってしまうのだが、同様の話が本書に書かれていた。
そうすると、自分は相当に敏感な人間だと気付かざるを得ないのだが、その敏感さということに気付いた上で対処を前向きに考えるのと、気付かずにただ後ろ向きに避け続けるのとでは、まるで違ってくると思う。
そして、この本を読み進めるにつれ、自分の敏感さをむしろ好ましいことと思うようになった。
敏感さや繊細さを生かすことのできる興味深い領域が、たくさん開けそうだからだ。
このHSPと対極なのは、小説でいえば、A・カミュの「異邦人」に出てくるムルソーや、P・オースターの「孤独の発明」での父親だろうと個人的には思う。
本書に登場するあるHSPは、「外の世界に充分出るように。敏感さとは恐れるべきものではないのですから」(p.72)と他のHSPの人たちにアドバイスしている。
本当にその通り!敏感であるからこそ、生きる実感、生きる喜びもより大きく味わうことができるに違いない。
多くの材料をよくまとめ上げた著者に、とても感謝している。
2020年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新品定価780円の文庫書籍を中古1643円で買ってしまった。しかも初版2008年製ではなく重版2018年版でした。
よく調べもせず購入した私も悪いですがボッタクリすぎです。
私はインサイト商店で購入しましたが他店舗でも似たような価格設定です。
SB文庫に取り寄せ購入した方が良かったです。
本の内容が良かったので星2つ(著者に文句はつけられない)
よく調べもせず購入した私も悪いですがボッタクリすぎです。
私はインサイト商店で購入しましたが他店舗でも似たような価格設定です。
SB文庫に取り寄せ購入した方が良かったです。
本の内容が良かったので星2つ(著者に文句はつけられない)
2021年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
HSP、HSCなる言葉を耳にして、ある本を読んでいたが、そこでこの本が紹介されていたため
読んでみた。全体的にまとまっているとは言い難いが、断片的に惹かれる言葉があったので、
以下に挙げてみる。
・私たちは自分たちの役目を果たすためにも、自信を持たなければならない。戦士たちのスタイル
はそれとして価値がある。しかし、私たちのスタイルにも大いに価値があるのだ。
・HSPであるあなたは相談役であり、考える人であり、社会の精神的、倫理的リーダーとなるべき
人々のグループの一員として生まれたのである。自分の敏感さに誇りを持とう。
・HSPは、言葉にできない「栄養」を社会に提供する僧侶階級に属すると言っていいと思う。
・HSPには戦士とは違う強みがあり、その強みにおいては戦士たちより強力なのだ。
このように、HSPに自尊心を持つことを求める。その上で、どのように生きたら良いかアドバイス
する。
・外の世界に充分出るように。敏感さとは恐れるべきものではないのですから。
・とにかく家を出て、世の中と関わること。そして、あとで家に戻ってから、自分の内面と世の中
とをうまく結合させるようにすること。クリエイティブな人々にはひとりでいる時間が必要です
が、その時間は長すぎてはいけない。世の中から遠ざかりすぎると、現実感や適応力をなくして
しまう。
・「超越」の時間をもつこと~とりわけ瞑想はぜひとも取り入れてほしい。
また、処世術もある。
・「もっと明るくなれば」などという余計なおせっかいは無視しよう。社交のための社交は他の人
に任せて、自分の得意分野を大切にしよう。おしゃべりが得意でないなら、自分の静かさを誇り
に思おう。
そして、ライフミッションについても。
・私たちはみんな、自分の世代に問われている「問い」に少しでも答えるように生まれついており、
わずかでも私たちの時代を進歩させるための仕事を受け持っている。
HSPは人一倍敏感であることに劣等感を抱き、後ろ向きに生きていることが多い。しかし、それを
生きる強みと感じ、前向きに生きれば良いと学んだ。
読んでみた。全体的にまとまっているとは言い難いが、断片的に惹かれる言葉があったので、
以下に挙げてみる。
・私たちは自分たちの役目を果たすためにも、自信を持たなければならない。戦士たちのスタイル
はそれとして価値がある。しかし、私たちのスタイルにも大いに価値があるのだ。
・HSPであるあなたは相談役であり、考える人であり、社会の精神的、倫理的リーダーとなるべき
人々のグループの一員として生まれたのである。自分の敏感さに誇りを持とう。
・HSPは、言葉にできない「栄養」を社会に提供する僧侶階級に属すると言っていいと思う。
・HSPには戦士とは違う強みがあり、その強みにおいては戦士たちより強力なのだ。
このように、HSPに自尊心を持つことを求める。その上で、どのように生きたら良いかアドバイス
する。
・外の世界に充分出るように。敏感さとは恐れるべきものではないのですから。
・とにかく家を出て、世の中と関わること。そして、あとで家に戻ってから、自分の内面と世の中
とをうまく結合させるようにすること。クリエイティブな人々にはひとりでいる時間が必要です
が、その時間は長すぎてはいけない。世の中から遠ざかりすぎると、現実感や適応力をなくして
しまう。
・「超越」の時間をもつこと~とりわけ瞑想はぜひとも取り入れてほしい。
また、処世術もある。
・「もっと明るくなれば」などという余計なおせっかいは無視しよう。社交のための社交は他の人
に任せて、自分の得意分野を大切にしよう。おしゃべりが得意でないなら、自分の静かさを誇り
に思おう。
そして、ライフミッションについても。
・私たちはみんな、自分の世代に問われている「問い」に少しでも答えるように生まれついており、
わずかでも私たちの時代を進歩させるための仕事を受け持っている。
HSPは人一倍敏感であることに劣等感を抱き、後ろ向きに生きていることが多い。しかし、それを
生きる強みと感じ、前向きに生きれば良いと学んだ。