大変読みやすく書かれています。また作者は女医ですが、女医に偏った見方でないことも好感が持てます。
他のレビューにもありましたが、前半は少し軽いのりで書かれていますが、後半、話は核心に入っていきますが、そちらをもっと深められれば、もっと良かったかとは思います。
医者の仕事内容、実態をわかりやすく書いていると思います。
良い医療をするにはいろいろなところにお金がかかり、それは結局国民の税金から出ている事、という内容や医療費の個人負担を増やす事、少なくともタクシーで十分である方が、救急車を簡単に平気で呼ぶ人が多い事にも同感です。
使う人はタダかもしれませんが、このお金は結局国民の血税から出ていることを、みんなも考えた方が良いと思います。
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病院はもうご臨終です (ソフトバンク新書 94) 新書 – 2009/1/16
仁科 桜子
(著)
事件は診察室で起きている!
クレーマー化した患者から壊れちゃっているお医者様まで――病院はもはや戦場だ。行政の締め付けも厳しくなる中で、エステにも行けずに奮戦する女医の物語。
病院は今や戦場だ!?
タクシーがわりに救急車を使ったり、ちょっとしたことで怒鳴り散らす患者さん。
権力闘争に明け暮れるエラいドクター。
長期的な展望もなく病院を振り回す医療行政。
女医はとってもつらいのよ……。
冬の時代に突入した病院の裏事情、こっそり教えます!
クレーマー化した患者から壊れちゃっているお医者様まで――病院はもはや戦場だ。行政の締め付けも厳しくなる中で、エステにも行けずに奮戦する女医の物語。
病院は今や戦場だ!?
タクシーがわりに救急車を使ったり、ちょっとしたことで怒鳴り散らす患者さん。
権力闘争に明け暮れるエラいドクター。
長期的な展望もなく病院を振り回す医療行政。
女医はとってもつらいのよ……。
冬の時代に突入した病院の裏事情、こっそり教えます!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社SBクリエイティブ
- 発売日2009/1/16
- ISBN-10479735092X
- ISBN-13978-4797350920
登録情報
- 出版社 : SBクリエイティブ (2009/1/16)
- 発売日 : 2009/1/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 479735092X
- ISBN-13 : 978-4797350920
- Amazon 売れ筋ランキング: - 433,881位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年6月18日に日本でレビュー済み
作者は現役の女性外科医だそうですが、同性の私が思うに、何が何でも男性医師と同等に働くことにこだわり過ぎている感じが否めません。「男女同権」でも、「男女同質」ではないですよね。細やかな気配りや心遣いなど、女性らしさを忘れてほしくないなと思いました。酒井順子さんの著書『負け犬の遠吠え』を読んだ時と同様な印象が残りました。男性と違って、ライフスタイルの変化に応じて様々な働き方がしやすいという女性ならではのメリットを感じてほしいなと思いました。
2010年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
労働時間や医療スタッフ数が報道等で政治的な問題などで少ないことはわかっていたし、別に新しい情報もなく外科が体育会系で内科が個人主義という情報や私立が異常に高コスト体質というぐらいでした。普通の勤務医から見て美容整形や一般の外資系金融と比べれば報酬が少ないだけであって理系の秀才が医学部に行くのには理由があります。貧乏勤務医でも年収1000万あたりからスタートして大学院長、売れっ子美容整形医で5000万で勝ち組経営者で1億です。著書の中に友達は何百万しかもらってないって書いてましたけど年収御幾らですか?
収入が割に合わないって書いてありましたけど、今のエンジニアやポスドク、大学教員の給料しってますか?世の中に年収300万で生活してる人どれくらいいると思いますか?
問題の本質は実質硬直性のパラダイムとリスクテイクの明確化であり、著書に多く書いてあるキツイし賃金が安いっていうのは将来医療を目指す子供達に対して相関的に教授してほしいところだ。
収入が割に合わないって書いてありましたけど、今のエンジニアやポスドク、大学教員の給料しってますか?世の中に年収300万で生活してる人どれくらいいると思いますか?
問題の本質は実質硬直性のパラダイムとリスクテイクの明確化であり、著書に多く書いてあるキツイし賃金が安いっていうのは将来医療を目指す子供達に対して相関的に教授してほしいところだ。
2009年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近の医療問題等に関心があったので、読んでみました。最初は軽い内容でどうかなと思ったのですが、読み進むにつれ真剣な話題がでてきて、興味深く読み終えました。医者も同じ人間ですので、色々苦労しているのだなと思いました。
2009年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
”医療系の本”ってなんだか難しい事が書いてあるのかなぁ・・・
なんて思いましたがホントに面白くていっきに読んでしまいました。
前半なんて笑いが込み上げてきて、電車の中で読むのは危険かもです!(笑)
お医者様のリアルな日常が垣間見れた感じで、お医者様に対して親近感が沸いちゃいますね!
旦那もこの本は面白かったらしく2〜3回は繰り返し読んでる所を発見しました。
第二段も是非是非出版して頂きたいですね!!!!
なんて思いましたがホントに面白くていっきに読んでしまいました。
前半なんて笑いが込み上げてきて、電車の中で読むのは危険かもです!(笑)
お医者様のリアルな日常が垣間見れた感じで、お医者様に対して親近感が沸いちゃいますね!
旦那もこの本は面白かったらしく2〜3回は繰り返し読んでる所を発見しました。
第二段も是非是非出版して頂きたいですね!!!!
2009年1月21日に日本でレビュー済み
本書は医療崩壊の実情を
「三十路の女医」が面白おかしく書いたものである。
著者の半径2メートルの視点から見る勤務医の実態は、
「よく頑張った!感動した!」と言いたくなるくらい健気である。
しかし世間は医者は自己犠牲が当たり前と思っているのか、
24時間営業プラス100パーセントの結果(!)を求めているようだ。
医療崩壊については、よく取り上げられるようになったので、
関心を持つ人も多いと思うが、
マスコミの一方的な報道に流されるのではなく、
きちんと医師の立場からも問題を捉えるべきだと思う。
そういう意味では、本書はこの問題の入門書として最適であり、
軽妙な文章のため、読み物としても面白いと思う。
「三十路の女医」が面白おかしく書いたものである。
著者の半径2メートルの視点から見る勤務医の実態は、
「よく頑張った!感動した!」と言いたくなるくらい健気である。
しかし世間は医者は自己犠牲が当たり前と思っているのか、
24時間営業プラス100パーセントの結果(!)を求めているようだ。
医療崩壊については、よく取り上げられるようになったので、
関心を持つ人も多いと思うが、
マスコミの一方的な報道に流されるのではなく、
きちんと医師の立場からも問題を捉えるべきだと思う。
そういう意味では、本書はこの問題の入門書として最適であり、
軽妙な文章のため、読み物としても面白いと思う。
2009年1月22日に日本でレビュー済み
現役の女医が、自分の目線で医療現場や日本の医療体制に切り込んだドキュメンタリー新書。とはいえ、実際に読んでみると腹を抱えて笑ってしまうところが多々あり。特に前半は、著者が実際に病院で出会ったキャラの濃い患者のエピソードが描かれており、なかなか興味深い。また普段患者サイドからはあまり見ることができない医者の素顔についても、現役女医ならではといった見方で書かれている。それと対照的に、後半はやや真面目な話題。医療体制の現状や問題点、医者の過酷な労働の実際など、あまり知られていない現実が書いてある。また医師不足や妊婦たらい回しなどの問題について、医師側からの目線で記されおり、納得させられる部分がかなりあった。
難しい問題に触れているにも関わらず、著者の愉快な語り口で最後まで飽きずに読める。医者の本音が聞けて、さらに読み物としても面白い1冊。この値段でこの内容は、久々のヒットと言えよう。
難しい問題に触れているにも関わらず、著者の愉快な語り口で最後まで飽きずに読める。医者の本音が聞けて、さらに読み物としても面白い1冊。この値段でこの内容は、久々のヒットと言えよう。
2009年1月23日に日本でレビュー済み
現役の女医さんが書いた本です。医者はお金を持っていて、土日は高級外
車に乗って、ゴルフに行っている。こんなイメージを持っている人も多いと思い
ます。
最近のビル診と呼ばれている方は週末ゴルフをしているかもしれません。
しかし、著者のように、150%自分を捨てて仕事をしている医者もいるんだ
なと教えてくれます。
医者になるために何をしたらいいかも、自分の言葉で伝えてくれますので、
医者になりたい方、医者に子供をしたいかたに是非読んでもらいたい一冊で
す。
車に乗って、ゴルフに行っている。こんなイメージを持っている人も多いと思い
ます。
最近のビル診と呼ばれている方は週末ゴルフをしているかもしれません。
しかし、著者のように、150%自分を捨てて仕事をしている医者もいるんだ
なと教えてくれます。
医者になるために何をしたらいいかも、自分の言葉で伝えてくれますので、
医者になりたい方、医者に子供をしたいかたに是非読んでもらいたい一冊で
す。