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歯と歯ぐきを守る新常識 (サイエンス・アイ新書 96) 新書 – 2009/1/16
歯みがきは99%の日本人が実践しており、世界でも有数の歯科医療大国・日本でありながら、虫歯や歯槽膿漏で若年層から例外なく歯のトラブルを抱え、失うのも日本人です。痛くなったときは末期症状だという衝撃の事実を知り、その対策法を役立ててください。
本書は、現役の歯医者さんである著者が、30年間にわたり患者さんといっしょになって虫歯や歯周病と闘ってきた経験から、いま、日本人の歯を守るために必要な知識・考え方・対処法を、わかりやすく説明します。欧米人が日本人に比べて歯のケアを重視しているのは、高額な治療費のためですが、結果的にはるかに健康な歯と歯ぐきを生涯にわたって維持しています。ほとんどの日本人が考えている虫歯治療の考え方は誤りです。それに気づき、どうするべきかを知ることで、自分の歯で一生おいしく食べることが可能になると考えましょう。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社SBクリエイティブ
- 発売日2009/1/16
- ISBN-104797351462
- ISBN-13978-4797351460
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商品の説明
著者からのコメント
今や人生80年、人生50年といわれた時代とは明らかに価値観とニーズが異なっています。歯磨きをして、痛くなったら早や目に治療しておけば、生涯を心配なく過ごせた時代は遠い昔です。世界中の優秀な頭脳が、最新のテクノロジーを駆使して研究し、熱心な歯科医が治療にあたっているにも関わらず、私たちにとって、もっとも身近な病気である虫歯や歯周病が一向になくならないのは何故なのでしょうか。あれだけの研究が、満足な結果を導き出せないのは、どこかに見過ごされた事実があるからではないでしょうか。常識として定着したが故に見過ごされた事実です。結核や破傷風のような感染症は、それぞれ結核菌や破傷風菌が原因とされています。虫歯には虫歯菌、歯周病には歯周病菌が深く関わっていることは広く知られています。しかし、これらを同列に扱っていては解決の糸口が見出せないのです。なぜならば、虫歯菌にしても歯周病菌にしても、私たち人類の常在菌だからです。常在菌の特性を踏まえて、炎症発生のメカニズムを解明してこそ解決の糸口が見出せると思います。不治の病とされている虫歯や歯周病が、根本的に撲滅される日が必ず訪れると思��い泙后�靴�掘�惱囘�砲修陵�世��里気譴董∈�榲�焚魴荳��領�気譴襪泙任砲倭杼�鮴笋垢觧�屬肇┘優襯�爾��廚任后���ぢ 私のような愚輩に、新学説を提唱する力などありません。だからといって、今の悲惨な歯の健康状態を見過ごすこともできないのです。それは、長年の臨床から実践的な解決策を確立することができたからです。悪くなった歯をどう治すかではなく、理論の違いがあっても、悪くならないようにすれば良いわけです。
歯みがきの効果はすでに実証されています。だからといって従来の歯みがきだけでは十分な効果が得られていないことも事実です。早期治療が有効であることも知られていますが、今行なわれている治療のほとんどが末期治療である現実は知られていません。今行なわれている歯みがき以上の歯みがきと、本来の意味での早期治療を実践すれば驚くほどの効果があるのです。
話しは簡単ですね。心掛け次第で、誰にでもできる簡単なケア方法です。その簡単なケアが、人生を変えてしまうほどの効果を発揮するのですから是非、皆様に知っていただきたいという思いで1冊の本にまとめてみました。できるだけ分かりやすくするために、フルカラーのイラストを多用しています。人生を変える、1冊の本。
抜粋
ところが、80歳の平均残存歯数(28本中)を比べてみると、アメリカでは平均15本、スウェーデンではなんと25本の歯を残しているというのに、日本はわずか平均7本でしかありません。決して、日本の歯科医療技術が劣っているわけではありません。それどころか、歯を残すための熱意も数段勝っているように思います。
では、歯の健康管理を私たちがおそろかにしているということでしょうか? いえいえ、日本人の歯みがきの習慣はすっかり定着しており、99%とほぼすべての人が毎日励行しています。おまけに、生活習慣病対策をはじめ、昨今の健康志向は高まるばかりで、関連書籍やグッズがあふれています。ひと昔前なら、歯科医院でしか手に入れることのできなかった特殊な清掃用具も、スーパーマーケットやドラッグストアで安く購入することができるようになりました。しかしながら、それらの歯みがきグッズを駆使しても、残念ながら生涯健康な歯ですごしたいという願いが、かなえられていないというのが現実です。
これほどまでに日本人の歯の健康がそこなわれているのは、どのような原因があるのでしょうか? その真実を知っていただきたいというのが、本書を書こうと思った理由の1つです。
「よほど痛くなるか、よほど困らないかぎり、歯医者にいかない」これは多くの日本人が、知らず知らずのうちに選択した歯科医院の利用方法です。その結果、痛みをともなう治療を数年ごとに繰り返しながらも、確実に多くの歯を失ってしまいます。一見するときれいな歯並びをしているように見えても、若年層から進行した歯周病によって、中高年でいっきに人工歯にしなければならなくなる、という悲しい状況もあります。これは、避けることのできない現実だと考えてはいないでしょうか?
歯が失われる原因は、老化ではないのです。まさに、日本人が歯の健康について身につけている"常識"が間違っているからこそ、こうした状況が改善されないのだと思います。そこで、歯科治療の現実と限界を正しく理解して、歯医者さんのかかり方を変えるだけで、たとえ100歳になっても自分の歯を立派に使い続けることができる方法を、お教えしたいと思います。
著者について
兵庫県姫路市にある、私立淳心学院の中学・高校で人の生き方を学ぶ。
城西歯科大学(現・明海大学)を卒業後、岡山大学医学部口腔外科学教室を経て、1981年に歯科医院を開業、現在に至る。
医院のホームページにある質問受付コーナーが好評。
日本歯周病学会専門医。歯学博士。著書に『さらば歯周病』(新潮社)、『あなたは一生「自分の歯」で食べられますか』(悠飛社)ほか多数。
About this Title
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登録情報
- 出版社 : SBクリエイティブ (2009/1/16)
- 発売日 : 2009/1/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4797351462
- ISBN-13 : 978-4797351460
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,181,244位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 580位歯の医学
- - 682位サイエンス・アイ新書
- - 52,334位医学・薬学・看護学・歯科学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
歯科に通う時、歯科医と短い時間でコミュニケーションをとる、
意思の疎通を行うっといったことは、患者側にもある程度知識がないと出来ないと思います。
その為に、もっと歯の書籍はあってもいいと思いますがなかなかない中、結構読みやすく良い本でした。
定期的にPMTCなんだが
この本では、PMTC受けましょうねwwwでおわり、
あとは歯に関する知識で
虫歯予防に関しては、PMTCくらいかな。そんなかんじ。
そうなる前に早期治療や予防が大切だそうで、そのための方法や虫歯や歯周病のメカニズムなどについて詳しく書かれていました。
この本では歯周病や虫歯の予防法として「PMTC」という方法が強く勧められていましたが
これを知ることが出来ただけでこの本を読んだかいがあったと思います。
PMTCとは簡単に言うと、歯医者で行う歯の徹底的な掃除のことだそうです。
PMTCを行うことにより、歯周病の進行抑制と虫歯の発生・進行抑制効果に加えて、
虫歯の早期発見、早期治療効果さらに歯の喪失につながるトラブル回避の効果を合わせると、
歯の寿命を30年以上延ばすことは確実なのだそうです。
また、どのくらいの頻度か分かりませんが、PMTCを6年間継続して行うと、
虫歯の発生率が1/70にまで減少したという報告もあるそうです。
北欧やアメリカなどでは日本と比較してPMTCを積極的に行う人が多いらしく、
それが80歳時の残存歯数が多い理由のひとつなのだそうです。
この本のなかでは1か月に1回のPMTCが勧められていますが、メンテナンスが1年に平均2回程度のアメリカでは
80歳の残存歯数が平均15本と、日本の平均8本の2倍近く歯が残っているそうなので、
まずは年に2回ほどPMTCをやりに行ってみるという感じでも十分に効果があるようです。
その他、キシリトールやリカルデントやフッ素、補助的清掃用具(フロスなど)についても記述があり、
これらについての理解を深めることができました。
虫歯や歯周病とは無縁の生活を送りたいが、現在、歯磨きやフロスを行うくらいしか普段していないという方には
かなり役立つ内容であり、オススメです。
なお、歯ブラシや電動歯ブラシ、歯磨き粉で各メーカーが発売している製品について
客観的に比較した結果が知りたいという方には MONOQLO (モノクロ) 2013年 10月号 [雑誌 ]がオススメです。
【追記】
この本を読んだ後、実際に近所の歯医者に行ってPMTCを受けて来ました。
1回のPMTCで2回通院し、健康保険の割引きがされ、全部で5200円ほど払いました。
PMTC自体は少し不快な感じもありましたが、特に痛い感じではなかったです。
以上、参考程度にどうぞ。
歯を気にしなければならないお年頃だ。
親不知を抜かなければならなくなったときに、歯と歯ぐきのことに興味を持って購入した。
歯と歯ぐきの健康は、口中だけではなく体の健康とも関係がある。
歯周病は、糖尿病などの生活習慣病、抵抗力の低下などとも因果関係があるという。
また、意外なことに、歯磨き粉の成分でよく聞く「フッ素」も、虫歯を減少させる一方で斑状歯を増やすといったことがあり、その使用に賛否両論があるという。
オールカラーで図解も豊富で読みやすい。
その分、新書としてはややお高いが、“大変なめ”になって高額な治療費を払わなくても済むように、知っておいた方がよいことが書かれている。
それにしても月1回のPMTCは、私自身年数回行い、充分だと感じており、多すぎないかとも思う。
また、磨き方や、治療方法の比較などについて、分かり易くて良いのだが、何故か歯のみに特化しており、噛めなくなっての身体の衰弱、噛むことと脳の活性化の関係、噛み合わせのずれによる腰痛・肩こり・自律神経失調症や様々な不定愁訴の発生、歯周病によってアテローム性プラークという粥状の堆積物を作るのが増進され、血管を狭くし、動脈硬化や血栓がつくられる、といった全身的症状に何等触れていなかったので、減点した。
活字ばかりの本が苦手って方にはおすすめ
文庫本ぐらいの大きさなので背広の内ポケットに入るかも?
電車にとっているときに読みたい方にはお勧めできる大きさです