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青年のための読書クラブ 1 (Flex Comix) コミック – 2009/1/8
直木賞作家・桜庭一樹×タカハシマコが描く、史上最強にアヴァンギャルドな"桜の園"の100年間。
東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者(アウトロー)だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の<クラブ誌>があった。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が、名もない女生徒たちの手によって脈々と記録され続けていた……。
「――名門お嬢様学校の、禁断の部屋へようこそ――」
東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者(アウトロー)だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の<クラブ誌>があった。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が、名もない女生徒たちの手によって脈々と記録され続けていた……。
「――名門お嬢様学校の、禁断の部屋へようこそ――」
- 本の長さ160ページ
- 言語日本語
- 出版社ソフトバンククリエイティブ
- 発売日2009/1/8
- ISBN-104797352159
- ISBN-13978-4797352153
著者について
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2000年デビュー。04年『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が、ジャンルを超えて高い評価を受け、07年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞を受賞。同書は直木賞にもノミネートされた。08年『私の男』で第138回直木賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 GOSICK IV-ゴシック・愚者を代弁せよ- (ISBN-13:978-4044281106)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵も可愛らしく、原作を読みたくなりました。さすが、桜庭さんです。面白かったです。
2009年2月19日に日本でレビュー済み
原作がスキな人は楽しめるんじゃないでしょうか。
というレベル。
タカハシマコの絵も、世界観を保ちつつ、痛いっちゃ痛いんだが不完全燃焼。
特にせつないわけでもない感じ。
これは流し読みで十分。
他の作品を読みましょう。
というレベル。
タカハシマコの絵も、世界観を保ちつつ、痛いっちゃ痛いんだが不完全燃焼。
特にせつないわけでもない感じ。
これは流し読みで十分。
他の作品を読みましょう。
2011年1月19日に日本でレビュー済み
少女を青年であると言い切った桜庭氏の見事な原作を、
中性的な少年(少年という言葉自体が中性的なものである)を描くのが巧い、
タカハシ氏のタッチで描いた絶妙な作品。
原作の、滅茶苦茶文学的な装いながら実は現物的である世界観が、
捉えやすく描かれているのでは、と思います。
無論、ブンガクを完璧に再現するのは難しいみたいで、
女子高の恒例行事「王子選挙」などは、
ここを言葉でもっと説明しておかないと足りないのだろうなあ、
と感じざるを得なかったところがあって残念ですが、
夢見がちなオトメと現実的なオンナとの境界線はとても面白いですね。
中性的な少年(少年という言葉自体が中性的なものである)を描くのが巧い、
タカハシ氏のタッチで描いた絶妙な作品。
原作の、滅茶苦茶文学的な装いながら実は現物的である世界観が、
捉えやすく描かれているのでは、と思います。
無論、ブンガクを完璧に再現するのは難しいみたいで、
女子高の恒例行事「王子選挙」などは、
ここを言葉でもっと説明しておかないと足りないのだろうなあ、
と感じざるを得なかったところがあって残念ですが、
夢見がちなオトメと現実的なオンナとの境界線はとても面白いですね。
2009年1月24日に日本でレビュー済み
お勧めです。素晴らしい作品でした。
二人の作り手の才能が相乗し合って女子学園という独特の空気を、実にうまく表している作品だと思います。
修道会を母体とする女子学園の中で起きる出来事。
その中で何の権力も持たず生徒会からも忘れられた『読書部』が、
学園の輝かしい歴史に傷を残すとされ、隠蔽された出来事を倶楽部紙にて語り継いでいくというストーリー。
二本お話が収録されていたのですが、一本目は学園が伝統的に持つ『王子制度』に絡んだ話。
もう一本は学園内で絶対的件権力を持つ『生徒会』をテーマにしたものです。
可憐で可愛らしい少女達が集う秘密の花園…
舞台はあくまで理想化され脚色された架空の女子学園なのですが、
そこに集う女子学生達の行動は現実をよく映していて、非常に人間味があると感じさせる作品でした。
女子学園経験者は異質と思われるのが嫌で表ざたに口外することはありませんが
狭い世界の中で『王子』が存在することは事実ですし、
それと同様少女特有の狂気と女の持つ陰湿と言われかねない気風もやはり兼ね備えていると思います。
この作品ではデフォルメされた空間の中、まさに現実の女子学園で『隠蔽』されている事実の断片が
うまく散りばめられていると感じ、思わず唸りました。
原作者の桜庭さんは女子学園出身者?と思ってしまうような世界観造り。
現実の世界より美しく、しかし終わりは現実のように別れを持って語られるこの作品。
ジャンルに縛られる事なく幅広い方々にお勧めできる一冊です。
二人の作り手の才能が相乗し合って女子学園という独特の空気を、実にうまく表している作品だと思います。
修道会を母体とする女子学園の中で起きる出来事。
その中で何の権力も持たず生徒会からも忘れられた『読書部』が、
学園の輝かしい歴史に傷を残すとされ、隠蔽された出来事を倶楽部紙にて語り継いでいくというストーリー。
二本お話が収録されていたのですが、一本目は学園が伝統的に持つ『王子制度』に絡んだ話。
もう一本は学園内で絶対的件権力を持つ『生徒会』をテーマにしたものです。
可憐で可愛らしい少女達が集う秘密の花園…
舞台はあくまで理想化され脚色された架空の女子学園なのですが、
そこに集う女子学生達の行動は現実をよく映していて、非常に人間味があると感じさせる作品でした。
女子学園経験者は異質と思われるのが嫌で表ざたに口外することはありませんが
狭い世界の中で『王子』が存在することは事実ですし、
それと同様少女特有の狂気と女の持つ陰湿と言われかねない気風もやはり兼ね備えていると思います。
この作品ではデフォルメされた空間の中、まさに現実の女子学園で『隠蔽』されている事実の断片が
うまく散りばめられていると感じ、思わず唸りました。
原作者の桜庭さんは女子学園出身者?と思ってしまうような世界観造り。
現実の世界より美しく、しかし終わりは現実のように別れを持って語られるこの作品。
ジャンルに縛られる事なく幅広い方々にお勧めできる一冊です。