タイトルにひかれて衝動買い。
よく見てみたら、著者の福嶋さんは僕と全く同い年の1983年生まれ。
そのせいか、社会に対して思っていることが僕ととてもよく似ていて、すごく親近感を覚えた。
「日本の若者は不幸じゃない」というコンセプト自体もそうだし。
強く共感したのは、「私たちの世代は不況ネイティブである」という考え方。
「昔はよかったのに、今は不況だから不幸だ」とか言われたって、
僕らそもそもバブル時代を全く知らないよ。
だからそんなものと比べられたって困る。
「今の若者は可哀想だ」なんて言うのは、そのバブル時代につくられたものさしを、
今の時代にも当てはめて計ろうとするからじゃないのか。
そして問題なのは、そうしたものさしが親たちの世代だけではなくて、
そうした世代に影響を受けた若者たち自身の中にもあって、
自分で自分を計って「不幸だ」と思ってしまう人が少なくない、ということ。
だけどそうした人たちに対して、「若者たちは決して不幸じゃない」と著者は主張する。
かつての価値観とは違って、若者たちは10年後20年後の安定や大きな収入がなくても、
ちょっとした幸せ、「ちょい」の成功で満足できる。
オタク文化やインターネットの中で「居場所」を見つけられた若者は、それなりに幸せであって、
過去の価値観に照らし合わせて不幸を押しつける必要はないんじゃないか、という主張だ。
僕自身、この主張に賛同するところは多々ある。
僕の今の仕事量や給料を聞くと、眉をひそめて「それは大変だ」と同情してくれる大人たちがいる。
その一方で、僕自身は自分がそうした大人たちに比べて不幸だなんて思っていない。
確かに給料は多くないけれど、週末になればたくさんの友人を家に呼んで、
あり合わせの野菜や肉を鍋に放り込み、
少しずつ買い集めたお酒で安上がりな(でも美味しい)カクテルをつくって、
しょっちゅうパーティーを開いたりしている。
鍋といったら高級食材をなにか入れないと気が済まなくて、お酒は人につくってもらうもので……
なんて思っているようなバブルの価値観を引きずっている「大人」の人は、
きっとこの楽しさは分からないんだろうな、なんてむしろ同情したりするくらいだ。
だけど、手放しでは賛同できない部分もある。
とくに、将来のこと、具体的には子供のこと。
「若者は、300〜400万の収入があればいいと思ってる」
「女の子は、失敗しても家族という居場所が確保されている」
と著者は言及しているが、子供を養い、長い期間育てていく、
ということを考えたらそうはいかないのが現状だろう。
それを詳しく考えずに「今の若者は不幸じゃない」といったところで、
それは問題を先延ばしにしているだけだ。
そういう話を、もっと細かく検討してほしかったのだけど、
残念ながら上記のような主張が書かれているのは冒頭の導入部だけで、
それ以降は福嶋さんが運営するアイドルライブバー「ディアステージ」と、
各地で広がる「オタク文化」の紹介的な内容になってしまう。
「若者のパワーをあらわす具体的な動き」として、
アイドル、ゲーム、アニメ、をきっかけとしたオタクの若者たちの
具体的な行動の例が挙げられているのだが、
あくまで紹介にとどまってしまっているなぁ、という印象。
初めからそういうクラスターに属している人は「そうだそうだ」と言うかもしれないけど、
そういう文化に理解がない人がこれを読んでも、むしろ余計に奇異に見えるばかりで、
「なるほど、確かに若者は不幸じゃないな」とは思わないんじゃないだろうか。
全体として、もう少し冒頭の主張を掘り下げて、
説得力のあるものにしてほしかったなぁと思うけれど、
僕と同年代の人の社会に対する価値観や、
上の世代から「不幸だ」と言われることへの違和感が、
こうして本になることで少しでも伝わるきっかけになるのなら歓迎したい。
著者たちの今後の活動に期待したいと思わせる本だった。
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日本の若者は不幸じゃない (ソフトバンク新書) 新書 – 2011/1/19
日本の若者は果たして「不幸」なのか!?
秋葉原や地方での多くの事例をもとにして、現場から見えてきた若者のコミュニティや居場所の問題について考える。
日本の若者が不幸だと言われることは多い。
だが、その実態はどうなっているのだろうか?
秋葉原の「ディアステージ」で注目を集める“もふくちゃん”こと、福嶋麻衣子と
人気ブロガー・いしたにまさきが、秋葉原など全国各地で勃興している
新しいコミュニティのかたちやビジネスなどを通して、日本の若者の現在について論じる。
その主張には楽しく生き抜くためのヒントも満載である。
第1章 日本の若者は不幸ですか?
第2章 アキバ発! ディアステージとは何か?
第3章 地域コミュニティを駆動させるコンテンツ
第4章 聖地巡礼の先にあるもの
第5章 日本の若者の幸福と居場所について
秋葉原や地方での多くの事例をもとにして、現場から見えてきた若者のコミュニティや居場所の問題について考える。
日本の若者が不幸だと言われることは多い。
だが、その実態はどうなっているのだろうか?
秋葉原の「ディアステージ」で注目を集める“もふくちゃん”こと、福嶋麻衣子と
人気ブロガー・いしたにまさきが、秋葉原など全国各地で勃興している
新しいコミュニティのかたちやビジネスなどを通して、日本の若者の現在について論じる。
その主張には楽しく生き抜くためのヒントも満載である。
第1章 日本の若者は不幸ですか?
第2章 アキバ発! ディアステージとは何か?
第3章 地域コミュニティを駆動させるコンテンツ
第4章 聖地巡礼の先にあるもの
第5章 日本の若者の幸福と居場所について
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社ソフトバンククリエイティブ
- 発売日2011/1/19
- 寸法10.8 x 1.3 x 17.4 cm
- ISBN-104797362693
- ISBN-13978-4797362695
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商品の説明
著者について
福島 麻衣子(ふくしま まいこ)
株式会社モエ・ジャパン代表取締役。秋葉原にてアイドルが働くライブ&バー「ディアステージ」とアニソンDJバー「MOGRA」を経営。
通り名は「もふくちゃん」。DearStageRecords.というレーベル・プロダクションの運営もしている。
いしたに まさき ブロガー&ライター。Webサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的なレビューブログ「みたいもん!」運営。
2002年メディア芸術祭特別賞、第5回WebクリエーションアウォードWeb人ユニット賞受賞。
著書に「ネットで成功しているのは<やめない人たち>である」(技術評論社)、共著に「ツイッター 140字が世界を変える」(マイコミ新書)、
「クチコミの技術」(日経BP社)、「マキコミの技術」(インプレスジャパン)など多数。
株式会社モエ・ジャパン代表取締役。秋葉原にてアイドルが働くライブ&バー「ディアステージ」とアニソンDJバー「MOGRA」を経営。
通り名は「もふくちゃん」。DearStageRecords.というレーベル・プロダクションの運営もしている。
いしたに まさき ブロガー&ライター。Webサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的なレビューブログ「みたいもん!」運営。
2002年メディア芸術祭特別賞、第5回WebクリエーションアウォードWeb人ユニット賞受賞。
著書に「ネットで成功しているのは<やめない人たち>である」(技術評論社)、共著に「ツイッター 140字が世界を変える」(マイコミ新書)、
「クチコミの技術」(日経BP社)、「マキコミの技術」(インプレスジャパン)など多数。
登録情報
- 出版社 : ソフトバンククリエイティブ (2011/1/19)
- 発売日 : 2011/1/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 216ページ
- ISBN-10 : 4797362693
- ISBN-13 : 978-4797362695
- 寸法 : 10.8 x 1.3 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 921,023位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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いしたに まさき(@masakiishitani)
blog: https://mitaimon.com
twitter: http://twitter.com/masakiishitani
ブロガー、ライター、WEBマーケティングアドバイザー。2011年アルファブロガー・アワード受賞。 Webサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』運営。02年メディア芸術祭特別賞、第5回WebクリエーションアウォードWeb人ユニット賞受賞。アルファブロガー・アワード2011受賞。
共著に『ツイッター 140文字が世界を変える』(マイコミ新書)『クチコミの技術』(日経BP社)など多数。 他に、内閣広報室IT広報アドバイザー、Evernote コミュニティリーダー、ScanSnapアンバサダーなど務める。ひらくPCバッグなどカバンデザインの領域では2016年グッドデザイン賞受賞。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学生時代をバブル期真っ只中ですごした私は、不景気な世の中を生きる今の若者は不幸に違いないと思い込んでいた。でも、この本を読んで、今の若者は決して不幸ではなく、未完成の自分たちを楽しみながら成長して行っていると分った。
オタク文化もまだまだエネルギーの源になるし、学園祭的な未完成を楽しむ思考も十分ありで、これからの日本を支える才能がより生まれやすい社会になってきているようにも感じ、哀れみの気持ちから期待へと変わった。
オタク文化もまだまだエネルギーの源になるし、学園祭的な未完成を楽しむ思考も十分ありで、これからの日本を支える才能がより生まれやすい社会になってきているようにも感じ、哀れみの気持ちから期待へと変わった。
2013年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ゴロウ デラックス」で放送されていて、興味を持ちました。
若者の感覚で書かれていて、とても感心・共感できました。
秋葉原まで会いに行こうかと思ったぐらいです。
年配の人からすると、信じられないような感覚が書かれていると思うので、
「最近の若いもんは・・・」と言ってしまう前に、目を通してもらいたいです。
若者の感覚で書かれていて、とても感心・共感できました。
秋葉原まで会いに行こうかと思ったぐらいです。
年配の人からすると、信じられないような感覚が書かれていると思うので、
「最近の若いもんは・・・」と言ってしまう前に、目を通してもらいたいです。
2011年9月11日に日本でレビュー済み
この福島社長という女性、実家が中流より上くらいにあたる裕福な家庭に
生まれた人らしくて、ご両親も教育に意欲的で賢明な方だったようなんですね。
福島さんは幼少の頃からほとんど不自由なく育てられて、
上等な学校に通うかたわらで音楽の習い事なんかもやっているんです。
身体やお顔に目立った障害も不出来もなく、頭の中身も出来が良かったんでしょうね。
学業でつまずくことはなく、親御さん譲りの社交性で友人もできた。
早い段階でパソコンやインターネットに慣れ勤しんだおかげで、自力で生動画を配信したりと
ITスキルまで若いうちに身につけたようです。さらに英語も使いこなせる。
そんな福島麻衣子さんは東京藝術大学(笑)という、希少性が高く社会的にもステータスと
見なされる大学にストレートでお入りになられて留年することなく卒業されてます。
在学中の学業や活動を通して知り合った人々、もとい人脈を手に入れています。
ディアステージの活動においても、この時機につながりの出来た人々が関わっていたりも
しているようです。主にデザインや撮影、音楽といった分野のようです。
そんな彼女も卒業後に就職した良い会社の正社員という身分を手放した後の
ある期間を引き篭もってインターネットに没頭、その後の起業を経てディアステージや
MOGRAといった店を持つに至るわけで・・・・・・
今ではディアステージを発信拠点としたアイドルプロデュースが軌道にのり、メディアへの
露出も増えているようで順風満帆、福島麻衣子社長は着々と望みを叶えつつあるようですが
こんな生まれから育ちまで恵まれた日本の若者なんて、世代の中でも1〜2割ってところでしょう。
奇跡的な天運の下に生れ落ちた福島麻衣子さんは社長になり、時代に上手く乗って起業を
成功させて夢を叶えている真っ最中。結論⇒日本の若者は不幸じゃないっ!!(キリッ)
という話の流れですので、生まれつき頭が悪くて性格おかしいとか、就職に失敗して
非正規の低賃金なロクでもない職から抜け出せないとか、そういうありふれた日本の若者のことは
福島麻衣子社長にとっては眼中に無いまま語っているのが本の内容ですのでタイトルが不正確です。
けれども、読み物としては十分に面白いし、潜在能力や育ちに恵まれた若者向けには良い
メッセージがこめられているのは確かなので星2個です。
生まれた人らしくて、ご両親も教育に意欲的で賢明な方だったようなんですね。
福島さんは幼少の頃からほとんど不自由なく育てられて、
上等な学校に通うかたわらで音楽の習い事なんかもやっているんです。
身体やお顔に目立った障害も不出来もなく、頭の中身も出来が良かったんでしょうね。
学業でつまずくことはなく、親御さん譲りの社交性で友人もできた。
早い段階でパソコンやインターネットに慣れ勤しんだおかげで、自力で生動画を配信したりと
ITスキルまで若いうちに身につけたようです。さらに英語も使いこなせる。
そんな福島麻衣子さんは東京藝術大学(笑)という、希少性が高く社会的にもステータスと
見なされる大学にストレートでお入りになられて留年することなく卒業されてます。
在学中の学業や活動を通して知り合った人々、もとい人脈を手に入れています。
ディアステージの活動においても、この時機につながりの出来た人々が関わっていたりも
しているようです。主にデザインや撮影、音楽といった分野のようです。
そんな彼女も卒業後に就職した良い会社の正社員という身分を手放した後の
ある期間を引き篭もってインターネットに没頭、その後の起業を経てディアステージや
MOGRAといった店を持つに至るわけで・・・・・・
今ではディアステージを発信拠点としたアイドルプロデュースが軌道にのり、メディアへの
露出も増えているようで順風満帆、福島麻衣子社長は着々と望みを叶えつつあるようですが
こんな生まれから育ちまで恵まれた日本の若者なんて、世代の中でも1〜2割ってところでしょう。
奇跡的な天運の下に生れ落ちた福島麻衣子さんは社長になり、時代に上手く乗って起業を
成功させて夢を叶えている真っ最中。結論⇒日本の若者は不幸じゃないっ!!(キリッ)
という話の流れですので、生まれつき頭が悪くて性格おかしいとか、就職に失敗して
非正規の低賃金なロクでもない職から抜け出せないとか、そういうありふれた日本の若者のことは
福島麻衣子社長にとっては眼中に無いまま語っているのが本の内容ですのでタイトルが不正確です。
けれども、読み物としては十分に面白いし、潜在能力や育ちに恵まれた若者向けには良い
メッセージがこめられているのは確かなので星2個です。
2019年6月9日に日本でレビュー済み
"クラスターによって人と盛り上がりなどを共有し、コミュニケーションが生まれ、いつもと違ったけっして不幸ではない日々が始まることを私は願っています。"2011年発刊の本書は、でんぱ組.incプロデューサーとアルファブロガーの共著にて、毎日を楽しくするヒントやエールに満ちています。
個人的には、いわゆる『ゆとり世代』の方々ともお話しさせていただく事から世代理解を深める為、また共著者の1人である福嶋麻衣子のプロデューサーとしての活躍に注目させていただいている事から本書を手にとったのですが。
直接的には『朝まで生テレビ!』に2010年にテレビ出演した時の『若い人たちはちっとも不幸じゃない!』発言が話題になったことを受けて書かれているとはいえ、それだけに留まらず【現代アートの世界への苛立ちと撤退】その上での新たな挑戦として【ライブバー運営、アイドルマネジメントへ】と向かった事には(私は本なので道は違いますが)共感と、また『ちょい』『クラスタ』『学園祭ビジネス』といった、現在30代のゆとり世代が引っ張っているカルチャーを理解するのに役立ちました。
また本書の後半では、いにたにまさきによる『お台場ガンダム』『AKB48』『けいおん!』『ラブプラス』といった、数年前に流行した若者文化について【地域コミュニティを駆動させるコンテンツ】としての可能性について丁寧な解説を加えてくれているのですが。記憶に新しい『君の名は』でも起きたような、当たり前の現象となった【聖地巡礼】についてなど、こちらはこちらで、あらためて説明、補足してくれているような楽しさがありました。
ゆとり世代、そして今流行しているコンテンツへの理解を深めたい誰かへ。またでんぱ組.incファンの方にもオススメ。
個人的には、いわゆる『ゆとり世代』の方々ともお話しさせていただく事から世代理解を深める為、また共著者の1人である福嶋麻衣子のプロデューサーとしての活躍に注目させていただいている事から本書を手にとったのですが。
直接的には『朝まで生テレビ!』に2010年にテレビ出演した時の『若い人たちはちっとも不幸じゃない!』発言が話題になったことを受けて書かれているとはいえ、それだけに留まらず【現代アートの世界への苛立ちと撤退】その上での新たな挑戦として【ライブバー運営、アイドルマネジメントへ】と向かった事には(私は本なので道は違いますが)共感と、また『ちょい』『クラスタ』『学園祭ビジネス』といった、現在30代のゆとり世代が引っ張っているカルチャーを理解するのに役立ちました。
また本書の後半では、いにたにまさきによる『お台場ガンダム』『AKB48』『けいおん!』『ラブプラス』といった、数年前に流行した若者文化について【地域コミュニティを駆動させるコンテンツ】としての可能性について丁寧な解説を加えてくれているのですが。記憶に新しい『君の名は』でも起きたような、当たり前の現象となった【聖地巡礼】についてなど、こちらはこちらで、あらためて説明、補足してくれているような楽しさがありました。
ゆとり世代、そして今流行しているコンテンツへの理解を深めたい誰かへ。またでんぱ組.incファンの方にもオススメ。
2011年3月28日に日本でレビュー済み
本書の魅力は福嶋麻衣子さんの血肉のこもった言葉だと思います。彼女の発想と行動力が輝いている。
決して時代や社会への鋭い論説はないが、すばらしい考えが詰まっていました。
キーワードは「学園祭ビジネス」と「クラスター」。この二つは時代を超える力を持った方法論だと思う。
ただいかんせん、いしたにまさき氏が担当した章が福嶋麻衣子さんの言葉を補完していない。
まるで大学生がレポート書くのにネットから丸写ししてきたかのような内容。
代わりに福嶋麻衣子さんの活動に関する写真でも載せとけばよかったのに。
タイトルをいっさい無視して読めば十分うなづける。
今の時代がどうとかそんなこといーから、「福嶋麻衣子」という人の言葉と活動に絞って書けばよかったのでは?と思う。
決して時代や社会への鋭い論説はないが、すばらしい考えが詰まっていました。
キーワードは「学園祭ビジネス」と「クラスター」。この二つは時代を超える力を持った方法論だと思う。
ただいかんせん、いしたにまさき氏が担当した章が福嶋麻衣子さんの言葉を補完していない。
まるで大学生がレポート書くのにネットから丸写ししてきたかのような内容。
代わりに福嶋麻衣子さんの活動に関する写真でも載せとけばよかったのに。
タイトルをいっさい無視して読めば十分うなづける。
今の時代がどうとかそんなこといーから、「福嶋麻衣子」という人の言葉と活動に絞って書けばよかったのでは?と思う。
2018年1月14日に日本でレビュー済み
思い上がったタイトルが中味の乏しさ貧しさを象徴しているようです
最初の数ページで読む気が失せました
最初の数ページで読む気が失せました