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災害ボランティアの心構え (SB新書) 新書 – 2011/6/16

3.9 5つ星のうち3.9 11個の評価

真のボランティア活動のための指南書
3月11日に発生した東日本大震災は日本に空前の規模の被害をもたらした。
復興に向けた動きの中で、被災者に対して市民レベルでどのような支援が行えるのか──。
被災からの復興の助けとなるボランティア活動の指針となる一冊。


初心者ボランティアも押し掛けていい!?
被災地で何が求められているのか?
細かなニーズに対応できるのは、十人十色のボランティアしかいない!

2011年3月11日に発生した東日本大震災は空前の規模の被害をもたらした。
テレビなどで次々と伝わる被災地の惨状。
そうした現実を目の当たりにして、「自分も何か彼らの役に立てないだろうか」と考える人は多い。
被災者支援で、もっとも求められているのが、ボランティア活動だ。
ボランティア活動を理解し、ボランティア活動を実践するための心構えを、
世界各地で災害復興に携わってきたベテラン・ボランティアが解説!


第一章 東日本大震災の現場へ

第二章 ボランティアの本質

第三章 「何でもありや! 」のボランティア論

第四章 震災をいかに乗り越えるか

第五章 海外災害救援で学んだこと
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商品の説明

著者について

村井 雅清(むらい・まさきよ)
被災地NGO恊働センター代表。CODE海外災害援助市民センター事務局長。神戸学院大学客員教授。
阪神淡路大震災後から神戸を拠点に災害ボランティアの活動を行っている。
海外では、アフガニスタン、イラン地震やスマトラ沖地震、パキスタン北部地震、ハイチ地震など
さまざまな災害において、現地で復興作業の援助に携わる。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ SBクリエイティブ (2011/6/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/6/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 208ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4797365633
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4797365634
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1.3 x 17.4 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 11個の評価

著者について

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村井, 雅清
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カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
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11グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一読すべき。
2011年6月28日に日本でレビュー済み
『 ボランティア 』

やりたくてもなかなか勇気の出てこない言葉だ。

そんな『ボランティア』が、
「どんなあり方?」で
「何をやるのか?」が垣間見える本である。

著者のこれまでの活動からの実体験や被災者の言葉が詰まった1冊となっているので、
共感に訴える部分が多い本だった。

特に、今回の東日本大震災の対応については現在進行形の部分もあるので、
共感して「私も参加したい」と思う人にはいいガイドブックになると思う。

私も「遠野まごごろネット」のミーティングをオブザーブさせてもらったことがあるが、
現地の臨場感は参加したものだけが感じられる世界だった。

ちなみに、「遠野まごころネット」では今でも一緒に活動してくれるメンバーを募っている。

『ボランティア』してみたい人はこの本を一読し、
何かしたいと感じたら「遠野まごころネット」にアクセスしてみるのも一手であろう。

最後にもう一度、
「『ボランティア』ってなんだろう?」と思っている方々、是非この本を手に取ってください。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年7月13日に日本でレビュー済み
東日本大震災では阪神淡路大震災とくらべてボランティアの数がすくないといわれている. この本によれば阪神淡路のときは最初の 2 ヶ月くらいに圧倒的な数のボランティアがやってきたというが,東日本大震災ではその期間は被災地の混乱をおそれてボランティアのうけいれがおさえられていた. 著者は阪神淡路のときの経験から,ボランティアはそういうときにおしかけていけばよいという. また,「考える」 ボランティアであればマニュアルは不要だという. しかし,東日本大震災のような大災害においてはこのようなかんがえは危険であり,この本は有害なのではないだろうか.

たしかに,よく組織されたボランティアなら大災害の直後でもうまくはたらけるだろう. しかし,なんの条件もつけずにだれでもがおしかけていけばよいというのは無責任だとおもえる. 東日本大震災の直後の被災地にはさまざまな危険や混乱があった. それに対処できるそなえのないボランティアはおしかけるべきでなかっただろう.

阪神淡路とのちがいのひとつは,はやい時期から自衛隊や米軍が被災地にはいったことだ. かれらの仕事は危険や混乱のなかで 9 割,あるいは 99% のひとをすくうことであるのに対して,著者がいうようにボランティアがめざすべきは危険や混乱がある程度のぞかれたなかで 「最後の一人まで救う」 ことだろう.

ボランティアはときには 「おしかけて」 いくことも必要だろうが,もっと重要なのは臨機応変さ,著者のことばでいえば 「考える」 ボランティアが重要だろう. 著者はボランティア・マニュアルが 「考えない」 ことにつながるから不要だと主張しているが,東日本大震災をかんがえると危険から身をまもるためのマニュアルは必須だったとかんがえられる. ボランティアにはマニュアルをみて考える能力が必要であり,私が石巻などで実際にみたボランティアは,自分もふくめてそうしていたとおもう.
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年7月15日に日本でレビュー済み
1.内容
2011年3月11日に、いわゆる東日本大震災が起こったのだが、ボランティアが現地に入るのに躊躇するような情報が多く、ボランティアが足りない状況にある(たしかに、震災直後はやむを得ない面があったが)。しかし、多様なニーズに答えるには、多様なボランティアが必要であり、躊躇は必要なく、コーディネーターも原則として要らない。マニュアルよりも、ボランティアが自分の頭で考えるほうが、有益な支援ができるものである。著者は海外の経験も豊富だが、そこから、支援される側の自立を助けることなどが大事だということも知る。
2.評価
ボランティアについての報道に比べたら、ボランティアをやるのに背中を押してくれる内容になっているように思う。ただ、躊躇するような情報にも、個人的に意味があったと思う(震災直後は。現在は違う)。ボランティア感に若干の疑問が生じたので、星1つ減らして、星4つ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート