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量子力学で生命の謎を解く 単行本 – 2015/9/16
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生物と無生物を分かつ「魂」の招待は「量子の生気」か⁉
命の秘密に迫る、とてつもなくスリリングな一冊だ。
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【6刷突破のベストセラー】
【産経新聞、読売新聞、日経サイエンス、HONZにて書評掲載】
これが、21世紀の生命科学だ!
渡り鳥は、どのようにして目的地までの行き方を知るのか。
サケはなぜ3年間の航海を経て、生まれて場所にもどれるのか。
我々の意識はどのように生まれるのか。そして、生命の起源とは。
量子力学が明らかにする生命現象の畏るべき秘密。
(以下、目次)
第1章 はしがき
第2章 生命とは何か?
第3章 生命のエンジン
第4章 量子のうなり
第5章 ニモの家を探せ
第6章 チョウ、ショウジョウバエ、量子のコマドリ
第7章 量子の遺伝子
第8章 心
第9章 生命の起源
第10章 量子生物学:嵐の縁の生命
- 本の長さ408ページ
- 言語日本語
- 出版社SBクリエイティブ
- 発売日2015/9/16
- 寸法13.3 x 2.4 x 18.9 cm
- ISBN-104797384360
- ISBN-13978-4797384369
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出版社より
量子生物学が対象としている生命現象は多岐にわたる。電子がどのような法則に従うかや、原子のなかで電子がどのように分布するかを記述することで、化学、物質科学、エレクトロニクス全体の基礎をなしている。その数学的な法則は過去半世紀に実現したほとんどの技術的進歩の根幹をなしている。本書ではそのような生命現象の例として、酵素作用、光合成や呼吸、嗅覚や磁気感覚、遺伝を取り上げている。
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地磁気地球全体を巨大な棒磁石に見立て、南極から磁力線が出て外側に広がって、ループを描いて北極に入っていくとイメージしてほしい。両極近くでの磁力線の方向は地面とほぼ垂直だが、赤道に近づくにつれて傾いてきて、地面とほぼ水平になる。そのため、磁力線と地面が作る角度(伏角)を測るためのコンパス(伏角コンパス)を使うと、極の方角と赤道の方角区別できるが、北半球と南半球で磁力線は同じ伏角を示すため、北極と南極を見分けることはできない。 |
地形を変える一般的な化学物質が安定なのは、分子の容赦ない動きでも結合がめったにきれない。地形の起伏にたとえると、反応物分子が生成物へ変換するには、エネルギーの山を登らなければならない。その山を登るのに必要なエネルギーは熱によって与えられ、それによって原子や分子の運動が加速され振動したりする。 |
量子トンネル効果音が壁を通り抜けるのと同じように、乗り越えられそうにない障壁を粒子が簡単にすり抜けてしまうという奇妙な量子プロセスである。もしこのボールがたとえば電子で、山が反発力によるエネルギー障壁だったとしたら、波動としてもっと効率の良い方法ですり抜ける確率が少しだけある。 |
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二重スリット実験1単色光(ある特定の波長を持つ)を2本のスリットに向けて当てると、それぞれのスリットがスクリーンの反射側に対して新たな光源として作用する。光は波動としての性質を持っているため、それぞれスリットを通過するときに広がり、円形に広がる波が重なり合って干渉し、背後に縞模様ができる。 |
二重スリット実験2スリットめがけて銃弾を次々発射すると、光の場合に現れた波動的な振る舞いとは違い、粒子的な振る舞いを見せる。後ろのスクリーン当たった1個1個の銃弾は、どちらか一方のスリットを通過したのであって、両方を通過したはずはない。後ろのスクリーンには、複数の帯からなる干渉パターンではなく、それぞれのスリットに面した場所に2本の細い線ができる。 |
DNAのらせん構造糖とリン酸からなる背骨からできており、そこに実際のメッセージ、グアニン、シトシン、チミン、アデニンという核酸塩基の列が乗っかっている。ワトソンとクリックは、この一次元の列がコードのなっていることに気づき、それこそが遺伝コードにほかならないと提唱した。 2つの塩基をつないでいる水素結合(共有されている陽子)は点線で示されている。 |
商品の説明
出版社からのコメント
<訳者あとがき>より一部抜粋
本書は、近年になって著しい進歩を見せている量子生物学を紹介した本である。
量子生物学とはその名のとおり、生物の持つ量子力学的な性質を研究し、
量子力学を使って生命現象を解き明かす学問のことである。
本書では、生物の持つさまざまな謎を取り上げ、
量子力学の不気味な世界について平たく解説しながら、
その量子力学を使ってどのようにして生命の謎を解決できるかをひもといている。
量子生物学が対象としている生命現象は多岐にわたる。
本書ではそのような生命現象の例として、酵素作用、
光合成や呼吸、嗅覚や磁気感覚、遺伝を取り上げている。
その多くは、生物が生きる上でどうしても欠かせない基本的な作用で、
そこに量子力学が決定的な役割を果たしていることがいまや明らかとなっている。
さらに本書ではもっと踏み込んで、人間の精神活動、生命の起源、
そして生と死の違いもまた、量子力学に基づいて説明できるのではないかと説いている。
それらについては現段階では仮説にすぎないが、
最近になって実験的な傍証が得られはじめているものもあり、
真剣に耳を傾ける価値はおおいにある。
古典的なレベルで説明できないこれらの現象を、
さらに基本的な量子力学のレベルで説明しようというのは、
現代科学として正しいアプローチと言えるだろう。
著者について
英国サリー大学の理論物理学教授。原子核物理学と並行して量子生物学の研究をおこなっている。
一般向けの科学書を多数執筆しており、邦訳に『物理パラドックスを解く』(SBクリエイティブ)、
『見て楽しむ量子物理学の世界』(日経BP社)などがある。br> テレビやラジオの科学ドキュメンタリー番組の案内役も務める。
王立協会のマイケル・ファデラー賞や大英帝国勲章などを受賞。
●ジョンジョー・マクファデン Johnjoe McFadden
英国サリー大学の分子生物学教授。
遺伝病や感染症の研究を経て、現在は病原微生物の遺伝の研究とともに、
量子生物学やシステム生物学の研究をおこなっている。
著書に『量子進化―脳と進化の謎を量子力学が解く!』(共立出版)がある。
●水谷 淳(みずたにじゅん)
翻訳者。訳書に、『数学の秘密の本棚』『数学で生命の謎を解く』『数学は世界を変える』
『数学ミステリーの冒険』『どんな数にも物語がある』(以上、SBクリエイティブ)、
『人工知能 人類最悪にして最後の発明』(ダイヤモンド社)、
『物理学天才列伝(上・下)』(講談社ブルーバックス)などがある。
登録情報
- 出版社 : SBクリエイティブ (2015/9/16)
- 発売日 : 2015/9/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 408ページ
- ISBN-10 : 4797384360
- ISBN-13 : 978-4797384369
- 寸法 : 13.3 x 2.4 x 18.9 cm
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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まだ謎のままですが、日々、最先端の科学者たちが追い求めているようです。
学術的事例をもう少し省いて頂くと、もっと快適な旅だったような気がします(文系には)。
なぜ、今、頭をよぎるものを、パソコンで文字にして打てているのか、謎です。
最近、人工光合成も話題になっているが、物理学×生物学で、自然を支配しているメカニズムに新しい知見が生まれ、
新しい技術も生まれるのだろう。
私自身は文系出身で化学も物理もほぼゼロ知識だったので本書のいくつかの部分は全く理解できませんでしたが、それでもいかにこの分野が革新的で、謎めいていて、直観に反していて、でも様々な可能性を秘めているエキサイティングな学問かはひしひしと伝わりました。
ヨーロッパコマドリは毎年3,000kmほどの渡りをするが、この鳥たちはどのようにして、見知らぬ土地を移動して、見知らぬ目的地へとたどり着くことができるのか?それは、ヨーロッパコマドリの目に存在するクリプトクロムという光受容体が、量子もつれを利用して磁力線を「見」ており、それを手掛かりに遥か遠くにある目的地を目指すことができるというということが証明されているようです。まさしく、クリプトクロムが磁力線を「見」ることができるという量子力学の現象が、生物というマクロの世界の不思議な現象を説明してくれる好例でしょう。他にも本書では、同様にオオカバマダラの渡りや、光合成、酵素の働き、遺伝、適応的突然変異といった不思議な現象について、量子力学の観点から説得力のある説明を与えてくれています。