主人公の師匠である清滝鋼介九段の降級をかけた戦いが熱い7巻。
お茶目で優しい面白いオッさんである愛すべき師匠。
トッププロがしのぎを削り名人への挑戦権を賭けて総当たりするA級で2回1位を取り挑戦した実力者。
古豪といっていい実績ある棋士ですが衰えにいら立ちを隠せません。
頓死敗北後の描写、スマホゲーにのめり込む理由、時代についていけず空回りする姿と雌伏、我慢の描写が続きます。
中盤心に火が付いてから周囲に影響を与えながら突き進み、主人公に劣らない才能の持ち主である神鍋六段との一戦を迎え熱闘が繰り広げられます。そんな姿に憧憬を禁じ得られません。
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りゅうおうのおしごと! 7 (GA文庫) 文庫 – 2018/1/13
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《TVアニメ化決定! 》
《このライトノベルがすごい! 2017・2018 文庫部門1位 2連覇! 》
《シリーズ累計100万部突破! 》
《第28回将棋ペンクラブ大賞優秀賞受賞! 》
《監修は関西若手プロ棋士集団「西遊棋」! 》
《朝日新聞書評欄掲載! 》
「文句があるならかかってこい! 八一!!」
清滝一門の祝賀会。師匠である清滝鋼介九段から叩きつけられたその
言葉に、八一は衝撃を受ける。
順位戦――名人へと続く階段で、昇級のチャンスを迎えた八一と、降
級の危機にある清滝。師匠の苦しみを理解しつつも八一は己の研究を信
じて破竹の進撃を続ける。
一方、棋力のみならず将棋への熱をも失いかけていた清滝は――
「衰えを自覚した棋士が取れる手段は二つ……」
残酷な運命に抗うのか、従うのか、それとも……?
笑いあり涙ありの浪速ド根性将棋ラノベ、号泣必至の第7巻!
《このライトノベルがすごい! 2017・2018 文庫部門1位 2連覇! 》
《シリーズ累計100万部突破! 》
《第28回将棋ペンクラブ大賞優秀賞受賞! 》
《監修は関西若手プロ棋士集団「西遊棋」! 》
《朝日新聞書評欄掲載! 》
「文句があるならかかってこい! 八一!!」
清滝一門の祝賀会。師匠である清滝鋼介九段から叩きつけられたその
言葉に、八一は衝撃を受ける。
順位戦――名人へと続く階段で、昇級のチャンスを迎えた八一と、降
級の危機にある清滝。師匠の苦しみを理解しつつも八一は己の研究を信
じて破竹の進撃を続ける。
一方、棋力のみならず将棋への熱をも失いかけていた清滝は――
「衰えを自覚した棋士が取れる手段は二つ……」
残酷な運命に抗うのか、従うのか、それとも……?
笑いあり涙ありの浪速ド根性将棋ラノベ、号泣必至の第7巻!
- 本の長さ344ページ
- 言語日本語
- 出版社SBクリエイティブ
- 発売日2018/1/13
- 寸法10.6 x 1.7 x 15 cm
- ISBN-104797395508
- ISBN-13978-4797395501
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商品の説明
著者について
白鳥士郎(しらとりしろう)
GA文庫より『らじかるエレメンツ』でデビュー。
代表作として『のうりん』シリーズ(GA文庫)など
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代表作として『のうりん』シリーズ(GA文庫)など
登録情報
- 出版社 : SBクリエイティブ (2018/1/13)
- 発売日 : 2018/1/13
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 344ページ
- ISBN-10 : 4797395508
- ISBN-13 : 978-4797395501
- 寸法 : 10.6 x 1.7 x 15 cm
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上位レビュー、対象国: 日本
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2018年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
清滝九段が7巻の主役なのは間違いなく、他の方々のレビューも熱い。ですので、違う点を。
「竜王の仕事」って何だろう、とはずっと思っていたんです。
将棋が強いことは最低限でしょう。
十一連敗当時、綺麗な将棋を指すことだと考えていた。でも形にこだわらずしぶとく勝ちにこだわることを思い出した。
そのことに関しての区切りが、今思えば5巻だったんですね。初動が悪く、5巻で終るはずだったので、最低限のことは書きたかったのだと思います。
奇跡的に続きも出ることになり、最低限以上の「竜王の仕事」に関しても書くことが出来るようになったのかな、ということに7巻読後気が付きました。
清滝九段が示した、師匠としてのあるべき姿、強制せずともあんなふうになりたい、と思わず正座してしまうほどの、模範を示す棋士になること。
それは、あいと天衣の師匠としてだけでなく、棋界最高位である竜王の仕事ですね。常に上座、というのは初めて知りましたが、こういう世界において上座に座るということはそういうことです。
あれ、銀子は?という意見は尤もなのですが、俯瞰的に捉えた場合、清滝九段が「師匠」として立ち直ることは不可欠だと思います。
またどうすればいいのかわからなくなってしまった八一が、それでも、どんな棋士になりたいかは再確認していました。
本文で書いていなくとも、同じ場にいた銀子も決心が固まったということはわかります。
あこがれの重要さは何巻でしたか、八一自身が指摘していたことです。
まずはそこですが、さらに先にあるのは蔵王九段。棋界を牽引する、ということ。
対局後の蔵王九段の言葉は、今はわからないかもしれません。冷静じゃありませんでしたし。
蔵王九段の引退会見での「やるべきことは全てやった、悔いはない」で、ああ、最後にどうしても確かめたかったのだとわかりました。
名人との対局で2分弱で読みつくした今の八一が費やした14分と言う時間は、素人では想像できないほど、あらゆる策を探し続けた証だと思います。
なぜそれが才能の証明なのか、というのは、他でもない、7巻の主役・清滝九段が失い、取り戻した負けたくないという執念、でしょう。
「勝負を度外視したら将棋がつまらなかった」というのは、そういうことだと思います。
これは私も思い当たったのですが、最近悔しいと思うことが少なくなると同時に、あまり面白くなくなったのです。将棋ではないですが。
やるからには勝つ、という執念が強いほど、負けたら悔しい。負けることが多くなるとあらかじめ予防線を張ってしまうので、それほど悔しさはなくなる。
引き換えに、面白いと思うこともなくなるので、さらに執念がなくなる、負のスパイラル。
今後年をとったとき、この棋譜の14分はそのときの悔しさを思い出す宝物だと思いますが、おっさんにならないとわからないかもしれませんね。
蔵王九段の、飄々としていながらもしっかり道を示すやり方は、冒頭での天衣の指導対局、相手に考えさせる、というのが理想的というところにリンクします。
最後の最後まで、有望な若手育成に努めたその姿に、棋界を牽引し続けてきた功労者の業績は全て語らずとも十分伺えました。
棋界最高位であり、常に上座というのは、究極的にはここまで到ることが必要なんでしょうね。
6巻以降に見えるのはコンピュータ。そしてその象徴的存在・於鬼頭帝位。
強いことは最低限の条件、ということは7巻の影のテーマだったと思います。
投了に14分かけた八一と、名人との死闘でリップクリーム投了するくらいスタイリッシュさにこだわる神鍋六段が、一手詰めまで投げなかったこと。
6巻での、銀子とのあれほど大切な対局で、さらりと負けた椚二段(当時)。
これが意味するところは、6巻以降のテーマとつながっていると思います。
強いだけの将棋で、対局を見ていて泣けてくるほど人を熱くさせることが出来るのか?「竜王の仕事」がそれだけで本当に全うできるのか?
涙無しでは読めなかった7巻と併せて考えたとき、この作品が今後どういう展開になるのか、ますます楽しみになりました。
「竜王の仕事」って何だろう、とはずっと思っていたんです。
将棋が強いことは最低限でしょう。
十一連敗当時、綺麗な将棋を指すことだと考えていた。でも形にこだわらずしぶとく勝ちにこだわることを思い出した。
そのことに関しての区切りが、今思えば5巻だったんですね。初動が悪く、5巻で終るはずだったので、最低限のことは書きたかったのだと思います。
奇跡的に続きも出ることになり、最低限以上の「竜王の仕事」に関しても書くことが出来るようになったのかな、ということに7巻読後気が付きました。
清滝九段が示した、師匠としてのあるべき姿、強制せずともあんなふうになりたい、と思わず正座してしまうほどの、模範を示す棋士になること。
それは、あいと天衣の師匠としてだけでなく、棋界最高位である竜王の仕事ですね。常に上座、というのは初めて知りましたが、こういう世界において上座に座るということはそういうことです。
あれ、銀子は?という意見は尤もなのですが、俯瞰的に捉えた場合、清滝九段が「師匠」として立ち直ることは不可欠だと思います。
またどうすればいいのかわからなくなってしまった八一が、それでも、どんな棋士になりたいかは再確認していました。
本文で書いていなくとも、同じ場にいた銀子も決心が固まったということはわかります。
あこがれの重要さは何巻でしたか、八一自身が指摘していたことです。
まずはそこですが、さらに先にあるのは蔵王九段。棋界を牽引する、ということ。
対局後の蔵王九段の言葉は、今はわからないかもしれません。冷静じゃありませんでしたし。
蔵王九段の引退会見での「やるべきことは全てやった、悔いはない」で、ああ、最後にどうしても確かめたかったのだとわかりました。
名人との対局で2分弱で読みつくした今の八一が費やした14分と言う時間は、素人では想像できないほど、あらゆる策を探し続けた証だと思います。
なぜそれが才能の証明なのか、というのは、他でもない、7巻の主役・清滝九段が失い、取り戻した負けたくないという執念、でしょう。
「勝負を度外視したら将棋がつまらなかった」というのは、そういうことだと思います。
これは私も思い当たったのですが、最近悔しいと思うことが少なくなると同時に、あまり面白くなくなったのです。将棋ではないですが。
やるからには勝つ、という執念が強いほど、負けたら悔しい。負けることが多くなるとあらかじめ予防線を張ってしまうので、それほど悔しさはなくなる。
引き換えに、面白いと思うこともなくなるので、さらに執念がなくなる、負のスパイラル。
今後年をとったとき、この棋譜の14分はそのときの悔しさを思い出す宝物だと思いますが、おっさんにならないとわからないかもしれませんね。
蔵王九段の、飄々としていながらもしっかり道を示すやり方は、冒頭での天衣の指導対局、相手に考えさせる、というのが理想的というところにリンクします。
最後の最後まで、有望な若手育成に努めたその姿に、棋界を牽引し続けてきた功労者の業績は全て語らずとも十分伺えました。
棋界最高位であり、常に上座というのは、究極的にはここまで到ることが必要なんでしょうね。
6巻以降に見えるのはコンピュータ。そしてその象徴的存在・於鬼頭帝位。
強いことは最低限の条件、ということは7巻の影のテーマだったと思います。
投了に14分かけた八一と、名人との死闘でリップクリーム投了するくらいスタイリッシュさにこだわる神鍋六段が、一手詰めまで投げなかったこと。
6巻での、銀子とのあれほど大切な対局で、さらりと負けた椚二段(当時)。
これが意味するところは、6巻以降のテーマとつながっていると思います。
強いだけの将棋で、対局を見ていて泣けてくるほど人を熱くさせることが出来るのか?「竜王の仕事」がそれだけで本当に全うできるのか?
涙無しでは読めなかった7巻と併せて考えたとき、この作品が今後どういう展開になるのか、ますます楽しみになりました。
2018年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オッサン流開眼! 今回は師匠、清滝鋼介回です。
なのでしょうね、この親娘。私をどれだけ揺さぶれば気が済むんでしょう(3~4巻の桂香さんが大好きです)。泥臭さが関西将棋というなら、正にこの二人がその体現者です。
と、まぁ。非常に、それこそ5巻に負けない熱さを展開てくれた今回ですが、どうもそういった感想は多々あるようなので、ひねくれ者としてちょっと角度を変えていきたいと思います。
作者さん、姉弟子で遊び過ぎ。
何です今回? ウェディング姉弟子に、私服デート姉弟子、猫にゃんにゃんコスプレ姉弟子、お姉ちゃん姉弟子(銀子ちゃん。注:年下)。
萌えてしまうでしょ、熱く萌えてしまうでしょ。熱く。
グッジョブです!
なんだろう、桂香さんに妙に八一とくっつけられそうな展開あるし、ラブホ再訪してるし、八一に対してぽんぽんとお姉ちゃん(しつこいようだけど年下)しているし。
前回から姉弟子押しに入ったか………。
その他今回も作者の遊び心満載で、熱く燃え上がる展開のみならず、熱く萌え上がる展開満載です。
反面、ゾッとする展開もあるんですけどね。
りゅうおうの弟子が…………。まぁ、何時もの事です。病み落ちしかけるだけ。
と、血筋の方の怖さが露わになっただけ。お父さんはご愁傷様。うん、でも、JKにパクっといかれたのか、お父さん。こりゃ、八一も5年後位怖いね。いや、一番弟子は今年10だから6年か。何がって、ナニがだけど(人生の墓場的な意味(姉弟子二十歳だからそれまでにどうにしないと))。
なのでしょうね、この親娘。私をどれだけ揺さぶれば気が済むんでしょう(3~4巻の桂香さんが大好きです)。泥臭さが関西将棋というなら、正にこの二人がその体現者です。
と、まぁ。非常に、それこそ5巻に負けない熱さを展開てくれた今回ですが、どうもそういった感想は多々あるようなので、ひねくれ者としてちょっと角度を変えていきたいと思います。
作者さん、姉弟子で遊び過ぎ。
何です今回? ウェディング姉弟子に、私服デート姉弟子、猫にゃんにゃんコスプレ姉弟子、お姉ちゃん姉弟子(銀子ちゃん。注:年下)。
萌えてしまうでしょ、熱く萌えてしまうでしょ。熱く。
グッジョブです!
なんだろう、桂香さんに妙に八一とくっつけられそうな展開あるし、ラブホ再訪してるし、八一に対してぽんぽんとお姉ちゃん(しつこいようだけど年下)しているし。
前回から姉弟子押しに入ったか………。
その他今回も作者の遊び心満載で、熱く燃え上がる展開のみならず、熱く萌え上がる展開満載です。
反面、ゾッとする展開もあるんですけどね。
りゅうおうの弟子が…………。まぁ、何時もの事です。病み落ちしかけるだけ。
と、血筋の方の怖さが露わになっただけ。お父さんはご愁傷様。うん、でも、JKにパクっといかれたのか、お父さん。こりゃ、八一も5年後位怖いね。いや、一番弟子は今年10だから6年か。何がって、ナニがだけど(人生の墓場的な意味(姉弟子二十歳だからそれまでにどうにしないと))。
2018年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
終盤の清滝師匠の将棋はボロ泣きしながら読んでいた。
対局の描写を見ながら、震えるほど熱くなったり、涙が止まらなくなったりするのはこの小説くらいなのではないか、と思う。
ここまで涙が溢れてきたのは4巻以来かもしれない。
りゅうおうのおしごとは、将棋のシビアな世界を書いている。そこは勝敗がすべてに優先する厳しい世界である。
ただ、この作品が描いているのはそれだけではなく、間違いなく将棋でできた『繋がり』を書いている作品だと思う。
主人公の八一も天狗になってちょっとイヤな感じだったけれど、一度叩き直されて、また新しくスタートを切るんじゃないだろうか。
次巻は女流タイトル戦がメインになるようで、フィーチャーされるのは久しぶりに夜叉神天衣だろうか。キャラクターとしては一番好みなので楽しみ。
一つ気になったのは、前巻、『銀子の辛く厳しい戦いは一筋の光明を得ながらも、ようやく今始まったばかり』的なオチだったにも関わらず、今巻は銀子編ではなかったこと。まさかのオッサン編。というか、まさかオッサンにここまで泣かされるとは思っていなかったが……。
八一と銀子の関係性の距離感は、前巻では苦しいほどに切実なものだったように感じるが、今回は将棋以外でデートパートもあったりして、いつの間にこんなに距離が縮まっているんだ、こっちの知らない間に!? と驚くレベル。
銀子は普段は八一に暴言を吐いたり小突き回したりするが、密室(ラブホ)では八一の要求を断れず将棋でも負かされ、次第にコスプレにもノリノリに、しかもそれが定例化……ってなんかすげぇ男女の関係っぽいんですが。もうデキてるんですかねコイツら。と少し思いました。
デンジャラスビーストは確かに素敵エロい衣装ですが、スマホアプリやっている余裕がないはずの八一君のチョイスであることと、銀子がそれを受け容れていることに、ちょっと前巻からの落差を感じずにはいられませんでした。いや、今巻の銀子もすっごい可愛いんですが。
銀子苦難編も、前巻ああいう引っ張り方をした以上、ちゃんと続きを書いて欲しい。それとも前巻で作者的には一段落した感じなんだろうか。そこは疑問です。
今、間違いなく一番心を揺さぶる作品を描けるライトノベル作家であることは間違いないと思うので、もうもっと色々書いて欲しいという気持ちです。書きたいこと全部書いて欲しい。銀子のことも、弟子たちのことも、そして八一の新しい戦いも。
せっかくだから長期シリーズとして読み続けたいと思える作品です。
対局の描写を見ながら、震えるほど熱くなったり、涙が止まらなくなったりするのはこの小説くらいなのではないか、と思う。
ここまで涙が溢れてきたのは4巻以来かもしれない。
りゅうおうのおしごとは、将棋のシビアな世界を書いている。そこは勝敗がすべてに優先する厳しい世界である。
ただ、この作品が描いているのはそれだけではなく、間違いなく将棋でできた『繋がり』を書いている作品だと思う。
主人公の八一も天狗になってちょっとイヤな感じだったけれど、一度叩き直されて、また新しくスタートを切るんじゃないだろうか。
次巻は女流タイトル戦がメインになるようで、フィーチャーされるのは久しぶりに夜叉神天衣だろうか。キャラクターとしては一番好みなので楽しみ。
一つ気になったのは、前巻、『銀子の辛く厳しい戦いは一筋の光明を得ながらも、ようやく今始まったばかり』的なオチだったにも関わらず、今巻は銀子編ではなかったこと。まさかのオッサン編。というか、まさかオッサンにここまで泣かされるとは思っていなかったが……。
八一と銀子の関係性の距離感は、前巻では苦しいほどに切実なものだったように感じるが、今回は将棋以外でデートパートもあったりして、いつの間にこんなに距離が縮まっているんだ、こっちの知らない間に!? と驚くレベル。
銀子は普段は八一に暴言を吐いたり小突き回したりするが、密室(ラブホ)では八一の要求を断れず将棋でも負かされ、次第にコスプレにもノリノリに、しかもそれが定例化……ってなんかすげぇ男女の関係っぽいんですが。もうデキてるんですかねコイツら。と少し思いました。
デンジャラスビーストは確かに素敵エロい衣装ですが、スマホアプリやっている余裕がないはずの八一君のチョイスであることと、銀子がそれを受け容れていることに、ちょっと前巻からの落差を感じずにはいられませんでした。いや、今巻の銀子もすっごい可愛いんですが。
銀子苦難編も、前巻ああいう引っ張り方をした以上、ちゃんと続きを書いて欲しい。それとも前巻で作者的には一段落した感じなんだろうか。そこは疑問です。
今、間違いなく一番心を揺さぶる作品を描けるライトノベル作家であることは間違いないと思うので、もうもっと色々書いて欲しいという気持ちです。書きたいこと全部書いて欲しい。銀子のことも、弟子たちのことも、そして八一の新しい戦いも。
せっかくだから長期シリーズとして読み続けたいと思える作品です。
2018年1月18日に日本でレビュー済み
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シリアス多め、小学生とのイチャイチャ少なめ。言うがままの銀子、調子に乗る八一、不調もあってキレる師匠。いろいろあって師匠復活へ。だいたいこんな内容。前巻で精神的にしんどそうだった姉弟子について触れていないので流れが切れたような印象を受けた。だが話がつまらないと言う事は無い。さいごにはキッチリ感動した。後書きにも感動した。