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痛快!サバイバル経営学 (痛快!シリーズ) 単行本 – 2002/1/25
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社インターナショナル
- 発売日2002/1/25
- ISBN-104797670495
- ISBN-13978-4797670493
商品の説明
メディア掲載レビューほか
取っつきにくい経済学、心理学、コンピュータ学などをマンガや図版を多用して大胆かつ分かりやすく解説することで人気を呼んでいる『痛快!』シリーズ。その最新刊が、阪口大和・立正大学教授が案内役となる本書だ。
「混迷の時代には、教科書に書かれているようなきれい事だけでは生き残れない。『国家破産』に等しい状況の日本で勝者となるには、経営者的な物の見方が不可欠」と言う。そこでまず「ビジネス・スクールに行かずに名経営者になった男たち」として、米デルコンピュータの会長兼最高経営責任者(CEO)のマイケル・デル氏などの事例を紹介。理論より実践、学歴よりエキスパートが求められる米国の事情を解説する。
組織論の章では、さらに大胆に自説を展開する。組織は性悪であり、今の日本は官民ともに「組織暴走のオンパレード」と指摘。その暴走を唯一制御できるのが有能なリーダーであるとする。旧日本軍、ベトナム戦争時の米軍、特殊法人問題などを例に挙げ、滅びる組織と生き残る組織の違いをリーダー像を軸に検証していく。
最終章では、日本再興への提言として、第3次産業へのシフトやギャンブル産業の合法化策などを挙げ、次代を読むヒントを示している。
(日経ビジネス 2002/02/18 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 集英社インターナショナル (2002/1/25)
- 発売日 : 2002/1/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 216ページ
- ISBN-10 : 4797670495
- ISBN-13 : 978-4797670493
- Amazon 売れ筋ランキング: - 425,356位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,477位経営学 (本)
- - 28,796位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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これからの組織の中での生き方(サバイバル)を、考えさせられる1冊でした。
また、理論そのものは書いてないものの、経営学の問題意識、奥深さ、難しさ等を感じることができました。
組織が大きくなると・・・分業が必要になり・・・専門家が力を持ち「組織にスーパーマンは不要」という文化が生まれ・・・「組織原理」という慣性力によって組織が動かされるようになる。この結果、組織全体のためにある部署を廃止する(=一部の専門家を不要と判断する)と、そこから激しい抵抗が生じる。こうして、組織原理最優先の組織(改革拒否)に堕してしまう。この組織原理の外にある唯一の存在が「リーダー」である。リーダーには、「他の人とは違う」という異質性と、「われわれの仲間だ」と思わせる同質性がバランスよく同居しなければならない。しかし、日本は極端な平等主義ははびこっているために、同質性>異質性、という選考基準になりやすい。
リーダーの力の源泉は人事である。独裁型リーダーを戴く組織は、危機に強い。しかし、一人のリーダーですべてを差配できないので、リーダーは決定権の一部を部下に委譲する。そのときに組織原理優先化を防ぐためには、部下の人事権をリーダーがしっかりと握っておかなければならない。しかし、従来の終身雇用制は、リーダーの人事権を減殺するため組織暴走を起こしやすい。日本人は、みずから権力を行使する欧米型の大久保利通よりも、部下思いのものわかりのいい大将である西郷隆盛の方が好きである。
などなど、非常におもしろい論考である。
この本の中では経営学の歴史、資本主義経済の原理原則、リーダーに求められる資質、一般的に組織のたどる変遷、そして経営学の目的などがわかりやすく書かれています。
経営学の入門書として本書に勝るものはおそらくないと思われます。また官僚組織の組織論的な見解ついてもよく書かれています。彼自身が東大法学部出身ということに由来するのでしょう。
これだけ素晴らしい本が2000円以下の値段で販売されているなんて奇跡としか言いようがありません。すばらしい本です。
あくまで基礎的な事柄が中心ですが、
経営学の本質的なことを教えてくれるので
非常に有益な本でした。
これから経営学を学ぶ人、もしくは経営学の基礎を復習したい人にお勧めの一冊です。
追記。
組織論理はこの本の白眉なので経営学に興味のない人も一度読んでみることをお勧めします。
日本の現在の制度の欠陥が理解しやすくなります。
S.H.
本書は経営学と銘打っているものの、会計だの何だのといった
細かい話は主眼ではない。
もっと大局的に、経営学の視点から見た「組織論」「国家論」が
本書の要諦である。組織の腐敗、権力の暴走を克明に浮き彫りに
してみせた名著。
何らかの組織のリーダーを目指す人は絶対に読んでおくべき書である。