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ローマから日本が見える 単行本 – 2005/6/24
塩野 七生
(著)
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著者が語る「もう一つのローマ人の物語」。
国家の衰亡は外部要因で決まるのではない、すべては「自己改革の勇気」にある――塩野七生が独自の史観で描く「現代日本人のためのローマ史入門」。
国家の衰亡は外部要因で決まるのではない、すべては「自己改革の勇気」にある――塩野七生が独自の史観で描く「現代日本人のためのローマ史入門」。
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社インターナショナル
- 発売日2005/6/24
- ISBN-104797671378
- ISBN-13978-4797671377
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商品の説明
著者について
1937年7月、東京に生まれる。学習院大学文学部哲学科卒業後、1963~68年にかけてイタリアで遊びつつ、学ぶ。1968年より執筆活動を開始。
主な著書に『ルネサンスの女たち』、『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』(毎日出版文化賞)、『海の都の物語』(サントリー学芸賞)など。
1992年より、ローマ興亡の歴史を描く『ローマ人の物語』を1年1作のペースで書き続けている。
1970年よりイタリア在住。
主な著書に『ルネサンスの女たち』、『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』(毎日出版文化賞)、『海の都の物語』(サントリー学芸賞)など。
1992年より、ローマ興亡の歴史を描く『ローマ人の物語』を1年1作のペースで書き続けている。
1970年よりイタリア在住。
登録情報
- 出版社 : 集英社インターナショナル (2005/6/24)
- 発売日 : 2005/6/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 368ページ
- ISBN-10 : 4797671378
- ISBN-13 : 978-4797671377
- Amazon 売れ筋ランキング: - 765,677位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 230位古代ローマ史
- - 2,038位ヨーロッパ史一般の本
- カスタマーレビュー:
著者について
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1937年7月7日、東京生れ。
学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。1968年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。
1982年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。1983年、菊池寛賞。1992年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくむ(2006年に完結)。1993年、『ローマ人の物語I』により新潮学芸賞。1999年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。2007年、文化功労者に選ばれる。2008-2009年、『ローマ亡き後の地中海世界』(上・下)を刊行。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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HIROSIMAの星
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368ページ中、主題部分は30ページ。ローマの為政者は財・知・徳のある者が、市民集会の賛同を得て選ばれ、任期を務めきらねばならない。市民は兵役を税として提供し、為政者は私財で武具を揃え使用人に訓練を施し、家族の生計を保障し、戦時先陣を勤め、ローマの平和と発展を担う義務を負う。から始まり、女性の影響力で権力者が邪に流れ、ひ弱に育った後継者が政治を乱し、市民が私利私欲に埋もれて滅亡して行く姿がどこかの国に似ていると説く。
caferics
Amazonで購入
正直言いまして、購入するのをためらいました。
ローマ史どころか世界史にほとんど精通してなかったので、楽しめるか不安だったからです。
でも、その不安は序章で解消。
塩野さんのわかりやすい説明で、ローマの歴史に引き込まれました。
なんといっても、彼女の現代的な簡潔な説明が一番ですね。
ローマ人の物語も読みたくなったぐらいです。
内容は、ローマ史だけを論じるのではなく、最終章に日本政治との比較があるなど、日本の政治改革にも焦点を当てていると思います。
だから、政治に興味のある人、現役政治家にもぜひとも読んでもらいたい一冊です。
ただ、中身が濃いので、一日で読むのは困難かも。
ローマ史どころか世界史にほとんど精通してなかったので、楽しめるか不安だったからです。
でも、その不安は序章で解消。
塩野さんのわかりやすい説明で、ローマの歴史に引き込まれました。
なんといっても、彼女の現代的な簡潔な説明が一番ですね。
ローマ人の物語も読みたくなったぐらいです。
内容は、ローマ史だけを論じるのではなく、最終章に日本政治との比較があるなど、日本の政治改革にも焦点を当てていると思います。
だから、政治に興味のある人、現役政治家にもぜひとも読んでもらいたい一冊です。
ただ、中身が濃いので、一日で読むのは困難かも。
わおん
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イタリア在住の著者にしか書けない、斬新な視点が面白い。現代の世相を、ローマ帝国時代となぞらえて、納得させる手法は著者にしかありえない。塩野ファンには、絶対おすすめです。
dokusyo
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この本を読むまで、私は塩野さんはもとより、古代ローマで知っていることと言えば、「カエサルはブルータスに殺された」位しか知りませんでした。
しかし、いざ読み始めると、古代ローマ人の考えや行動に圧倒されました。今まで知らなかった自分が愚かだっとさえ感じてしまうほど衝撃を受けました。それ程の衝撃を、初心者の私にも分りやすく伝えられる塩野さんにも興味がわきました。彼女の代表作「ローマ人の物語(新潮文庫 全31巻)」も、今後読んでみたい本です。
内容に関して、ローマ史全てを知ることはできませんが、王政から共和政、そしてカエサルの帝政に流れる、
人智の進化がヒシヒシ伝わります。特別付録として、塩野さんが、アレクサンダーからローマ歴代皇帝に至るまで、リーダーに必要とされる5つの条件の下、通信簿代わりの採点が記されています。ここには、現代のリーダーに必要とされる、「決断力」「実行力」「判断力」は含まれていません。何故これらが含まれていないのか?この理由は、本書の中に記されています。
とにかく、私は大変素晴らしい良書だと感じます。特にローマ史初心者にはうってつけではないでしょうか。
しかし、いざ読み始めると、古代ローマ人の考えや行動に圧倒されました。今まで知らなかった自分が愚かだっとさえ感じてしまうほど衝撃を受けました。それ程の衝撃を、初心者の私にも分りやすく伝えられる塩野さんにも興味がわきました。彼女の代表作「ローマ人の物語(新潮文庫 全31巻)」も、今後読んでみたい本です。
内容に関して、ローマ史全てを知ることはできませんが、王政から共和政、そしてカエサルの帝政に流れる、
人智の進化がヒシヒシ伝わります。特別付録として、塩野さんが、アレクサンダーからローマ歴代皇帝に至るまで、リーダーに必要とされる5つの条件の下、通信簿代わりの採点が記されています。ここには、現代のリーダーに必要とされる、「決断力」「実行力」「判断力」は含まれていません。何故これらが含まれていないのか?この理由は、本書の中に記されています。
とにかく、私は大変素晴らしい良書だと感じます。特にローマ史初心者にはうってつけではないでしょうか。
影
ローマ人の物語の縮小版と言ってもいいかもしれませんが何故縮小版でカエサルまでの
歴史を何回もタイトルを変えて出版するのか理解出来ません。ローマ人の物語を読んだ
ほうがいいです。
著者が何故こういう出版のやり方に同意するのか、自分で自分を貶めているのではないかしら。
歴史を何回もタイトルを変えて出版するのか理解出来ません。ローマ人の物語を読んだ
ほうがいいです。
著者が何故こういう出版のやり方に同意するのか、自分で自分を貶めているのではないかしら。
ござねぶり
「日本が見える」と表題にあるように、現代日本の様相、特に政治や経済のトップをローマ帝国の指導者との
比較で一つの見方や指針を導き出そうとしている。
ローマ史に馴染みの薄い我々日本人には、新しい視点としてうなずける部分も無しとしないが、この種の本や主題は
安定が長く続き、その後その安定が逆の作用を及ぼし閉塞した時代・社会には同じように他国や歴史の中から引き出す
教訓物語として何度も繰り返し書かれてきた。
日本で見ても、江戸末期の太平が長く続いた後の西欧列国の東洋への侵攻、植民地化の動きに対し、強力な
リーダーの出現と国粋思想の興起が叫ばれたのと、この本の主張にあまり大きな差が有るようには思えない。
「ローマ人の物語」を書き続けている頃の塩野さんだから、学んだローマ史の中から教訓を読み取り日本の危うさに
警鐘を鳴らし、ローマのような構造改革を成し遂げるリーダーの出現への期待はよく分かるが、私には吉田松陰の
講孟箚記などで描かれる東洋思想の中の「行為する」為政者やリーダーが出、草莽と呼ばれた意識の高い下級武士
商人や富農・僧侶など、大勢の知識階級が下から盛り上げる動きがより好ましく思えるので、この本には普通評価。
比較で一つの見方や指針を導き出そうとしている。
ローマ史に馴染みの薄い我々日本人には、新しい視点としてうなずける部分も無しとしないが、この種の本や主題は
安定が長く続き、その後その安定が逆の作用を及ぼし閉塞した時代・社会には同じように他国や歴史の中から引き出す
教訓物語として何度も繰り返し書かれてきた。
日本で見ても、江戸末期の太平が長く続いた後の西欧列国の東洋への侵攻、植民地化の動きに対し、強力な
リーダーの出現と国粋思想の興起が叫ばれたのと、この本の主張にあまり大きな差が有るようには思えない。
「ローマ人の物語」を書き続けている頃の塩野さんだから、学んだローマ史の中から教訓を読み取り日本の危うさに
警鐘を鳴らし、ローマのような構造改革を成し遂げるリーダーの出現への期待はよく分かるが、私には吉田松陰の
講孟箚記などで描かれる東洋思想の中の「行為する」為政者やリーダーが出、草莽と呼ばれた意識の高い下級武士
商人や富農・僧侶など、大勢の知識階級が下から盛り上げる動きがより好ましく思えるので、この本には普通評価。
紫陽花
著者が、歴史上唯一「普遍帝国」を築いたとするローマを考察する事によって、現代の日本が抱える問題解決の端緒を見い出そうとした本。ここで言う「普遍帝国」とは、ローマが倒した相手国を滅ぼしたりせずに、むしろ"同化"させ、市民権を付与したり、積極的に人材登用する等、民族・宗教を乗り越えて隆盛を図った国を指すようだ。
ローマが、王政→共和政→帝政と移行した事は周知の通りで、本書もその歴史をなぞっているが、その中でポイントを掻い摘むと以下の様。
・国防はローマ市民自身のもの。傭兵には頼らない。また、「国防=直接税」である。
・特定の観念論に依存しない。人間性を冷徹に見据え、現実的対応を考える。
・冒頭でも述べた通り、生まれや血筋より能力主義に徹する。
・元老院(=人材のプール)を非世襲制・終身制とする事で政治の安定化と新陳代謝の両面を図った。議員は真の「貴族精神(noblesse oblige)」を持っていた。
・イザとなった時の団結心・プライドが高い。貴族と平民との関係も"信義"だった。
・改革には長い時間が掛かる。優先順位に従って問題を一つづつクリアして行く。
・ワンマンよりも組織力(寡頭政体)。信賞必罰は不要。勝者と敗者の融合が大事。
・ハード(道路網)、ソフト(ローマ連合)両面のネットワークの充実。
・自身のアイデンティティを大切にすると共に、成功体験に依る動脈硬化を避ける。
・「平和=軍事力」を維持するためのシンプルな税体系。相続税と売上税の目的税化。
・社会福祉政策における"民活"の利用。
題意に沿う様に書かれているとは言え、まさに「全ての道はローマに通ず」と言った内容で、現代の日本の問題を考える上で参考とすべき点が多い啓発書だと感じた。
ローマが、王政→共和政→帝政と移行した事は周知の通りで、本書もその歴史をなぞっているが、その中でポイントを掻い摘むと以下の様。
・国防はローマ市民自身のもの。傭兵には頼らない。また、「国防=直接税」である。
・特定の観念論に依存しない。人間性を冷徹に見据え、現実的対応を考える。
・冒頭でも述べた通り、生まれや血筋より能力主義に徹する。
・元老院(=人材のプール)を非世襲制・終身制とする事で政治の安定化と新陳代謝の両面を図った。議員は真の「貴族精神(noblesse oblige)」を持っていた。
・イザとなった時の団結心・プライドが高い。貴族と平民との関係も"信義"だった。
・改革には長い時間が掛かる。優先順位に従って問題を一つづつクリアして行く。
・ワンマンよりも組織力(寡頭政体)。信賞必罰は不要。勝者と敗者の融合が大事。
・ハード(道路網)、ソフト(ローマ連合)両面のネットワークの充実。
・自身のアイデンティティを大切にすると共に、成功体験に依る動脈硬化を避ける。
・「平和=軍事力」を維持するためのシンプルな税体系。相続税と売上税の目的税化。
・社会福祉政策における"民活"の利用。
題意に沿う様に書かれているとは言え、まさに「全ての道はローマに通ず」と言った内容で、現代の日本の問題を考える上で参考とすべき点が多い啓発書だと感じた。
くにたち蟄居日記
塩野七生の畢竟のライフワークである(と小生は思っている)「ローマ人の物語」を 非常にコンパクトに紹介したのが本書である。本書を読んで面白いと感じられた方は 迷わず「ローマ人の物語」に突き進むべきである。
「ローマ人の物語」を 「とうとうたる大河」と考えると 本書は「切れ味の良い急流」といった趣である。切れ味が良いだけに 陰影がくっきりと浮き出て まさしく塩野七生の芸であるとしか言いようが無い。
それにしても 塩野が描き出す ローマ人たちには 小生ですら惚れてしまうものがある。キリスト教が出来る前の 欧州の智恵には ほとほと感心してしまう。これに対抗できるのは 同時期の中国の古典くらいではないか。
なにしろ 日本人が縄文式土器を作っていた頃である。
「ローマ人の物語」を 「とうとうたる大河」と考えると 本書は「切れ味の良い急流」といった趣である。切れ味が良いだけに 陰影がくっきりと浮き出て まさしく塩野七生の芸であるとしか言いようが無い。
それにしても 塩野が描き出す ローマ人たちには 小生ですら惚れてしまうものがある。キリスト教が出来る前の 欧州の智恵には ほとほと感心してしまう。これに対抗できるのは 同時期の中国の古典くらいではないか。
なにしろ 日本人が縄文式土器を作っていた頃である。