無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
図解入門よくわかる高校生物の基本と仕組み (How-nual図解入門Visual Guide Book 社会人のた) 単行本 – 2005/4/13
鈴木 恵子
(著)
本書は、高校で習った「生物」の基礎を一通り再入門できる社会人のための読みものです。四角四面な教科書とは違ったわかりやすい構成にくわえ、いまもっとも注目されている「遺伝子」や「DNA」を中心に生物学の基礎を網羅しました。豊富な雑学トピックをまじえ、やさしくビジュアルに解説しましたので生物学に苦手意識を持っている人でも楽しみながらおさらいできます。
- 本の長さ262ページ
- 言語日本語
- 出版社秀和システム
- 発売日2005/4/13
- ISBN-10479801057X
- ISBN-13978-4798010571
商品の説明
著者からのコメント
最近の遺伝分野の進歩はめざましく、2003年4月に、ヒトゲノム完全解読完了が宣言され、ヒトの遺伝子に関する事実が急速に明らかになってきています。近い将来、医療の現場では、自分の遺伝子について何らかの説明を受けたり、判断を迫られたりする可能性があります。
しかし、ある医療関係者が、「インフォームドコンセントが要求される傾向は強まるのに、患者さんに説明をしても理解されない」と嘆かれ、生物教育のあり方に危機感を持たれていました。生命現象は、「DNAに刻まれた遺伝情報→タンパク質→生体内の代謝」という流れの中で起こっているのにもかかわらず、中等教育ではほとんど生化学的な視点で生命現象について教えていないので、一般の人の理解が乏しいのは当然のことでしょう。
また、組織培養・クローン生物・遺伝子組み換え食品・臓器移植・不妊治療などのバイオ技術や医療技術は進歩し、一方でエイズ・エボラ出血熱・大腸菌O157・SARS(重症急性呼吸器症候群)・鳥インフルエンザ・BSE(牛海綿状脳症)などの新興感染症の脅威にさらされています。これらに対する正しい知識も社会人として欠かせません。
高校現場で教える生物の教育内容には、ヒトの遺伝に関することや病気に関する生化学的なことはほとんど扱われていません。その点で、本書は遺伝の分野に力を入れ、高校で扱う内容を超えた内容も含んでいます。私は勤務校で、生徒に是非知って欲しいことを、選択講座の「ヒトの生物学」という授業で教えています。特に遺伝分野を中心に、先天障害のことや病気のことも学んでもらっています。本書では、生物学の基礎とこの授業実践に基いた遺伝分野の内容を最新の話題を交えて精選して書き上げたつもりです。そして、生命現象や遺伝現象が「本当にわかる」ために、読み応えのある内容になっています。
一般市民が、基本的な生物学や遺伝に関する知識を持つことは、これからの生活の中で大いに役に立つと思います。しかし、現状のままでは、そのような知識を学ぶ機会があまりありません。その機会として、本書を活用していただければ幸いです。
しかし、ある医療関係者が、「インフォームドコンセントが要求される傾向は強まるのに、患者さんに説明をしても理解されない」と嘆かれ、生物教育のあり方に危機感を持たれていました。生命現象は、「DNAに刻まれた遺伝情報→タンパク質→生体内の代謝」という流れの中で起こっているのにもかかわらず、中等教育ではほとんど生化学的な視点で生命現象について教えていないので、一般の人の理解が乏しいのは当然のことでしょう。
また、組織培養・クローン生物・遺伝子組み換え食品・臓器移植・不妊治療などのバイオ技術や医療技術は進歩し、一方でエイズ・エボラ出血熱・大腸菌O157・SARS(重症急性呼吸器症候群)・鳥インフルエンザ・BSE(牛海綿状脳症)などの新興感染症の脅威にさらされています。これらに対する正しい知識も社会人として欠かせません。
高校現場で教える生物の教育内容には、ヒトの遺伝に関することや病気に関する生化学的なことはほとんど扱われていません。その点で、本書は遺伝の分野に力を入れ、高校で扱う内容を超えた内容も含んでいます。私は勤務校で、生徒に是非知って欲しいことを、選択講座の「ヒトの生物学」という授業で教えています。特に遺伝分野を中心に、先天障害のことや病気のことも学んでもらっています。本書では、生物学の基礎とこの授業実践に基いた遺伝分野の内容を最新の話題を交えて精選して書き上げたつもりです。そして、生命現象や遺伝現象が「本当にわかる」ために、読み応えのある内容になっています。
一般市民が、基本的な生物学や遺伝に関する知識を持つことは、これからの生活の中で大いに役に立つと思います。しかし、現状のままでは、そのような知識を学ぶ機会があまりありません。その機会として、本書を活用していただければ幸いです。
著者について
鈴木 恵子
法政大学女子高等学校生物教員。お茶の水女子大学理学部生物学科卒業。横浜国立大学大学院教育学研究科修了。所属―日本生物教育学会、神奈川県生物教育研究会、遺伝を知ろう“市民の会”、生化学会関東支部副読本作業部会
法政大学女子高等学校生物教員。お茶の水女子大学理学部生物学科卒業。横浜国立大学大学院教育学研究科修了。所属―日本生物教育学会、神奈川県生物教育研究会、遺伝を知ろう“市民の会”、生化学会関東支部副読本作業部会
登録情報
- 出版社 : 秀和システム (2005/4/13)
- 発売日 : 2005/4/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 262ページ
- ISBN-10 : 479801057X
- ISBN-13 : 978-4798010571
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,289,409位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,706位生物学 (本)
- - 78,623位教育・学参・受験 (本)
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
5つ星 | 0% | |
4つ星 | 0% | |
3つ星 | 0% | |
2つ星 | 0% | |
1つ星 | 0% |
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。