この本は、現場たたきあげのエンジニアが書いた
後輩エンジニアへのアドバイスといった感じでしょうか。
著者も書いているが、プログラムのHowTo本ではなくプログラマーのHowTo本。ということになります。
(プログラマーを別の言葉に置き換えれば、一般的な仕事の上達論としても読めるかと思います)
似たようなジャンルの本は例えば海外だと、
「達人プログラマー」「情熱プログラマー」「プログラマーサバイバルマニュアル」
日本だと「プログラマー現役続行」くらいでしょうか。
この本では、著者の経験をベースに、
業界に入りたての新人向けのコーディングの手ほどきから、
この道のエキスパートまでの上り方を具体的に説いています。
たとえば、エンジニアとしての成長の方向性を模索していて、でも
現場でなかなか良きメンターに出会えない人にとっては、
このような本は非常に貴重だと思います。
私自身とても参考になりました。
ープログラマーの生産性は得意、不得意ではずいぶん違ってくる
ー得意分野をとにかく見つけてのばすこと。そのためには興味ある分野に没頭してコーディングしまくる。
→習うより慣れろ、そして量をこなすことで身体に技をしみ込ませるといい、ということでしょうね
ー得意分野で蓄積した知識・ソースは、汎用化して使い回せるようにすべき。(自作ライブラリー)
ー得意分野はアピールしてどんどん仕事をもらう。得た知識は整理してホームページなどで公開する。
などのアドバイスは、著者自身が心強い成功事例なので、
おなじように目指していけばいい、という風に思えます。
個人的には、読んでて非常に面白かったのは、
高い技術力を生かして、現場の困難な課題を解決する部分でした。
技術者が技術を持つ喜びはここにあるのではと感じました。一番エキサイティングする部分ですね。
(そう言う意味で「ハイリスク・ハイリターンの仕事をとる」というアドバイスも入っていましたが、
これも技術に対する自信の裏打ちということですね)
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プログラミングでメシが食えるか!?成功するプログラマーの技術と仕事術 単行本 – 2007/1/12
小俣 光之
(著)
- 本の長さ303ページ
- 言語日本語
- 出版社秀和システム
- 発売日2007/1/12
- ISBN-10479801558X
- ISBN-13978-4798015583
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登録情報
- 出版社 : 秀和システム (2007/1/12)
- 発売日 : 2007/1/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 303ページ
- ISBN-10 : 479801558X
- ISBN-13 : 978-4798015583
- Amazon 売れ筋ランキング: - 938,052位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 15,762位電気・通信 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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小俣 光之(こまた みつゆき)
日本シー・エー・ディー株式会社 代表取締役社長
オルタナティブ・ブログ:http://blogs.itmedia.co.jp/komata/
1989年新卒で入社後、プログラマーとして仕事を続け、2005年11月から社長となるがプログラマーも兼務している。
ネットワークプログラミングにこだわり、プログラミングの著書を6冊執筆。また、プログラマーの仕事のすばらしさを啓蒙することに目覚め、「プログラミングでメシが食えるか!?」を執筆。さらに技術者を活かすリーダーの心得をまとめた「プログラミングでメシを食わせろ!!」を執筆し、その内容を濃縮した記事をITmedia エンタープライズに連載し、9冊目の著書としてまとめた「ドジっ娘リーダー奮闘記」を執筆。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
腕があれば、フリーになってもなんとかなるのでしょうか。営業の難しさなどをもっと知りたかったです。
2016年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たった1円で購入したのですが、綺麗な本でした。おどろいています。
2015年2月26日に日本でレビュー済み
2015年現在だからか、技術的に読んでいてためになることがあまりありませんでした。筆者の主観に基づく主張が多かった気がします。
特に後半なんか主観と思いつきで書いているのが見え見えで「おじいちゃんのエッセイ」と言ったほうが良い状態。プログラマという職業に相当プライドをお持ちのようで、「SEに技術的アドバイスをしてやるのが本来のPGの立場」と主張してみたり、ついには「学生のうちに基本情報技術的を取らない奴は社会人になっても大したことない」、「最近の若者は大人しくて駄目だ」と言い出す始末。
特に後半なんか主観と思いつきで書いているのが見え見えで「おじいちゃんのエッセイ」と言ったほうが良い状態。プログラマという職業に相当プライドをお持ちのようで、「SEに技術的アドバイスをしてやるのが本来のPGの立場」と主張してみたり、ついには「学生のうちに基本情報技術的を取らない奴は社会人になっても大したことない」、「最近の若者は大人しくて駄目だ」と言い出す始末。
2007年1月22日に日本でレビュー済み
本書はある程度経験を積んだエンジニアの方が読む本で
現場を知らない未経験の人が読んでも伝わらない部分が大部分です。
そうじゃなくて、これからプログラマーを目指す人にも読んで欲しいって書いてますけど
半分以上、伝わらないと思います。技術的なお話はそもそも論外として
現場の話を中途半端に受け入れられて変な想像されても困ります。
著者はC言語が得意言語、加えてsocket通信が得意分野のようですが
それを例に多く上げたこともNGです。
IT系エンジニアといっても色んな畑があるので
偏った分野の話は読者をかなり選ぶでしょう。
私自身C言語、socket通信に限らずドント来いですが
別に・・・当たり前のことしか書いてないです。
技術的なお話の部分は
特にDBの構築やチューニングを得意とされている方や
Web系エンジニアの方へは的外れな内容です。
アプリ系、制御系、組み込み系の方は同調する記述がちらほらあるかと。
『心構え』的なお話はエンジニアの守備範囲やキャリアを選ばないと思いますが
業界経験がある方なら自然と芽生えるもので
あえて書籍から得るほどの内容ではありませんでした。
とりあえず立ち読みされることをお勧めします。
恐らくそれだけで事足ります。
現場を知らない未経験の人が読んでも伝わらない部分が大部分です。
そうじゃなくて、これからプログラマーを目指す人にも読んで欲しいって書いてますけど
半分以上、伝わらないと思います。技術的なお話はそもそも論外として
現場の話を中途半端に受け入れられて変な想像されても困ります。
著者はC言語が得意言語、加えてsocket通信が得意分野のようですが
それを例に多く上げたこともNGです。
IT系エンジニアといっても色んな畑があるので
偏った分野の話は読者をかなり選ぶでしょう。
私自身C言語、socket通信に限らずドント来いですが
別に・・・当たり前のことしか書いてないです。
技術的なお話の部分は
特にDBの構築やチューニングを得意とされている方や
Web系エンジニアの方へは的外れな内容です。
アプリ系、制御系、組み込み系の方は同調する記述がちらほらあるかと。
『心構え』的なお話はエンジニアの守備範囲やキャリアを選ばないと思いますが
業界経験がある方なら自然と芽生えるもので
あえて書籍から得るほどの内容ではありませんでした。
とりあえず立ち読みされることをお勧めします。
恐らくそれだけで事足ります。
2013年1月13日に日本でレビュー済み
プログラマー歴20年、会社経営にも携わる小俣光之氏による、
プログラマーの技術と仕事術についての著書です。
IT社会にあってプログラム言語に関する書籍は多数ありますが、
プログラマーに関するものはほとんど目にしたことがありません。
そのような中で現場のプログラマーが経験に基づいて仕事術についてまとめた本書は
貴重な存在となると思います。
文章が中心の著書ではありますが、中にはC言語のソースが出てきたり、
あるいは開発手法など業務中心の内容になりますので、
対象読者としては全くの未経験者よりは業務を経験している若手のプログラマーという印象を持ちました。
本書の後半部分でオフショア開発について繰り返し言及されていますが、
筆者の指摘するように海外のプログラマーはコスト面で優位な状況にあり、
国内のプログラマーには技術面での工夫が求められます。
そうした細かな工夫の一助に本書が利用出来るのではないでしょうか。
プログラマーの技術と仕事術についての著書です。
IT社会にあってプログラム言語に関する書籍は多数ありますが、
プログラマーに関するものはほとんど目にしたことがありません。
そのような中で現場のプログラマーが経験に基づいて仕事術についてまとめた本書は
貴重な存在となると思います。
文章が中心の著書ではありますが、中にはC言語のソースが出てきたり、
あるいは開発手法など業務中心の内容になりますので、
対象読者としては全くの未経験者よりは業務を経験している若手のプログラマーという印象を持ちました。
本書の後半部分でオフショア開発について繰り返し言及されていますが、
筆者の指摘するように海外のプログラマーはコスト面で優位な状況にあり、
国内のプログラマーには技術面での工夫が求められます。
そうした細かな工夫の一助に本書が利用出来るのではないでしょうか。
2008年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仕様書よりもソースが重要、作りこむ際に1つ1つ動作確認を完璧にすることが
後でテストケースを作成するより遥かに品質の高いものを作ることができる
という前半で書かれていることは納得できる点が多くあり、
そう言えば自作プログラムもこの手法で作っているなと感じました。
ただ後半になると単に筆者個人の仕事自慢を羅列したという感じで、
よくある中谷章宏ものとあまり変わらない気がしました。
この本に書いていることを本当に実践できる人間は
ほんの一握りもいないんじゃないかと思いました。
後でテストケースを作成するより遥かに品質の高いものを作ることができる
という前半で書かれていることは納得できる点が多くあり、
そう言えば自作プログラムもこの手法で作っているなと感じました。
ただ後半になると単に筆者個人の仕事自慢を羅列したという感じで、
よくある中谷章宏ものとあまり変わらない気がしました。
この本に書いていることを本当に実践できる人間は
ほんの一握りもいないんじゃないかと思いました。
2007年2月16日に日本でレビュー済み
下の方々の評価はあまりにも厳しく、また、レビューされている方々の能力が
おそらく非常に高いものなのではないかと思われますが、私が読んだ感想としま
してはコーディングの方法や仕事の進め方など非常に参考になりました。
また、書かれている文章の読点に対しても厳しい評価をされている方がおられ
ましたが、私としては特に違和感は感じませんでしたが…(逆に私としては読点
が多い本の方が読みにくいと感じます)
コーディングやソフト開発に対してこのような視点で書かれた書籍は(雑誌の
記事では多少見たことはありますが)あまり見たことがございませんので、
一読者としましては非常に参考になった内容であったと思います。
おそらく非常に高いものなのではないかと思われますが、私が読んだ感想としま
してはコーディングの方法や仕事の進め方など非常に参考になりました。
また、書かれている文章の読点に対しても厳しい評価をされている方がおられ
ましたが、私としては特に違和感は感じませんでしたが…(逆に私としては読点
が多い本の方が読みにくいと感じます)
コーディングやソフト開発に対してこのような視点で書かれた書籍は(雑誌の
記事では多少見たことはありますが)あまり見たことがございませんので、
一読者としましては非常に参考になった内容であったと思います。