美術館をいまいち楽しめない、
知識がないから億劫になる、そんな人向けの本でした。
↓以下、本文より引用
多くのことを知っているからといって、
すぐれた鑑賞ができるわけではない。
シンプルなことであっても、自分で何かを得ることが美術鑑賞の核。
この本では、全39個の楽しむコツが詰まってます。
すぐに実践できるもの(自分で作品の名前を考える 等)が沢山ありました。

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芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本 単行本 – 2015/9/23
藤田 令伊
(著)
「美術館の雰囲気は好き」
でも、十分に楽しめているかというと
ちょっと疑問に思ってしまう人のための本です。
本書を読めば、深い芸術の知識がなくても、
美術館を存分に楽しめるようになります。
・美術館のカフェに座れば「人生の景色」が見えてくる
・金曜日の夜に訪れると、素の自分を取り戻せる
・美しい庭から、美術館に親しむ
・美術館を早足で歩くと、好きな作品が見つかる
・イヤホンガイドを上手に活用するちょっとしたコツ
・一つの作品に3分間かければ見えるものが変わる
・「エア買いつけ」で作品をシビアに見る etc
今すぐできて、自分のものの感じ方や見方が
驚くほど変わる方法をご紹介します。
でも、十分に楽しめているかというと
ちょっと疑問に思ってしまう人のための本です。
本書を読めば、深い芸術の知識がなくても、
美術館を存分に楽しめるようになります。
・美術館のカフェに座れば「人生の景色」が見えてくる
・金曜日の夜に訪れると、素の自分を取り戻せる
・美しい庭から、美術館に親しむ
・美術館を早足で歩くと、好きな作品が見つかる
・イヤホンガイドを上手に活用するちょっとしたコツ
・一つの作品に3分間かければ見えるものが変わる
・「エア買いつけ」で作品をシビアに見る etc
今すぐできて、自分のものの感じ方や見方が
驚くほど変わる方法をご紹介します。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社秀和システム
- 発売日2015/9/23
- ISBN-104798044768
- ISBN-13978-4798044767
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登録情報
- 出版社 : 秀和システム (2015/9/23)
- 発売日 : 2015/9/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 208ページ
- ISBN-10 : 4798044768
- ISBN-13 : 978-4798044767
- Amazon 売れ筋ランキング: - 530,840位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読まなくてもよかった
ネット情報程度の考察、全てが浅い
美術館を語っているのに全ての写真が白黒という愛情の無い作りでした
ネット情報程度の考察、全てが浅い
美術館を語っているのに全ての写真が白黒という愛情の無い作りでした
2021年1月26日に日本でレビュー済み
評価が低い方はおそらく「芸術が分かる」方なのだと思います。私は芸術作品を見ても何が良いのかさっぱり分からず、作者の言いたいことも汲み取れず、あまり楽しめないのですが、そんな私でも美術館に行きたくなりました。素晴らしい本だと思います。
漫画「ブルーピリオド」の中で、主人公の男の子がやはり美術館を敷居が高く感じていたところ、友人にこの本に正に載っているようなテクニック(?)を教わり、美術館を楽しめるようになるシーンがあります。
学校の美術の先生がこのようなことを教えてくれていたら良いのに、と思いました。
漫画「ブルーピリオド」の中で、主人公の男の子がやはり美術館を敷居が高く感じていたところ、友人にこの本に正に載っているようなテクニック(?)を教わり、美術館を楽しめるようになるシーンがあります。
学校の美術の先生がこのようなことを教えてくれていたら良いのに、と思いました。
2015年12月20日に日本でレビュー済み
アートライターの藤田令伊さんが、堅苦しくない美術館へのいざなう本を世に問いました。
感性を養う意味でも美術との出会いは大切です。
筆者が掲げる1つのテーマに対して、本文3ページの分量で美術館や美術の愉しみ方を分かり易く解き明かしています。基本は2色刷りで所収の絵画の写真はモノクロでした。
本書の9ページに「いま、ビジネスの世界では、単純な知識より、見た映画やアート、聞いた音楽から得られる『教養』が注目されています。本書で紹介される方法で美術館を歩けば、そうした『教養』も自然と身についてくることでしょう。」との言葉は同感です。実感もしています。
第1章「美術館という箱を存分に楽しむ」の03 「美しい庭から、美術館に親しむ」の項目では、島根県安来市の足立美術館を取り上げていました。日本庭園ランキング第1位を10年以上続けて評価されている美術館です。
私も好きでこれまでに3回訪れていますが、近年では外国からの旅行客も来ていてその人気ぶりを伺いました。本書では庭園美を中心に書かれていますが、ここの横山大観のコレクションは群を抜いていますし、他の日本画家の所蔵作品の質の高さも折り紙つきです。庭園美を誇る美術館は全国各地にもありますので、その異空間ぶりを楽しむのもまた一興でしょう。
第4章「アート作品の見方を劇的に変える」の04「どんな作品も無節操に楽しむ」も、その通りでしょう。124ページ「そもそも美術鑑賞とは多様な美に触れることで、多様な世界を知るのが効用であり魅力だったはずです。」と指摘してありました。だからこそ楽しいので、気楽にいろいろなジャンルを楽しむのが一番です。
基本的な事項を中心に書かれています。気をてらうことなく、真っ当な考え方が披露されていますし、平易な文体は読者をひきつけます。例示の作品もよくテーマに合った絵画が選ばれています。視点の違いを受け止めて読めば世界の広がりが感じられます。
ただ、「芸術がわからなくても」とタイトルに書かれているように、初心者のために書かれた本ですので、美術愛好家にとって自明のことも書かれていました。美術の奥深さを知るという観点でみるともう少し違う深いエピソードも知りたかったと思いました。
なお、巻末に「おすすめの美術館リスト100」が掲載してありました。どちらかと言えば公営の美術館の紹介が多い感じを受けました。人それぞれですが、オーソドックスな選択よりも少し風変わりな美術館の紹介の方を望んでいます。
感性を養う意味でも美術との出会いは大切です。
筆者が掲げる1つのテーマに対して、本文3ページの分量で美術館や美術の愉しみ方を分かり易く解き明かしています。基本は2色刷りで所収の絵画の写真はモノクロでした。
本書の9ページに「いま、ビジネスの世界では、単純な知識より、見た映画やアート、聞いた音楽から得られる『教養』が注目されています。本書で紹介される方法で美術館を歩けば、そうした『教養』も自然と身についてくることでしょう。」との言葉は同感です。実感もしています。
第1章「美術館という箱を存分に楽しむ」の03 「美しい庭から、美術館に親しむ」の項目では、島根県安来市の足立美術館を取り上げていました。日本庭園ランキング第1位を10年以上続けて評価されている美術館です。
私も好きでこれまでに3回訪れていますが、近年では外国からの旅行客も来ていてその人気ぶりを伺いました。本書では庭園美を中心に書かれていますが、ここの横山大観のコレクションは群を抜いていますし、他の日本画家の所蔵作品の質の高さも折り紙つきです。庭園美を誇る美術館は全国各地にもありますので、その異空間ぶりを楽しむのもまた一興でしょう。
第4章「アート作品の見方を劇的に変える」の04「どんな作品も無節操に楽しむ」も、その通りでしょう。124ページ「そもそも美術鑑賞とは多様な美に触れることで、多様な世界を知るのが効用であり魅力だったはずです。」と指摘してありました。だからこそ楽しいので、気楽にいろいろなジャンルを楽しむのが一番です。
基本的な事項を中心に書かれています。気をてらうことなく、真っ当な考え方が披露されていますし、平易な文体は読者をひきつけます。例示の作品もよくテーマに合った絵画が選ばれています。視点の違いを受け止めて読めば世界の広がりが感じられます。
ただ、「芸術がわからなくても」とタイトルに書かれているように、初心者のために書かれた本ですので、美術愛好家にとって自明のことも書かれていました。美術の奥深さを知るという観点でみるともう少し違う深いエピソードも知りたかったと思いました。
なお、巻末に「おすすめの美術館リスト100」が掲載してありました。どちらかと言えば公営の美術館の紹介が多い感じを受けました。人それぞれですが、オーソドックスな選択よりも少し風変わりな美術館の紹介の方を望んでいます。
2016年2月25日に日本でレビュー済み
この本を読んだすぐ後に美術館に行きました。
とても混んでいたので、いつもならため息が出てしまうところでしたが、そんなことは気にせず美術館を楽しむことができました。
すべての作品をまんべんなく眺めるのではなく、はっとした作品数点にじっくりと向き合ってみる。
そこで生まれた感情を、観賞後に書き留めてみる。
心豊かな時間を過ごせていると感じました。
今回は「個人的な物語」をテーマに作品展を楽しんだが、次は「エア買いつけ」をやってみよう、というように、美術館の楽しみ方を様々な方法で示してくれる、とても面白い内容です。
とても混んでいたので、いつもならため息が出てしまうところでしたが、そんなことは気にせず美術館を楽しむことができました。
すべての作品をまんべんなく眺めるのではなく、はっとした作品数点にじっくりと向き合ってみる。
そこで生まれた感情を、観賞後に書き留めてみる。
心豊かな時間を過ごせていると感じました。
今回は「個人的な物語」をテーマに作品展を楽しんだが、次は「エア買いつけ」をやってみよう、というように、美術館の楽しみ方を様々な方法で示してくれる、とても面白い内容です。