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隠れた人材価値: 高業績を続ける組織の秘密 単行本 – 2002/3/1
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- ISBN-104798102245
- ISBN-13978-4798102245
- 出版社翔泳社
- 発売日2002/3/1
- 言語日本語
- 本の長さ389ページ
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商品の説明
商品説明
成功事例として取り上げられているのは、米航空業界の熾烈な競争を勝ち抜いてきたサウスウエスト航空、ネットワークの覇者シスコシステムズ、紳士用衣料チェーン店のメンズウエアハウス、ソフトウェア企業の大手SASインスティチュート、医療サプライ(医療機器、医療用品)販売業のPSSワールドメディカル、独立系電力会社のAESコーポレーション、トヨタとGMの合弁会社NUMMIの7社である。さらに、これらの7社と多くの類似性を持ちながら、必ずしも十分な成果を上げられずにいる事例として、半導体のサイプレス・セミコンダクターが取り上げられている。
著者によれば、成功事例の特徴は、社員の中に秘められている価値を引き出し、才能をフル活用している点だ。7社は社員参加、ロイヤルティー、仕事を楽しむセンス、低い離職率、高水準の財務実績という点で共通している。社員中心主義の価値観がはっきりと会社の基盤にあり、日常の細かい経営慣行がその価値観と一致している。
優れた人材を確保しても、卓越した「戦略」を立てても、それだけでは十分ではない。連続的な高業績を支えているのは、基盤におかれた強固な価値観であり、またそれを支える日々の慣行である、という。紹介された成功事例には、日本の企業経営に共通する点が多い。
本書は、読んでおもしろいという点で、かつての『エクセレント・カンパニー』に通じる魅力を持った本だ。AESのように、日本であまり紹介されない事例も含まれている。(榊原清則)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 翔泳社 (2002/3/1)
- 発売日 : 2002/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 389ページ
- ISBN-10 : 4798102245
- ISBN-13 : 978-4798102245
- Amazon 売れ筋ランキング: - 319,192位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 234位企業動向
- - 21,988位投資・金融・会社経営 (本)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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これらが現在の、「ドライ」と言われているアメリカ企業に於いてここまで成功を収めているとは夢にも思っていませんでした。
本書で紹介されている、「サウスアメリカン航空」などは、数多くのビジネス戦略書において、「これぞ経営戦略の見本」のように喧伝されていますが、基をただせばなんのことはない本来日本企業が当たり前のようにやってきた人材活用術をもう少しシステマティックに行ったものだったわけです。
本書では、「自由な雰囲気により、社員の自己提言を促進」し、「情報を正しく共有」し、「脅しではなく、チームとしてどのようにしたら結束できるか」を優先して企業経営をする会社が業績を伸ばしていると説いています。
もちろんこれだけで会社が伸びるわけではないのでしょうが、あらゆる企業戦略が、この考え方ベースにしていなければ飛躍は出来ないのでは、と言う問いかけは大変貴重に思います。この考えの根本にあるのは、「人間の能力は無限であり、気持ち次第でそれを引き出すことが出来る」というところにあると感じました。
そしてやる気も能力もない社員だけが残り、社長は「なんでウチにはロクな社員がいないのか」と嘆く。
こんな会社は案外多いのではないだろうか。
本書は本当の意味で、人材の持てる本当の力を引き出して成長していく企業となるためのヒントが詰まっている。
社員の会社への忠誠心が薄れていく風潮の中で、本物のマネジメント、リーダーシップとは何かを考えさせられた。
最大のゴールは業界のリーディング企業になること。
そして業界のリーディング企業になるには、何をすべきか?とじっくり考えてみると、何をすべきかが見える世界が変わる。
そして、何より重要なのは人材。社員を信頼し、任せる環境作ること。
そういった環境を作っていくために、本質を理解することに勤める。
優秀な成績をあげている企業がなぜその結果を出せているか?そして、なぜみんなが真似できないか?。よく考え自分の考えに落とし込んでいく。
「社員教育を重視し、100%社内でおこなう」
「何をしてほしいか?を明確に伝える」
「社員ロイヤリティをあげ、顧客ロイヤリティ向上に勤める」
「やり方」と「在り方」のことを最近よく考えますが。
そのことに近い感じで、「当事者意識の欠如と無縁の環境」というお話が印象的でした。
〜AESにあって他社にないもの「それは人材から優れたアイデアや大きな熱意を引き出す仕組みである」
とあったので、AESって会社のことも調べて見たいと思いました。
この本に出てくる会社から得た印象は、”必死&絶対”や”財務&技術重視”等々、偏りが無い事でした。反対に、すごく”人間重視”の経営をしていることに関心を持ちました。その方が、長期的な企業の成長に結びつく、言わば変化に打ち勝つことが出来る体質が出来ることが記されています。
紹介されている企業は、日本でも有名なSASやSWAが出てきます。その他にAES(発電会社)が紹介されています。読後にAESのHPにて、AESのCorporate Cultureを参照してみました。本書に述べられている通り、現場レベルまでバリューやリーダーシップが浸透していることが垣間見れました。
成熟度が高い組織に学びたい方やリーダーシップの浸透度を深めたい方は、是非、ご一読されることをお勧めします。
価値観、企業文化の強調、CEO自らこれら価値観を(一貫性と整合性を持って)維持することが仕事、など読むにつれ「ビジョナリーカンパニー」を思い出すところもありましたが、人間の持つ普遍的な性質(誤解を恐れずにあえて言えば性善説)を拠りどころにしている点が共感でき、かつ非常に説得力があります。オープンブックマネジメント、サーバントリーダーシップ等最近聞く経営用語も出てきますが、それらは本書で取り上げられている社員(人)中心の経営とそれを持続するための仕組みの一部に過ぎない、そんなスケールを感じさせる内容です。
今の日本でもこの本に書かれていることを信じて実行できる会社、組織はきっと伸びますね。
人材という経営資源へのフォーカスが、いかに企業業績を向上させるかを、米国の経営学者が鮮やかに描ききっている。
日本企業の経営が株主価値偏重へオーバーシュートしかねないと危惧している一経営者として、自らの戒める大変よい機会を提供してくれたと思っている。
多くの事例では企業の価値観をきちんと伝えることによりうまくいっているように感じたが、それ以外の要因もあるのだろうかと考えてしまう。
ここで挙げられている企業はみな、企業文化や企業内の価値観をその労働者たちが体現しているような存在であると思った。
この本ではGEのジャック・ウェルチが度々例に上がっている。
個人的にはウェルチ以外にもスティーブ・ジョブズも企業の価値観を内部に浸透させた存在であると思う。
こういった人たちはみな、絶えずその働きかけにより企業内にその特有な文化を発生させているように思う。
この本の最後に解説者が新進気鋭の起業家についての話を挙げている。
彼は恐れや罰によって組織の成功を行ってきていた。
罰を与える代わりに派手な権限移譲を行ってきたのだろうか。
その理由は分からないが、この本の最後として、とても興味深い話であった。