中古品:
¥167 税込
配送料 ¥297 5月30日-6月1日にお届け(20 時間 33 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
中古商品: 非常に良い | 詳細
コンディション: 中古商品: 非常に良い
コメント: ◇◆主にゆうメールによるポスト投函、サイズにより宅配便になります。◆梱包:完全密封のビニール包装または宅配専用パックにてお届けいたします。◆帯、封入物、及び各種コード等の特典は無い場合もございます◆◇
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

だれが「音楽」を殺すのか? 単行本 – 2004/9/1

4.0 5つ星のうち4.0 16個の評価

迷走するオンガクのオキテ ―― 輸入権、CCCD、違法コピー

いま日本の「音楽」を取り巻く状況がおかしい。CD売上げは年々下落し続ける一方で、レコード輸入権やCCCD、違法コピーといったさまざまな問題がアーティストと音楽ファンのあいだに深い亀裂となって横たわり、デジタル時代の新しい音楽の楽しみ方を見失わせてしまっています。本書は、いまの音楽業界のなかで複雑に絡み合った数多くの「論点」を、さまざまな視野から鋭くあぶり出し、アーティストと音楽ファンそして音楽業界の行き方を模索します。

続きを読む もっと少なく読む

商品の説明

メディア掲載レビューほか

だれが「音楽」を殺すのか?
 音楽が売れなくなりレコード業界が落ち込んだのはなぜか。ここ数年の間にリスナーの自由度を妨げ,音楽の流通を厳しく規制するようにした業界のビジネス手法が下手だったと,筆者は分析する。前半は,レコード輸入権,コピー・コントロールCD,違法コピーとファイル交換,音楽配信サービスについて,議論のポイントや議論の経緯を解説。後半は著作権管理や業界のあり方に対する意見が書かれている。音楽業界で問題となっている数多くの論点が技術面から理解できる。


(日経バイト 2004/12/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
--
日経BP企画

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 翔泳社 (2004/9/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 342ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4798107034
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4798107035
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 16個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
16グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2004年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
音楽を愛する人は皆読んで欲しい内容です。偏見無くコンシューマとしての立場で書いている内容が共感持てます。CCCD、IPODの話題に関しては最も旬な話題です。
音楽業界の時代に変革を適切に飽きなくコメントして良書と言えます。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
情報サイト「音楽配信メモ」主宰である筆者が、自分のテリトリーに関し知り得るもの考え得るもの全てを、惜しげもなく注ぎ込んだ渾身の一作。洋楽CD輸入権、CCCD、違法コピーとファイル交換、音楽配信等などについてわかりやすく著されています。むしろ「こんなに惜しげもなくブチ込んでしまったら筆者はもう丸裸で、知識の点で他者に対してイシニアチブが取れなくなってしまうのでは?」と心配になってしまうほどです。
分厚くて文字が多いのに、読み進めることがちっとも困難でない良書。曽我部恵一など著名人のインタビュー等がタイミング良く挿入されていて飽きません。事実を列記しただけでないオピニオンある作品になっているのは、筆者のロックスピリットによるものなのかも。
『誰が「音楽」を殺すのか?』の質問に対して、『○○が「音楽」を殺すのです』という答えを導き出さなかったところに感銘を受けました。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学術論文を期待していましたが……。
この本は、現代ポピュラー音楽産業にまつわるいくつかの問題についての資料集です。
そしてそれに付随した形で、音楽産業に対する筆者の〈希望〉が述べられているだけのものです。

音楽産業の現状が、ポピュラー音楽の文化的な面にどう働きかけているのか(テクノロジーと文化の関係)には、全く触れられていません。
タイトルにあるような「音楽の死」とは文化的な死ではなかったのですね。
タイトルだけで買った私が愚かでした。
この本はタイトルを「誰が「音楽産業」を殺すのか」にすべきだったんではないでしょうか。

しかし、資料集としては多くの労力をはらっていらっしゃると思います。
なので☆をひとつ多めにして、2つです☆☆キラッ
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年1月9日に日本でレビュー済み
レコード会社等の音楽に関わる方々から毎年のようにでる発言として、「若者のCD離れ」がある。
別にCDなんか要らない人も増えているんだよと、毎度ツッコミを入れていた。
だがCDで食っている人が多く、事情は当分改善しそうもない。

本書では、「音楽」文化を変えてきた法律、技術、関係者の思惑などを盛り込んで、現代の音楽業界を取り巻く問題点を分かりやすく解説している。

最初のトピックは「レコード輸入権」である。2004年に成立した著作権法の改定問題だ。
名称はレコード輸入権だが、レコードを輸入したいのではなく、輸入CDを制限しようという内容だ。
海外向けに安く出荷した邦楽が逆輸入されることを止めることを主眼としているが、実は様々な問題を内包しており、自由な音楽文化を妨げるのではないか、と著者は危惧している。
再販制度で守られたCD業界が、さらに輸入制限までかけて今どき護送船団まっしぐら。そんな業界は果たして生き残れるのかと問う。

さらにCCCDやファイル交換、音楽配信ビジネスのお寒い現実をクリエイターと消費者双方の立場から眺め、様々に問題提起する。
これが答えだ、こいつが悪い、ということは明確に追求している訳ではない。
現実に起きている現象を正確に記述し、さらに個人的な音楽ユーザとしての意見を述べている。

CDが売れない理由を違法コピーだけに求めガチガチにガードする思想は、地デジの録画コピー回数問題に似ている。
どちらもユーザの利便性と音楽文化の将来を考えず、過去の遺産と現状の仕組みを維持したいようだ。
邦楽の未来を開拓するにはどうしたら良いか。ちょっと考えてみたい。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は(1)レコード輸入権-洋盤が聴けなくなる?(2)CCCD-コピーできないCDの悲劇(3)違法コピーとファイル交換(4)音楽配信サービス-埋まらない日米の格差(終章)音楽のこれから、という章で構成されている。音楽ファンなら誰でも関心あるテーマだろう。大昔、FM放送の黎明期に「エア・チェック」なるものが流行った。放送を録音するのである。ソースを買う費用が助かったし、専門雑誌は細かい番組表を競っていた。でも気にいったものは結局多くの人がレコードを買ったと想像される。やがて放送局は曲の途中に音声をかぶせて「邪魔」するようになったのだが、レコード会社の圧力があったのだろうか。次に携帯カセットデッキが現れた。音源はCDになり、コピーして持ち歩くようになった。「個人が使用する限り」ということで著作権の問題はクリアされていた。しかしパソコンでCDをコピーできるようになった辺りから様相は一変したようだ。MP3のような技術が音楽業界を不安に陥れ、そこで生まれたのがコピーできないCCCDだったようだ。しかしこのシステムは極めて評判が悪いようだ。音楽CD売れ行きの落ち込みの原因とみる向きもあるようだ。著作権を尊重することは当然のことだが、著作権保護という名目で音楽文化の発展が損なわれていないだろうか? 著者はアーティストとリスナーの新しい信頼関係について提言している。
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年3月25日に日本でレビュー済み
2004年の本です。
CCCDなんて者もあったなと思い出しました。
今読むと古い所もあります。CCCDとか。

しかしこの本で一番衝撃的だったのFMラジオで芸能人のトークが増え、曲をかける時間が短くなっているという事。
この頃からすでにこんな現象が起こっていたのかと思って衝撃的だった。

というのも最近みたテレビの音楽番組、FMラジオのDJと女性アイドル歌手が司会、ゲストも歌手。
当然トークした後パフォーマンスするのかと思って待った居たら番組が終わってしまった。音楽には何の関係もない話をずっと喋って曲は歌わない音楽番組(?)。

ミュージックステーションもトークや懐メロランキングの時間が増えている。
おそらく出演できる歌手も、曲の時間も少なくなっているはず。
曲が好きな私としてはさびしい限り。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年2月5日に日本でレビュー済み
レコード輸入権、CCCD、ファイル交換、音楽配信について熱く丹念に追われた本。勉強になります。文章のせいというより、音楽が置かれている複雑な状況のせいで読みにくい部分もありましたが...。課題多いですね、音楽業界。でも既得権にすがる状況、過去のしがらみにがんじがらめになる状況って、ふと横を見るとそこにも...。これから変わっていく時期なのかもしれないので、この本が過渡期の記念碑になることを、いち音楽ファンとして祈ってます。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なぜライブドアが音楽サービス(エンコード・サービス現在は休止中)をはじめようとしたのか、その時代的背景。また、DRM(デジタル・ライツ・マネージメント)などのネットでの著作権保護がどのように変遷し今に至っているのかをわかりやすく教えてくれる。これからネットで音楽ビジネスを考えている方には必読本。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート