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デジタル音楽の行方: 音楽産業の死と再生、音楽はネットを越える 単行本 – 2005/12/1

3.7 5つ星のうち3.7 6個の評価

だれが音楽を「生かす」のか
iTunesミュージックストアの日本でのオープンやデジタル音楽の配信サービスが興隆するなか、音楽を取り巻くインターネットやデジタル技術が我々の日常生活に欠かせなくなっている。また、日々デジタル音楽配信のニュースが増している昨今、それは現在のレコード会社のビジネスモデルやスターシステムを無効にしつつあり、ファイル共有の阻止などに抗しても無駄なことを示唆しているようだ。本書はテクノロジーが可能にする「音楽の未来」と、それを受け入れることを拒む音楽業界のギャップを埋める施策を説くものである。著者たちは未来のビジネスモデルとして、音楽を水のように安く、手ごろで、いつでもどこでも享受できるようなモデルを提示する。レコードやラジオといった過去のパラダイムシフトとの共通点や差異を加え、音楽企業の力によって産業が牛耳られるのではなく、もっと公平にみんながハッピーになれる方法があると説く。また、その結果、音楽産業の規模は現在の2〜3倍に拡大でき、さらにアーティストとファンを創造的に活性化できるのだ。
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商品の説明

出版社からのコメント

■■推薦の言葉■■
蛇口をひねれば水が出る、プレミアムな水が飲みたければペットボトルを買う。
そんな当たり前のことを、もはや誰も不思議には思わない。
本書の「水のような音楽」モデルは音楽の未来を拓く示唆に富んでいる!
——丸山茂雄
(株)247ミュージック代表取締役、元ソニー・ミュージックエンタテインメント社長

皮肉を込めて言えば、ネットの未来は、本当に価値あるものは夕ダに、
どうでもいいようなものに対値を払う世界になっていくだろう。
音楽——アートとは何か、という本質を問うことなく、
あてのない統計にぶら下がる「ビジネスモデル」などモロいものだ。
アーティストの創りだすものをそれを必要とする人たちに確実に届けることがゴールだ。
アーティストと音楽リスナーがもっとシンプルに、もっと素直な関係を結ぶためにできること。
音楽を愛するリスナーのために。
—— 佐野元春

著者について

■■著者紹介■■
David Kusek:ミュージシャンで19歳のときエレクトロニック・ドラムを共同発明し、1980年に音楽ソフトウェア企業を設立。MIDI規格の開発などコンピュータと音楽に長年携わってきた。現在はバークレー音楽院で教鞭をとる。

Gerd Leonhard:20年以上にわたりアメリカの音楽、Eコマース、エンターテイメント業界において、企業重役、アントレプレナー、ギター演奏家、執筆業、プロデューサーとして活躍してきた。LicenseMusic.comの創始者にしてCEOとして音楽のライセンシングに携わる。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 翔泳社 (2005/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 282ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4798110035
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4798110035
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 6個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても興味深い内容でした。利用者にとって都合のいいこととは何か。それが将来的に長いスパンで考えても良いことなのか。考えさせられました。
2006年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ITやデジタルネットワーク技術が音楽産業にどのような影響を与えるかをつまびらかにし、その影響をどのように捉えれば音楽産業にとってポジティブな状況に変えられるのかいくつかのプランを示し、止まらない流れに対して既存の音楽産業がいかに無駄な抵抗を行っているか指摘する。」

本書の要旨は上記の津田氏の解説が必要にして十分。ただ、上記の解説をして「あぁ、音楽業界本かぁ」と片付けるのはあまりに惜しい。

というのも、一歩引いてみると本書は素材があくまで音楽というだけで、新しい技術が生まれ、社会に影響を与え、エスタブリッシュメントがそれに抗い、最終的にはよりよい仕組に置き換わる、という「技術と変革の歴史」をつづる歴史書のような性格ももつからだ。

ラジオ・テレビの出現などを例にとり、新しい技術が如何に抵抗勢力と戦いながら世の中をよくしてきたのかが生々しく語らており、「抵抗勢力がいるのはいつものことだが、変化に抗えたためしなんかないんだ」というよう現代の挑戦者へのエールととらえることもできる。

そういう意味で「変化を志向する人を勇気付ける」というのが本書の一番の特徴という印象をうけた。

下記のような方には、是非お勧めの一冊。

・音楽業界に身をおきデジタル技術の業界へ及ぼす影響を理解したい方

・技術革新と既存の仕組の刷新の歴史を学びたい方

・エスタブリッシュメントとの戦いに辟易とし疲れ気味で、勇気付けられたい方
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年1月4日に日本でレビュー済み
大雑把にいえば、

1.CD販売から、音楽配信に移行する。

2.レコード会社、小売店などの中間業者が排除され、アーティストとリスナーがダイレクトで結びつく時代が来る

3.ファイル交換ソフトはテクノロジーが生んだ時代の流れであり、目の敵にしても、意味はなく、レコード会社は環境の変化を受け入れるべき

大筋は正しいとは思うながら、さまざまな疑問も残る。

解説で津田大介氏が音楽配信ならではの成功例として、世界中でダウンロードされた布袋とBOOMをあげていたが、本書では、そういった事例紹介が少なく、CDの売上げや価格など、データも非常に少ない。

全般に著者の「こうあって欲しい」という希望論と未来予想が曖昧になっている。

大きな話の流れを知るには、いいのかもしれないが、抽象的で根拠が希薄に感じられる。

よって、☆☆☆。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の音楽・歌をやる諸君。特に、現時点において、自分の音楽・歌の活動において、経済的に失うモノを持たない諸君。ぼくもそのような諸君の一人だ。

そのような諸君にとっての福音だ。その福音がしっかりと論理構成され、そして、様々な事例でバックアップ。

強引にまとめると以下のようになるだろうか。

・音楽は、モノのやり方で扱われるべきではなく、コトであることが本質的で

あり、本来の在り方。モノの経済性は、初期の持ち出し、高固定費を早期・着実に回収するため、短期間の大量生産、大量流通、大量広告、大量消費を必要とする。コトの経済性は、等身大、細く、長く、しぶとく、しつこくでも成り立つ。

・ライブのプロモーションというかカタログとして、ディジタルフォーマット、ファイルとしての流通は歓迎するべき。

・音楽制作のための損益分岐点はどんどん下がっている。テクノロジー、イノ

ベーションは音楽やる人間にとっての福音。

・音楽の消費のされ方も、人、タイミングにおいて、どんどん単位が小さくな

る。むしろ、小さくしていく方が無理が無い。

この書物の展望を踏まえて、音楽活動を続けることだ。

自分に言い訳無く妥協ない音楽・歌の活動を展開し、

その音源・楽曲などはどんどんフリーで公開し、

濃く、長く続く出会いの確率を高め、

制作においても配信においてもコスト性能が上がるものは積極的に取り入れ、

しぶとく、しつこく、長期に亘って続ける。

コトの展開は速い。本書で予感として語られていたことが現実となり、その現実となったことが、かなりなペースで進展している。

未来の行方を示しているのではない。現在こういうことになっているのである。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート