無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
エロの敵: 今、アダルトメディアに起こりつつあること 単行本 – 2006/9/1 [アダルト]
コンビニやレンタルショップに行けば十年一日のごとくエロ雑誌やアダルトビデ
オを手に取ることができる。それ故につい知っているつもりになりがちなアダル
トメディアだが、昨今では内外さまざまな要因からその商品形態や業界地図は、
すごい速さで塗り代わりつつある。にもかかわらず、それが「エロ」であるがゆ
えにか、誰もビジネスの側面からこれを語っていなかった。
本書は、このように「身近にあるようで意外と知らない世界」であるアダルトコ
ンテンツ業界が辿ってきた変遷といまリアルタイムの姿を、ライター(また制
作者)としてその内側にいるフリーライターの安田氏と雨宮氏が、経験と実績
を交えてレポートするまったく新しい「ビジネス書」である。
いったい、だれが「エロ」を殺すのだろうか?
■著者「まえがき」より
今、アダルトメディアは、かつてない大きな変革期を迎えている。エロ雑誌、ア
ダルトビデオ(AV)、そしてインターネットをはじめとするデジタルメディア。
いずれのジャンルでも、ここ数年の間に大きな変化の波が押し寄せてい
る。(中略)
そしてインターネットの普及は、アダルトメディア全体に、最も大きな影響をも
たらした。それは、アダルトメディアにとっては、諸刃の剣だった。インター
ネットの登場によって、日本のエロメディアは、大きな変化を余儀なくされたの
だ。(中略)
現在、日本のエロメディアがおかれている状況を考察していくと、ある原因が見
えてくる。それは「エロ」というジャンルそのものが、構造的に抱えている問
題だった。
本書では、各エロメディアが成長して来た過程と現状をレポートすることによっ
て、日本の「エロ」が直面している問題を浮き彫りにしていこうと考えている。
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社翔泳社
- 発売日2006/9/1
- ISBN-104798111082
- ISBN-13978-4798111087
商品は外から見えないよう厳重に梱包してお届けします。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
登録情報
- 出版社 : 翔泳社 (2006/9/1)
- 発売日 : 2006/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 216ページ
- ISBN-10 : 4798111082
- ISBN-13 : 978-4798111087
- Amazon 売れ筋ランキング: - 170,214位アダルト本
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
安田 理央(やすだ・りお)
フリーライター。アダルトメディア研究家。1967年生まれ。埼玉県出身。美学校考現学研究室卒業。
主にアダルトテーマ全般を中心に執筆。特にエロとデジタルメディアとの関わりに注目している。
1998年には、妻子持ちでエロ仕事をする業界人としての苦悩をテーマにしたコラム「ムスメよ!」を週刊SPA!に連載し、話題を呼んだ。官能小説のアンソロジー「日曜官能家EX」 (イーストプレス)では、初めて小説にも挑戦(現在も「特選小説」誌にてセミフィクション小説「さる業界の女たち」を連載中)。
また1990年頃からゴールドマン、バクシーシ山下、カンパニー松尾らと親交を深めAV業界に関わりはじめ、1999年には「巨乳風俗ギャルプライベートSEX」(hmp)でAV監督としてもデビュー、ドキュメントタッチの「OPEN AND PEACE」 シリーズ(2001年~2002年 ムーディース)、全国の風俗街をレポートする「月刊日本全国オススメ風俗MAP」 (芳友舎)シリーズ(2003年~2004年 全9作)、携帯電話のカメラで撮影した「業界初!携帯ムービーでAV撮りました!」 (2005年 ビッグモーカル)など作品多数。 「素人モデル図鑑」 (2001年~2003年)などのWeb、 「サルシキ」 (2006年 ワニマガジン)などのDVD雑誌の撮影・コンテンツ制作も行う。
さらに新しいタイプのデジタルカメラマンとして写真集「OPEN&PEACE 風俗嬢ヴァイブス」 (1999年 メディアックス)、 「デジハメ娘。」 (2003年 二見書房)も発表している。
2006年の著書「エロの敵」 (雨宮まみと共著 翔泳社)では、エロメディアの歴史、そしてエロメディアが現在直面している問題などをルポルタージュし、ジャーナリスティックな一面も見せた。同書は100以上のblog、雑誌、新聞などで紹介され、高く評価された。
その他の著書としてデジタルカメラでのアダルトな撮影の魅力をいち早く提唱した「裏デジタルカメラの本」 (1997年 秀和システム)、日本全国の風俗街のルポ「日本縦断 フーゾクの旅」 (2004年 二見書房)等がある。iPhone、Kindle用電子書籍としては25年分のAVレビューをまとめた「安田理央のAVレビュー大全1987-2012」(2012年 安田理央)、食べ物、飲み物に関してのコラムをまとめた「安田理央のB級グルメ道」 (2010年 オフィスマイカ)など。
主な共著には「ネットトラベラーズ95」 (1995年 翔泳社)、 「オトナの裏パソコン」 (1996年 ジャパンミックス) 「20世紀のアダルトビデオ」 (1998年 アスペクト)、 「薬ミシュラン」 (2000年 太田出版)、 「サブカルチャー世界遺産」 (2001年 扶桑社) 「別冊宝島 100万人のアダルトビデオ」 (2003年 宝島社) 「ファントム」 (2006年 二見書房)等がある。
2009年には完全自主制作で「黄金期のエロ本を再現する」というコンセプトのもと、DVDマガジン「No1 in HEAVEN」を創刊。アダルトコンテンツとサブカル系文化人が入り乱れる内容で大きな話題を呼ぶ。
2010年、DJ TKD、柳下毅一郎、田口こくまろ、伊基公袁らとust番組「DAMMUNE」を放送。坂本龍一に絶賛され、大竹伸朗との対談のust中継を担当することになる。
2011年、アダルトビデオ30周年を記念し、40社以上のメーカーが参加するプロジェクト「AV30」の監修者を務める。
25年に渡って活動したニューウェーブバンドであるモデルプランツ(1984年~2009年)、アコースティックギターとリズムボックスで80年代の名曲をカバーするリオ・ブラボー(2000年~)を経て、現在は11人編成のハイパーロックンロールバンド野獣のリリアン(2010年~)、フリーキーなファンクバンドのRoswells(2012年~)などのボーカリストとしての顔もある。
公式ホームページ:http://www.lares.dti.ne.jp/~rio/
Twitterアカウント:@rioysd
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
のぞかれると、至る所に卑猥な単語が出てきますので。
内容は、ヘア解禁などされていくが、エロ雑誌が売れなくなってきていることや、
AVの進化(モザイクが薄くなってきていることなど)、
VHSからDVDになった事に対しての制作事情、
ネットやP2Pソフトで、無修正の画像や動画が手に入るようになったことなどが、
年代を追って書かれていて、文章自体も読みやすく
トリビア的になるほどねぇ〜という感じで知ることが出来ました。
そして、本のタイトルである「エロの敵」は
昔は、もの自体がすくなかったからこそ、貴重で大事にしていたものが
ユーザー(男性)が求めすぎた結果、エロが過剰供給され、
現在では、良質のエロを無料で手に入れることが出来るため
その結果、供給元が儲からなくなり、厳しくなってきていることだと知りました。
ユーザーとしては現在の状況はありがたいことではありますが、
ちょっと考えさせられましたね……。
ほぼ結論的なことをいいきってしまっていて
結局最後まで読む気になれなかった。
過去のエロ本雑誌名がならんでいるが、
懐かしいと思えるのはごく少数だった。
AV爛熟期〜現在(ネット時代)に至るまでは、仮想体験としてのエロへの関与という意味で個人的なリアルタイム感に欠けるが、その分歴史を追うには有用であった。
ネット/デジタルの発展による規制の無意味化(寧ろ現在の方が法律的には厳しいのが皮肉でもあるが)、そしてそれがもたらした、これまでのエロの価値(高価格や入手方法の難易性)の稀釈化、こうしたトレンドは暫く変わらないだろう。
さて、エロは今後どこへ向かうのか。