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オブジェクト指向入門 第2版: 原則・コンセプト 単行本 – 2007/1/1
購入オプションとあわせ買い
にある!!
本書の第1版は1990年にアスキーより『オブジェクト指向入門』として翻訳出版
され、大ベストセラーになりました。現在でもソフトウェア開発に携わる人々に
は欠かす事のできない必読書として多くの支持を得ています。今回の第2版も翻
訳出版を切望する声が多く、また関係者からもこの分野の定番書として認知され
ています。
第2版は、第1版の約3倍、1900ページ以上のボリュームで、「原則・コンセプ
ト」と「方法論・実践」の2分冊(1分冊約960ページ)になりました。本書は上
巻に該当する「原則・コンセプト」編です。
第1版と比べて大きく変わったのがソフトウェア開発の上流工程への踏み込みで
す。第1版はオブジェクト指向分析の原理原則への深い議論が中心でしたが、本
書は、その原理原則の上に分析設計を進めていくための視点が織り込まれていま
す。本書の根幹をなす原理原則の1つが「契約による設計(Design by
Contract)」の概念です。この概念はソフトウェア開発のライフサイクルを通し
て非常に重要かつ有用です。
下巻の「方法論・実践」編では、モデリングのための視点、分析設計の原則を丁
寧に解説しています。また、数多くのデザインパターンや実装技法、希少な存在
である手法上の詳細な探求、継承をうまく使うためにはどのようにしたらよいの
か、そのほかにもオブジェクト指向方法論、オブジェクト指向分析に関する話題
に多く触れられ、オブジェクト指向開発環境に関しての記述が豊富です。
- 本の長さ904ページ
- 言語日本語
- 出版社翔泳社
- 発売日2007/1/1
- ISBN-104798111112
- ISBN-13978-4798111117
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出版社より
商品の説明
著者について
Bertrand
Meyer(バートランド・メイヤー):
1950年フランス生。ソフトウェア工学の草分けの一人として、言語、オブジェク
ト指向アプリケーションと再利用できるソフトウェア研究に大きな影響力を与え
た。また、オブジェクト指向言語Eiffelの開発者として有名でコンピュータ言語
研究の第一人者。エレクトロニクス・ド・フランスで研究開発部に在籍その後、
カリフォルニア大学サンタバーバラ校で学士号取得。現在、チューリッヒ大学で
ソフトウェアエンジニアリングの教授を務める。
■訳者紹介
酒匂 寛(さこう ひろし):
1958年生。東京大学農学部獣医学科卒。汎用機のCOBOL プログラマとしてキャリ
アを開始。UNIXワークステーション上でのシステムプログラミングや大規模アプ
リケーション開発などを経て、1990 年ころよりオブジェクト指向開発に携わ
る。1994 年以降オブジェクト指向を中心としたコンサルティング、2006 年現
在:有限会社デザイナーズデン代表取締役社長。
訳書『オブジェクト指向入門』『プログラミング言語理論への招待』アスキー、
『ソフトウェア要求と仕様』新紀元社、著書『課題・仕様・設計 - 不幸なシス
テム開発を救うシンプルな法則』インプレス
登録情報
- 出版社 : 翔泳社 (2007/1/1)
- 発売日 : 2007/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 904ページ
- ISBN-10 : 4798111112
- ISBN-13 : 978-4798111117
- Amazon 売れ筋ランキング: - 205,630位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,777位電気・通信 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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重くて疲れます。
内容も難しいです。
全く入門じゃ無いです。
でも内容すごいっす。
これくらいの本を読まなきゃ入門すらできねえんだよってことを周りにアピールできます。
Effelという言語は、.NETに対応した版もあったので、評価版をダウンロードして確かめてみるのもいいかもしれません。
本書は、SRAにいた酒包さんが翻訳された良書で、入門と書いているように、オブジェクト指向を叫ぶ人の必読書だと思われます。
「このように構成の巧みなソフトウェアシステムは この世界のある側面を映し出す実践的モデルと見ることが出来る。、、、
ソフトウェアの設計を実践的モデルの作成と考えると、オブジェクト指向設計は実に自然なアプローチであることがわかる。」
オブジェクト指向を実装において説明するのはオブジェクト指向ではなく、実装指向だと思われます。
実装担当の人には、オブジェクト指向をどう実装するとよいかを話す必要はあると思います。
実装はオブジェクト指向の設計の考え方を明確にしながらのことで、実装だけを見ていると、方向性を間違うことがあるかもしれません。
ps.
オブジェクト指向で、日本で定評のある識者はSRAに移籍された青木淳さんかもしれません。
SmallTalkの本も併せて読むとよいかもしれません。
また、Squeakも参照するとよいと思います。
実装から学ぶとよい面もあるものの、得意な言語や、
好きな分野の実装のパターンから、偏見も持ってしまう。
JAVAがアランケイからオブジェクト指向言語として
疑問符を突きつけられたり、
RUBYなどの後発オブジェクト指向言語が出てきたり、
また、オブジェクト指向開発、という言葉もあらわれて、
オブジェクト指向って、じゃあ何?と思った人は、私だけではないだろう。
改訂前のこの本に目を通していたが、そのときは大して面白さを感じなかった。
何をもってオブジェクト指向と呼ぶのか怪しい気持ちでいたとき、
私はもう一度メイヤーの本を読んでみようと、この本を読み、
以前は全く感じなかった面白さを感じ、内容に納得した。
というわけで、標題のとおり。
オブジェクト指向で迷ったら、この本、と言える、文句無しの名著。
シンプルにオブジェクト指向が理解できるはず。
ただ、多くの人の言うとおり、入門書になり得るかどうかは、難しいところだと思う。
ちょっと高価だけど....下巻が出たら、買う!(かな?)
翻訳された後の文章も読みやすく、内容がきっちりとしているのは、翻訳者の方が一流の技術者でもあり、本書に対しての思い入れも強いからなのだろう。
これは洋書翻訳の半分にあたるのだか、分冊しなければならない程のページ数でオブジェクト指向の各要素について記述がなされている。
オブジェクト指向技術を使用している技術者であれば、一度はきちんと読んでおきたい本である。