言わずと知れた有名ブログ「Joel on Software」からの書籍化第2弾。相変わらず話題豊富で才気煥発、これほど楽しんで読めるソフトウェア本も珍しい。
それにしても、この本で語られているソフトウェア開発は、3KだのIT土方だのと言われている日本のソフトウェア産業とは大違いだ。開発者は技術を理解するマネージャの下で、快適な個室でプログラムを書き、その意見や判断は専門家のものとして尊重される。これは絵空事ではなく、かつてMicrosoftや「新興ソフトウェア会社」で働いた著者が、実際にそういう会社を経営しているのである。
本当はクールなソフトウェアを作りたいと思ってたのに、いつのまにか賃金奴隷になって「プログラマ→SE→管理職」みたいな貧弱な図式でしかモノが考えられなくなっているのなら、この本を読むべき。本当のソフトウェア開発がどんなものかがわかる。
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More Joel on Software 単行本 – 2009/4/1
Joel Spolsky
(著),
青木 靖
(翻訳)
Joel on Softwareが、さらにパワーアップして登場!極上のジョエル選集をご堪能あれ!
前著『Joel on Software』の好評を受けて、続編として2番目のコレクションにまとめられた。
Joel Spolskyの、卓逸した文章力、豊富な技術知識、痛快なユーモアセンスで、人のマネジメントや
大規模プロジェクトの管理、プログラマを目指す人へのアドバイス、プログラミングのノウハウ、
ソフトウェア会社の起業指南、さらにソフトウェアのリリースと改訂のタイミングなどなど、
テーマも内容も盛りだくさんでお届けする。
前著『Joel on Software』の好評を受けて、続編として2番目のコレクションにまとめられた。
Joel Spolskyの、卓逸した文章力、豊富な技術知識、痛快なユーモアセンスで、人のマネジメントや
大規模プロジェクトの管理、プログラマを目指す人へのアドバイス、プログラミングのノウハウ、
ソフトウェア会社の起業指南、さらにソフトウェアのリリースと改訂のタイミングなどなど、
テーマも内容も盛りだくさんでお届けする。
- 本の長さ303ページ
- 言語日本語
- 出版社翔泳社
- 発売日2009/4/1
- ISBN-104798118923
- ISBN-13978-4798118925
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商品の説明
著者について
Joel Spolsky(ジョエル・スポルスキー)
世界的に著名なソフトウェア開発プロセスのエキスパート。彼のWebサイト「Joelon Software」は、世界中のソフトウェア開発者に人気があり、30以上の言語に翻訳されている。著書に『Joel on Software』(オーム社)、『ソフトウェア開発者採用ガイド』『BestSoftware Writing』(翔泳社)などがある。
世界的に著名なソフトウェア開発プロセスのエキスパート。彼のWebサイト「Joelon Software」は、世界中のソフトウェア開発者に人気があり、30以上の言語に翻訳されている。著書に『Joel on Software』(オーム社)、『ソフトウェア開発者採用ガイド』『BestSoftware Writing』(翔泳社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 翔泳社 (2009/4/1)
- 発売日 : 2009/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 303ページ
- ISBN-10 : 4798118923
- ISBN-13 : 978-4798118925
- Amazon 売れ筋ランキング: - 481,339位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 531位開発技法
- - 1,320位ソフトウェア開発・言語
- - 10,123位電気・通信 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
4年前に出た「Joel on Software」の続編……なんだけど、「ソフトウェア開発者採用ガイド」とかなり内容がかぶっているような。これはちょっとないんじゃない?
とはいえ、まぁそれなりに楽しんで読んだわけだけど。半分は示唆に富んだソフトウェア開発エッセイとして、半分はファンタジーとして。
ファンタジーというのは、やっぱ少し現実から乖離してるよなぁ……と思うからで、特にJoelのキャリアのかなりの部分がパッケージソフトウェアの開発であって、そうとう偏っているのがひとつ(おそらく彼は受託開発の楽しさ・面白さを知らない)。さらに彼の求める「優秀なソフトウェア開発者」だけでは、社会が求めるソフトウェアをすべて作れないことに起因している。そういう、彼の体験に根ざした部分は面白いが、知らない部分や関与しない(する気のない)部分に関してはバイアスがかかっていてリアリティに欠ける、つまりファンタジーなのである。
ファンタジーならファンタジーとして楽しめばいいんだけど、これを読んだ「普通のプログラマ」が変に影響受けちゃって、マネージャをコケにしたり、他の職種の人を見下したりしないといいなぁと思う。いや、若い人が感化されて、Joelのお眼鏡にかなうレベルの開発者を目指すっていうなら、それは素晴らしいことだけど。
とはいえ、まぁそれなりに楽しんで読んだわけだけど。半分は示唆に富んだソフトウェア開発エッセイとして、半分はファンタジーとして。
ファンタジーというのは、やっぱ少し現実から乖離してるよなぁ……と思うからで、特にJoelのキャリアのかなりの部分がパッケージソフトウェアの開発であって、そうとう偏っているのがひとつ(おそらく彼は受託開発の楽しさ・面白さを知らない)。さらに彼の求める「優秀なソフトウェア開発者」だけでは、社会が求めるソフトウェアをすべて作れないことに起因している。そういう、彼の体験に根ざした部分は面白いが、知らない部分や関与しない(する気のない)部分に関してはバイアスがかかっていてリアリティに欠ける、つまりファンタジーなのである。
ファンタジーならファンタジーとして楽しめばいいんだけど、これを読んだ「普通のプログラマ」が変に影響受けちゃって、マネージャをコケにしたり、他の職種の人を見下したりしないといいなぁと思う。いや、若い人が感化されて、Joelのお眼鏡にかなうレベルの開発者を目指すっていうなら、それは素晴らしいことだけど。
2011年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
開発現場の基本的な考え方を理解するためには非常に良い本と言えます。
ただ、開発者の為の本と言うわけではなく、開発チームを率いるPMや、その上の管理職一般よむべき本だと思う。
基本的には理想論なので、(筆者の会社ではできているのかもしれませんが...)どうやって自分のところに合わせて良いところを取り込んでいくかが勝負でしょう。
内容的には、Joel on Softwareとこれがあればよい感じですね。もしソフトウェア開発者採用ガイドをもっているなら、買う必要はないと思います。
Joelの文章が好きだと言うなら止めません。実際、文章は面白いですから。
ただ、開発者の為の本と言うわけではなく、開発チームを率いるPMや、その上の管理職一般よむべき本だと思う。
基本的には理想論なので、(筆者の会社ではできているのかもしれませんが...)どうやって自分のところに合わせて良いところを取り込んでいくかが勝負でしょう。
内容的には、Joel on Softwareとこれがあればよい感じですね。もしソフトウェア開発者採用ガイドをもっているなら、買う必要はないと思います。
Joelの文章が好きだと言うなら止めません。実際、文章は面白いですから。
2009年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容が前に出た
ソフトウェア開発者採用ガイド
とかなりかぶっています。かぶっていない部分は前作と比べると面白くありませんでした。ソフトウェア開発者採用ガイドを持っていない人なら買ってもいいんじゃないでしょうか。
2012年2月23日に日本でレビュー済み
「Joel on Software」の続編。
相変わらず、プログラムから販売戦略から会社経営まで、
論理的でわかりやすい話がたくさん載っています。
ただ、プログラムについて言えば、ちょっと論旨に強引なところが見えるような。
プログラムから遠ざかって、頑固になってきたのか、それとも紛糾しないような議論は使い果たしてしまったのでしょうか。
たとえば、
例外機構で確実に実行されないかどうかの話をするのに、
finallyの話を置いておくというのは、
著者の頭の中には理屈があるのかもしれませんが、
少なくとも読んでいる方にはまったく意味が分からないのですが。
販売戦略などの話については、前作にもましてためになる話となっております。
クーポンなどの値引きの本当の意味とか、
まったく目からうろこが落ちる思いですね。
相変わらず、プログラムから販売戦略から会社経営まで、
論理的でわかりやすい話がたくさん載っています。
ただ、プログラムについて言えば、ちょっと論旨に強引なところが見えるような。
プログラムから遠ざかって、頑固になってきたのか、それとも紛糾しないような議論は使い果たしてしまったのでしょうか。
たとえば、
例外機構で確実に実行されないかどうかの話をするのに、
finallyの話を置いておくというのは、
著者の頭の中には理屈があるのかもしれませんが、
少なくとも読んでいる方にはまったく意味が分からないのですが。
販売戦略などの話については、前作にもましてためになる話となっております。
クーポンなどの値引きの本当の意味とか、
まったく目からうろこが落ちる思いですね。