いやぁ、義母や実母といった“ママ”に息子(主人公)が甘えるような、あるいは甘やかすような作品はこうでなくっちゃ!という穏やかなテイストが心地良い。息子からもたらされる愛情に困惑と葛藤を抱きつつも、一線を超えてしまえば一転して母性溢れる慈愛に満ちた包容力で癒していく。作者のリアルドリーム文庫3作目はそんな作品である。
【怜子】 主人公とは別の高校で教鞭に立ちながらアパートの大家でもある32歳の義母
【理沙】 主人公の家庭教師にして研究課題が元で母子相姦の指南役ともなる23歳の大学院生
【敦子】 主人公の担任教師で37歳。実の息子との関係に少し悩みを抱えている
登場人物は同じアパートの住人だが、タイトルやサブタイトルには無い、隠し要素のような、隠れキャラのような存在として怜子は高校教師であり、敦子が主人公の担任教師である。アパートらしいシチュエーションや理沙の家庭教師という設定よりも、2人の高校教師と主人公の物語、さらに言えば、家庭教師の導きによって高校教師の義母と結ばれるまでの間に担任教師との関係も盛り込まれる話である。
第三者的な立場のヒロインによって母子が結ばれる展開では過去に『
蒼い聖夜−ママの贈りもの・姉の捧げもの
』(フランス書院文庫)があるが、本作はよりストレートに話が進んでいくのと、母子に限定した代わりに2組出てくるところに違いがある。そして、この2組の出し方が巧みである。敦子の実子を絡ませることで不用意なハーレム的非現実感を排除しつつ“疑似母子相姦”という秀逸かつ妙味のある官能要素を盛り込んでいる。これがかなりいやらしい。そして、この実子が必要以上に出てきて絡むような後味の悪さも無い。ただし、主人公の本懐が遂げられるまでのストーリーでもあるため、怜子をメインヒロインと見ればなかなか合体に至らないもどかしさが無きにしも非ず。それでも「怜子さん、頑張ったねぇ」というコスプレ展開があったりして上手く繋いでいるし、念願成就に至るまでを程良く理沙と敦子が埋めているとも言えよう。
ちょっと珍しいような、一風変わった終章も作品を面白くさせており、「最後に全員揃って盛大に」がキホンと考える諸兄には多少の物足りなさがあるかもしれないが、まずまず心地良い読後感は得られる。それに何より芳川作品の“ママ”達は相変わらずいいねぇ、しかも今回は(実質的な)ダブル“ママ”だよぉ〜という良さに全てが集約されるであろう。
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禁断の誘惑アパート 義母と女子大生家庭教師 (リアルドリーム文庫 62) 文庫 – アダルト, 2011/5/24 [アダルト]
- 本の長さ286ページ
- 言語日本語
- 出版社キルタイムコミュニケーション
- 発売日2011/5/24
- ISBN-104799200755
- ISBN-13978-4799200759
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商品は外から見えないよう厳重に梱包してお届けします。
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登録情報
- 出版社 : キルタイムコミュニケーション (2011/5/24)
- 発売日 : 2011/5/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 286ページ
- ISBN-10 : 4799200755
- ISBN-13 : 978-4799200759
- Amazon 売れ筋ランキング: - 8,023位小説・サブカルチャー
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上位レビュー、対象国: 日本
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2011年5月24日に日本でレビュー済み
最近リアルドリームでは義母モノが連続するがこちらは相思相愛の相姦モノ。ラブラブなのが売りだがハードやディープではない。
32歳の義母・怜子に焦がれる主人公。近親相姦の研究の為、主人公を後押しする大学院生・理沙。自分の息子への愛情を抱える担任教師・敦子。
同じアパート内で行われる近親相姦の物語。
理沙は主人公の義母への想いを加速させる為、童貞卒業の相手をする。一方、ラブホテルに入る二人を目撃した敦子は、自分と同じように母子相姦を望む主人公に親近感を抱き、自分の欲望を素直に発露する練習として主人公とセックスに至る。
義母としての立場を示しながらも内心では以前から息子に対して欲望を抱えていた怜子は、主人公の告白と理沙から流された情報により独占欲を刺激され、遂に主人公と一夜の過ちを決意する。
もちろん相思相愛の二人が一夜で済むはずもなく二人は愛し合うようになり、敦子は自分の息子との関係を発展させる。
ちょっと残念なのは物語で怜子が下着に凝っていたりメイド服を着たりするシーンがイラストで反映されていない事。カバーではおとなしい白だが内容では赤とか黒とか。
イラストは眠る怜子に強制パイズリ、理沙との童貞卒業、敦子フェラ&自慰、理沙・敦子Wフェラ、怜子女性上位。
32歳の義母・怜子に焦がれる主人公。近親相姦の研究の為、主人公を後押しする大学院生・理沙。自分の息子への愛情を抱える担任教師・敦子。
同じアパート内で行われる近親相姦の物語。
理沙は主人公の義母への想いを加速させる為、童貞卒業の相手をする。一方、ラブホテルに入る二人を目撃した敦子は、自分と同じように母子相姦を望む主人公に親近感を抱き、自分の欲望を素直に発露する練習として主人公とセックスに至る。
義母としての立場を示しながらも内心では以前から息子に対して欲望を抱えていた怜子は、主人公の告白と理沙から流された情報により独占欲を刺激され、遂に主人公と一夜の過ちを決意する。
もちろん相思相愛の二人が一夜で済むはずもなく二人は愛し合うようになり、敦子は自分の息子との関係を発展させる。
ちょっと残念なのは物語で怜子が下着に凝っていたりメイド服を着たりするシーンがイラストで反映されていない事。カバーではおとなしい白だが内容では赤とか黒とか。
イラストは眠る怜子に強制パイズリ、理沙との童貞卒業、敦子フェラ&自慰、理沙・敦子Wフェラ、怜子女性上位。
2011年11月11日に日本でレビュー済み
表紙の怜子は主人公の義母でアパートの大家と高校教師を兼任しており、アパートの住人には、主人公の家庭教師をする女子大生の里沙や主人公の通う高校の担任の敦子。密かに怜子に想いを寄せている主人公に、近親相姦を研究している里沙は、彼に協力してホテルで行為に及んだところ、ある日担任の敦子に呼び出され事情聴取されることに。そこで、離婚して別居している敦子の息子もまた主人公と同じ心境であるとわかり、主人公は敦子を怜子に、敦子は主人公を息子に見立てて疑似行為に至ります。
最終的には、里沙から主人公を想いを知り、学園際で着用したメイド服で息子をご奉仕するという、なんともハッピーエンドで締めくくられるのですが残念ながら、怜子のメイド服姿はイラストで描かれていないんですよね(泣き)あとは、表紙では清楚ですが、本編では赤いセクシーなものだったりと意外と怜子は大胆だったりします。 内容は文句無し、ただリアルドリーム文庫なのでイラストのもの足りなさで差し引いてここは星3つにさせていただきます。
最終的には、里沙から主人公を想いを知り、学園際で着用したメイド服で息子をご奉仕するという、なんともハッピーエンドで締めくくられるのですが残念ながら、怜子のメイド服姿はイラストで描かれていないんですよね(泣き)あとは、表紙では清楚ですが、本編では赤いセクシーなものだったりと意外と怜子は大胆だったりします。 内容は文句無し、ただリアルドリーム文庫なのでイラストのもの足りなさで差し引いてここは星3つにさせていただきます。