前から気になっていた作品でしたが、ようやく３巻まで読了。
ほかの方も書いていらっしゃいますが、内容はシリアルキラーの監禁もので既に使い古された設定かなとも思います。
そこにＢＬ要素を盛り込んで、過去と未来が行ったり来たりと変に混乱させられるところも多々ありました。
舞台は日本ですが、やはり外国人が描いた日本、という感じ。
建物とかラブホとか観光客でも見て分かる外見的なものはよく描けています。それ以上の、生活空間とか内部に関しては色々荒が目につきました。玄関が狭すぎるとか浴衣の着付け、飲み物のカップ大き過ぎなどなど。一番の突っ込みどころは、こんな眉目秀麗・筋骨隆々・頭脳明晰な精神科医いるかよってとこですけどね。
今のところ、警察とか男の一人住まいとか無機質なインテリアばかりなので、その辺の絵も楽しめたら嬉しいです。
それにしても、浅野先生のお綺麗なこと。
篠原さんもイケメンだからお似合いなんだけど、男性カップルの成立ってこんなに急展開なのか？？と思えるほど唐突な進展で、事件は遅々として進まないのに、こちらはグイグイきます。
この二人って、篠原さんのほうが少し背が高いみたいだけど、同じくらいの体形ですよね。
なのに、２巻で浅野先生が彼シャツ姿で登場したときはズッコケました。ここはせめてバスローブでしょう。３巻ではそうなっていたから、作者側でもおかしいと思ったのかもしれません。
今のところ、浅野先生の白衣姿はなし。勤務医のようですが、大学講師に警察のプロファイリング協力とお忙しいようなので外来は減らしてるのかな。
原作は英語のようですが、ふきだしが縦長だし日本で発売することを前提に描かれたんでしょうか。舞台を日本にしたのはＢＬの「本場」へのリスペクトだと勝手に解釈しています。
擬音語とか翻訳もイマイチな部分が見られますので、こちらも改善願いたいです。
篠原さんと犯人の背格好がそっくりなのが妙に気になりました。
篠原さんは「父親がわからない」（のに叔父さんは突き止められたという矛盾あり）というから実は犯人と腹違いの兄弟なんじゃないか・・・と推理しています。
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