うまく言えませんが。
「熱血漢」「クール」「ツンデれ」「天然」
漫画でもなんでも、だいたいキャラクターは何らかのパターン化された性格を持っているように描かれるものですが、瀬川先生の描く漫画のキャラクターはみんな安易にパターン化された性格の持ち主ではないように感じます。
もちろん、たとえば本作のヒロインであるサクヤちゃんは「天然」とか「癒し系」とかパターンを名づけることが可能ですが、そういう作者や読者にとって扱いやすい性格のパターンの前に、サクヤちゃん個人としての歴史というか、価値観、考え方があった上の言動であるような印象を受けます。
一言でいうと「キャラクター」が活きてる、と感じます。
僕の感じたこのキャラクターの活き活きさ加減は、荒木飛呂彦先生（JOJO等）、吉田秋生先生（BANANAFISH等）と同等のものだと思いました。
個人的この漫画（家）がすごい！2013年の受賞者は、瀬川先生で。
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