若干分かりずく強引な展開もありましたが、個人的には楽しめました。
ねえさんの出生と過去の秘密なども今回でわかります。
ラストも、なかなか衝撃的な終りかたでしたが、これはこれでありだと思いました!
ただ前回のスピンオフの【メンヘララバーズ】で強烈だった、イソラさんの友達の活躍を
期待していたのですが、出演はなく少し残念でした…
しかも一応今回が最終巻とのことみたいなので、重ねて残念です。
※ここからはちょっとネタばれ。
最後のあれは本当にねえさんなのでしょうか?
体だけでなく中身もねえさんを演じたイソラさんなのでは?
玉藻的には、ねえさんだと疑ってはいないようだけど…。
できる事なら、やはり第3巻も出して欲しいと願います。
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オカルトリック 02 (このライトノベルがすごい! 文庫) 文庫 – 2012/9/10
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購入オプションとあわせ買い
元狐憑きの探偵助手・玉藻と、超絶美女の引きこもり探偵・ねえさん、向上心溢れるメンヘラ・イソラちゃん(キーワードは女子力! )。ギリギリのバランスを保っていた三角関係は、意識不明だったイソラの姉・舞花の目覚めと共に、次のステージに移行する――過剰で真摯な愛情が織りなす、混沌とした関係はどこへ向かうのか!? オカルト? マジック? ファンタジー? 夢と現実と過去が絡み合う、未だかつてない物語をご堪能あれ!
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2012/9/10
- 寸法10.8 x 1.4 x 15.2 cm
- ISBN-104800200822
- ISBN-13978-4800200822
商品の説明
著者について
大間 九郎 (おおま くろう) プロフィール
千切る、堕ちる、漂う、抗う、購う。これらの言葉を使うことが好きでよく文章に入れてしまう。語感が好きなのか? それとも見える情景が美しいと思うのか? わからないけど好き。抗い、千切り、漂い堕ちてなお、購えない才能、大間・マラルメ・九郎参上。
葛西 心 (かさい しん) プロフィール
イラストを担当しました葛西 心です。北国で絵を描いてすごしています。
千切る、堕ちる、漂う、抗う、購う。これらの言葉を使うことが好きでよく文章に入れてしまう。語感が好きなのか? それとも見える情景が美しいと思うのか? わからないけど好き。抗い、千切り、漂い堕ちてなお、購えない才能、大間・マラルメ・九郎参上。
葛西 心 (かさい しん) プロフィール
イラストを担当しました葛西 心です。北国で絵を描いてすごしています。
登録情報
- 出版社 : 宝島社 (2012/9/10)
- 発売日 : 2012/9/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 280ページ
- ISBN-10 : 4800200822
- ISBN-13 : 978-4800200822
- 寸法 : 10.8 x 1.4 x 15.2 cm
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年3月6日に日本でレビュー済み
オカルトとミステリの融合的な極致として京極夏彦がすでに存在している時点で、いかにもラノベチックなこの本と作者にそこまでの期待は最初からしていなかったのですが、まあ実際こんなもんだろうという感じ。
伝奇あるいは能力バトルものとしても弱いし、他の方のレビューにもある通りそれぞれのジャンルが食い合って歪な残骸になっているような。
ジャンル云々ではなく読み物としてではおもしろいかというと……うーん。
なんとも評価しづらい。登場人物たちの掛け合いの中でクスリとしたのもあったかなーという程度。
作者の言葉で「ラノベはまだまだこんなにも素晴らしい」的な煽りがあったのですが、それについては大言壮語甚だしいという印象です。
私の持論として「ラノベは手法」というものがありまして、ラノベそのものを書いても「しょせんラノベ」なんですよね。
あくまでテイスト・演出としてラノベを取り入れてこそ評価に値するかと。
で、この作者さんの他の作品は知りませんが、少なくとも本作をもってラノベ礼賛とするのは無理があると思いました。
伝奇あるいは能力バトルものとしても弱いし、他の方のレビューにもある通りそれぞれのジャンルが食い合って歪な残骸になっているような。
ジャンル云々ではなく読み物としてではおもしろいかというと……うーん。
なんとも評価しづらい。登場人物たちの掛け合いの中でクスリとしたのもあったかなーという程度。
作者の言葉で「ラノベはまだまだこんなにも素晴らしい」的な煽りがあったのですが、それについては大言壮語甚だしいという印象です。
私の持論として「ラノベは手法」というものがありまして、ラノベそのものを書いても「しょせんラノベ」なんですよね。
あくまでテイスト・演出としてラノベを取り入れてこそ評価に値するかと。
で、この作者さんの他の作品は知りませんが、少なくとも本作をもってラノベ礼賛とするのは無理があると思いました。
2012年9月15日に日本でレビュー済み
《注意》この書を読む際は以下の点に留意ください。
・一般的なライトノベルではありません。軽い気持ちで読むとショックを受ける可能性があります。
・読んでいる最中に目眩や頭痛を感じたら少し休憩しましょう。最後まですっきりとした気分になることはありません。
・ストーリーについては深く考えないようにしましょう。簡潔ですが混沌としていて考えすぎると深みにはまることがあります。
オカルトミステリーシリーズの第2巻で最終巻ですが、ライトノベルという枠を飛び越えた無茶苦茶な書物です。
作者は前作(第1巻)で普通のライトノベルを書こうとして批判された反省からか、今作はずいぶんとはっちゃけています。
まともな推理小説の流れは形のみを残し、それ以外は意味不明なキャラクターと夢と幻ともわからぬ混沌とした展開が蔓延しています。
前作の話など前座どころかただの設定紹介だったとしか思えません。
ストーリーなど差し置いて、作者の「幸せとは何か」という叫びのような問いが刺々しく強い言葉と描写によって読者の心に強く叩きつけられています。
読んでるうちに目眩のような違和感を感じ、熱に浮かされるような気分のまま気付いたら読み終わっている、そんな作品です。
作中の意味不明で強烈なキャラクターや言葉が読者のイメージを強く引き出しているため挿絵が邪魔に思えてきます。
もはやこんな作品を書く著者がライトノベル作家である必要を感じられません。
著者・大間九郎はあとがきで自己主張するように確かに天才かも知れませんが、間違いなく過激派です。
次回作はライトノベルではなく短編小説集などを読んでみたいものです。
・一般的なライトノベルではありません。軽い気持ちで読むとショックを受ける可能性があります。
・読んでいる最中に目眩や頭痛を感じたら少し休憩しましょう。最後まですっきりとした気分になることはありません。
・ストーリーについては深く考えないようにしましょう。簡潔ですが混沌としていて考えすぎると深みにはまることがあります。
オカルトミステリーシリーズの第2巻で最終巻ですが、ライトノベルという枠を飛び越えた無茶苦茶な書物です。
作者は前作(第1巻)で普通のライトノベルを書こうとして批判された反省からか、今作はずいぶんとはっちゃけています。
まともな推理小説の流れは形のみを残し、それ以外は意味不明なキャラクターと夢と幻ともわからぬ混沌とした展開が蔓延しています。
前作の話など前座どころかただの設定紹介だったとしか思えません。
ストーリーなど差し置いて、作者の「幸せとは何か」という叫びのような問いが刺々しく強い言葉と描写によって読者の心に強く叩きつけられています。
読んでるうちに目眩のような違和感を感じ、熱に浮かされるような気分のまま気付いたら読み終わっている、そんな作品です。
作中の意味不明で強烈なキャラクターや言葉が読者のイメージを強く引き出しているため挿絵が邪魔に思えてきます。
もはやこんな作品を書く著者がライトノベル作家である必要を感じられません。
著者・大間九郎はあとがきで自己主張するように確かに天才かも知れませんが、間違いなく過激派です。
次回作はライトノベルではなく短編小説集などを読んでみたいものです。
2012年10月21日に日本でレビュー済み
『オカルトリック』というタイトルからは離れてしまったが、大間九郎らしさは戻ってきた。そんな不思議空間が炸裂している第2巻です。
この読んでいるだけで酩酊感を味わうような文章。現実と空想の境界をたゆたい運ばれていくような不思議な感覚はまさしく“大間九郎らしさ”。
正直わけがわからないと一刀両断することもできるでしょうし、それだけ惹き込むことのできる天才性の証明として感服することもできるでしょうし、
要は人を選ぶ文章なのはマウスのときから変わらず。
とはいえ、さすがにラストを迎えたときには目が醒めましたけどね。なんぞこれは。
作者さんがメンヘラ推しというのは、あとがきを読んでも購入者特典であったメンヘラバーズを読んでも知っていましたが、このラストにはあまりの衝撃に開いた口がふさがらなかったくらい。
ねえさんがヒロインだと思ってた自分としてはバッドエンドだと思うのですけど、しかしこのふたりの在り方を見ているとそうも言い切れないから困るところです。
まあ、作者さんとしては大勝利なのでしょうけど。
しかし、イソラたんのために書いたと言いながら、なぜ『オカルトリック』だったのか。
マウスやメンヘラバーズのことを思うと、首を傾げざるをえないというか……なんというか、結局のところよくわかりません。
メンヘラさんの物語として読めば星もまた違ったのでしょうけど。
この読んでいるだけで酩酊感を味わうような文章。現実と空想の境界をたゆたい運ばれていくような不思議な感覚はまさしく“大間九郎らしさ”。
正直わけがわからないと一刀両断することもできるでしょうし、それだけ惹き込むことのできる天才性の証明として感服することもできるでしょうし、
要は人を選ぶ文章なのはマウスのときから変わらず。
とはいえ、さすがにラストを迎えたときには目が醒めましたけどね。なんぞこれは。
作者さんがメンヘラ推しというのは、あとがきを読んでも購入者特典であったメンヘラバーズを読んでも知っていましたが、このラストにはあまりの衝撃に開いた口がふさがらなかったくらい。
ねえさんがヒロインだと思ってた自分としてはバッドエンドだと思うのですけど、しかしこのふたりの在り方を見ているとそうも言い切れないから困るところです。
まあ、作者さんとしては大勝利なのでしょうけど。
しかし、イソラたんのために書いたと言いながら、なぜ『オカルトリック』だったのか。
マウスやメンヘラバーズのことを思うと、首を傾げざるをえないというか……なんというか、結局のところよくわかりません。
メンヘラさんの物語として読めば星もまた違ったのでしょうけど。