日本の三大源流から幕末の志士の流派まで、色々な流派について概要が書かれています。
特に神道流・陰流・念流(と中条流)の三大源流については、少々古い情報が多いですがそれなりに詳しくまとまっていると思います。それぞれの開祖や関係した土地の写真や情報なども書かれています。
他にも、一刀流や新陰流各派から幕末の新流派までいろいろと解説や資料写真も載っており、剣術や時代劇が好きな人は楽しく読めるのではないでしょうか。ただし、実際の剣術の形や写真はほとんどありません。
以下は問題点になりますが、それぞれの流派の情報や伝承地についての情報はネット上(wikipedia等)で検索できる情報がほとんどで、中にはおそらくwikipediaのみを参考にしたのではないか、というような記事も散見できます。ご自分でいろいろ検索したり、調べられる方にとっては物足りない内容かもしれません。
それから、特に後半に載っている各地や各藩の伝承流派についてですが、藩の中心流派が抜けていたり、明らかに伝承地が間違っている内容がある等、どういう基準で選んだのかわからないです。その上に「加藤清正以降、熊本は加藤家が治めた」等、歴史に詳しい方が書いたとは思えない初歩的な間違いもいくつか見られるので、読まれる方は内容を鵜呑みにしないように気を付けたほうが良いかもしれません。
剣術の技法や形などに興味がある方は歴史群像シリーズの
日本の剣術―連綿と受け継がれた武士の心と技、その秘伝を一挙公開! (歴史群像シリーズ)
をお勧めします。こちらは間違い等もなく、大変参考になります。
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完全保存版 剣豪の流派 (別冊宝島 2209) 大型本 – 2014/7/11
宮本武蔵の「二天一流」、新撰組・斎藤一の「聖徳太子流」、丸目長恵の「タイ捨流」など、v 稀代の剣豪たちの名声とともに語られることが多い「流派」。
歴代の剣豪たちはその流派を代表する者として数々の名勝負を繰り広げてきました。
本誌は大河ドラマや時代小説などで剣豪たちが繰り出した、実際に存在する流派の型や奥義を含めた技の種類、
創始からの継承図、そして免許皆伝までの流れなどを、イラストなどを用いて詳細解説します。
歴代の剣豪たちはその流派を代表する者として数々の名勝負を繰り広げてきました。
本誌は大河ドラマや時代小説などで剣豪たちが繰り出した、実際に存在する流派の型や奥義を含めた技の種類、
創始からの継承図、そして免許皆伝までの流れなどを、イラストなどを用いて詳細解説します。
- 本の長さ143ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2014/7/11
- ISBN-104800227216
- ISBN-13978-4800227218
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登録情報
- 出版社 : 宝島社 (2014/7/11)
- 発売日 : 2014/7/11
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 143ページ
- ISBN-10 : 4800227216
- ISBN-13 : 978-4800227218
- Amazon 売れ筋ランキング: - 872,019位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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