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谷中レトロカメラ店の謎日和 フィルム、時を止める魔法 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 文庫 – 2016/10/6
柊 サナカ
(著)
東京・谷中で、三代続くカメラ屋「今宮写真機店」。
クラシックカメラをこよなく愛するカメラオタクの今宮店長は、三ヶ月間休暇をとっていたアルバイト店員の来夏を温かく迎え入れた。
ところが、来夏が店番をしているときに限って、カメラの知識を試してくる客がやって来るようになり……。
さらに今宮写真機店を訪れるのは、戦場カメラマンの娘や、魔鏡に消えたカメラを探す男、スパイカメラを買い求める女性など、一癖も二癖もある客ばかり。
認知症の父が遺した写真の謎や、何度も壊れてしまうカメラの謎など、店に舞い込むさまざまな問題を、今宮&来夏のコンビが鮮やかに解決していく。
親子の絆や、夫婦の愛など、カメラを通して人と人のつながりを温かく描き出す、ミステリー連作短編集。
ニコンF2、ライカM3、ハンザ・キヤノン……魅力的なクラシックカメラの名機とともに贈る、『谷中レトロカメラ店の謎日和』第二弾!
クラシックカメラをこよなく愛するカメラオタクの今宮店長は、三ヶ月間休暇をとっていたアルバイト店員の来夏を温かく迎え入れた。
ところが、来夏が店番をしているときに限って、カメラの知識を試してくる客がやって来るようになり……。
さらに今宮写真機店を訪れるのは、戦場カメラマンの娘や、魔鏡に消えたカメラを探す男、スパイカメラを買い求める女性など、一癖も二癖もある客ばかり。
認知症の父が遺した写真の謎や、何度も壊れてしまうカメラの謎など、店に舞い込むさまざまな問題を、今宮&来夏のコンビが鮮やかに解決していく。
親子の絆や、夫婦の愛など、カメラを通して人と人のつながりを温かく描き出す、ミステリー連作短編集。
ニコンF2、ライカM3、ハンザ・キヤノン……魅力的なクラシックカメラの名機とともに贈る、『谷中レトロカメラ店の謎日和』第二弾!
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2016/10/6
- ISBN-104800261538
- ISBN-13978-4800261533
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商品の説明
著者について
柊 サナカ (ひいらぎ さなか) プロフィール
1974年、香川県生まれ、兵庫県育ち、東京都在住。神戸女子大学文学部卒、姫路獨協大学大学院言語教育研究科日本語教育専攻修了。日本語教師として7年の海外勤務を経て、第11回『このミステリーがすごい! 』大賞隠し玉として、『婚活島戦記』(宝島社)にて2013年デビュー。他の著書に『レディ・ガーディアン 予告誘拐の罠』『谷中レトロカメラ店の謎日和』(ともに宝島社)がある。
1974年、香川県生まれ、兵庫県育ち、東京都在住。神戸女子大学文学部卒、姫路獨協大学大学院言語教育研究科日本語教育専攻修了。日本語教師として7年の海外勤務を経て、第11回『このミステリーがすごい! 』大賞隠し玉として、『婚活島戦記』(宝島社)にて2013年デビュー。他の著書に『レディ・ガーディアン 予告誘拐の罠』『谷中レトロカメラ店の謎日和』(ともに宝島社)がある。
登録情報
- 出版社 : 宝島社 (2016/10/6)
- 発売日 : 2016/10/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 318ページ
- ISBN-10 : 4800261538
- ISBN-13 : 978-4800261533
- Amazon 売れ筋ランキング: - 270,995位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 476位宝島社文庫
- - 1,590位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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このミス大賞隠し玉「婚活島戦記」でデビュー。
双葉社「天国からの宅配便」シリーズ
宝島社「谷中レトロカメラ店の謎日和」シリーズ好評発売中。
「人生写真館の奇跡」23カ国で翻訳出版中
PCT「柊サナカのカメラ沼」連載中。
カメラホリック 連載中
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館戦争の有川浩さんのレンツリーの国を読んだ時のような衝撃を受けました。ライカⅢfが欲しくなりますが、我慢して谷中銀座のイカ焼きを食べに行きます。
2018年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
続続編、希望!
来夏ロス、真っ只中です。
この、ぬるい雰囲気がとても良くて、全部読み切るのがもったいない気がして。
最後の章の大どんでん返しに震えましたが(?)、なーんだという感じ。ほっとしました。
文章力があるのないのという人がいますが、もちろん、内容勝負で、平易に書かれているに越したことはありません。
カメラの話は、比較的ゆるく、マニアには刺激不足な感じもしますが、この内容にはこのくらいわかりやすいほうがいいと思います。
女性店員のマニアックな店の設定は、ありそうですが(笑)、意外とはまり込める設定で、いい感じです。
普通の読解力の人におすすめです。三丁目の夕日程度にお考えください。
来夏ロス、真っ只中です。
この、ぬるい雰囲気がとても良くて、全部読み切るのがもったいない気がして。
最後の章の大どんでん返しに震えましたが(?)、なーんだという感じ。ほっとしました。
文章力があるのないのという人がいますが、もちろん、内容勝負で、平易に書かれているに越したことはありません。
カメラの話は、比較的ゆるく、マニアには刺激不足な感じもしますが、この内容にはこのくらいわかりやすいほうがいいと思います。
女性店員のマニアックな店の設定は、ありそうですが(笑)、意外とはまり込める設定で、いい感じです。
普通の読解力の人におすすめです。三丁目の夕日程度にお考えください。
2016年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても読みやすくあっという間に終わってしまいました。
全編に流れる優しい雰囲気。心温まる物語です。
私自身、カメラ好きでこの本を買いましたが、カメラ好きでなくとも純粋に楽しめる内容になっていると思います。
是非、続編も出てほしいです。
もちろん、続編が出ればいの一番に購入して読みます!
全編に流れる優しい雰囲気。心温まる物語です。
私自身、カメラ好きでこの本を買いましたが、カメラ好きでなくとも純粋に楽しめる内容になっていると思います。
是非、続編も出てほしいです。
もちろん、続編が出ればいの一番に購入して読みます!
2017年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カメラの紹介より、ほとんどは名前の羅列しかない、魅力とかもあまり感じない。
章節別の関係で納得できますが、やはり一台に集中して物語を展開するのはいいでしょうか。
また、最終に二人の初めての出会いの描写もちょっと都合よすぎと思います。
章節別の関係で納得できますが、やはり一台に集中して物語を展開するのはいいでしょうか。
また、最終に二人の初めての出会いの描写もちょっと都合よすぎと思います。
2016年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゆったりとした流れの中で小さなエピソードが綴られている。カメラ好きにも興味の無い人にもおすすめしたい癒やしを感じる良作です。
二巻目ですが、今回は”幕間”も入っていて、凝った構成になっています。
二巻目ですが、今回は”幕間”も入っていて、凝った構成になっています。
2020年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シリーズ一巻に続いて本書を購入、前作に続いて中古カメラ店の店主とアルバイト店員の心模様と店に持ち込まれるカメラの物語。本文、イラスト、カバーを書く/描く三人も同じメンバー。心温まる物語で好感が持てる。
当然星5ケをつけるべきであろうが、144台しか作られなかった雨カエル色のLeicaM3、200台以下しか作られなかったと推定される最初期型のCanon製品が登場するに及んだ時、レトロカメラといえども『フィルムを装填して写真を楽しむ』の趣旨に少し外れるのではと思い星2ケ減点した。
PS:すでに刊行された第三巻『~思いをつなぐレンズ』もぜひ読んでいただきたい。
当然星5ケをつけるべきであろうが、144台しか作られなかった雨カエル色のLeicaM3、200台以下しか作られなかったと推定される最初期型のCanon製品が登場するに及んだ時、レトロカメラといえども『フィルムを装填して写真を楽しむ』の趣旨に少し外れるのではと思い星2ケ減点した。
PS:すでに刊行された第三巻『~思いをつなぐレンズ』もぜひ読んでいただきたい。
2016年10月13日に日本でレビュー済み
続編。
期待もあれば、不安もあります。
読んで大好きになった作品が好きであればあるほど、続編への不安も大きなものになります。
しかし、その不安は杞憂でした。
前作で大好きになった登場人物たち。
この作者の筆致は、寂しい人にも、悲しい人にも柔らかい。
そして優しい。
カメラ小説というモノにこだわったスタイルなのに、モノを介して人の心を静かに優しく描き出してゆく。
そして今作、ヒロインは奇妙ないじめっこの爺さんにつきまとわれます。
しつこい薀蓄オヤジ。
登場人物たちの次第に描き出されてゆく心情にどきどきしながら、なぜかこの添え物でしかない薀蓄オヤジから目が離せなくなってゆく自分がいました。
自分がもうすこし歳を重ねたとき、こんなクソジジイになれていたら楽しいなぁ、・・・本筋とは無縁な部分ですが、ついそんなことも思ってしまいました。
そしてなにかある様な、なにもない様な、優しく静かなエンディング。
そこに聞こえるのは、やわらかで小気味よい布幕シャッターの音。
そしてラストシーンを見届けたあと、なぜか、たいやきと、あんみつと、スイートポテトがとても食べたくなっている自分がいるのです・・・。
期待もあれば、不安もあります。
読んで大好きになった作品が好きであればあるほど、続編への不安も大きなものになります。
しかし、その不安は杞憂でした。
前作で大好きになった登場人物たち。
この作者の筆致は、寂しい人にも、悲しい人にも柔らかい。
そして優しい。
カメラ小説というモノにこだわったスタイルなのに、モノを介して人の心を静かに優しく描き出してゆく。
そして今作、ヒロインは奇妙ないじめっこの爺さんにつきまとわれます。
しつこい薀蓄オヤジ。
登場人物たちの次第に描き出されてゆく心情にどきどきしながら、なぜかこの添え物でしかない薀蓄オヤジから目が離せなくなってゆく自分がいました。
自分がもうすこし歳を重ねたとき、こんなクソジジイになれていたら楽しいなぁ、・・・本筋とは無縁な部分ですが、ついそんなことも思ってしまいました。
そしてなにかある様な、なにもない様な、優しく静かなエンディング。
そこに聞こえるのは、やわらかで小気味よい布幕シャッターの音。
そしてラストシーンを見届けたあと、なぜか、たいやきと、あんみつと、スイートポテトがとても食べたくなっている自分がいるのです・・・。