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悪魔くん世紀末大戦 (LEGEND ARCHIVES COMICS) 単行本 – 2005/5/1
水木 しげる
(著)
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社チクマ秀版社
- 発売日2005/5/1
- ISBN-104805004355
- ISBN-13978-4805004357
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登録情報
- 出版社 : チクマ秀版社 (2005/5/1)
- 発売日 : 2005/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 222ページ
- ISBN-10 : 4805004355
- ISBN-13 : 978-4805004357
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,033,324位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 395,895位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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1922年、鳥取県生まれ。漫画「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」など著書多数。1991年、紫綬褒章受章。妖怪と精霊を求めて全世界を旅する。1996年 に郷里の境港市に「水木しげるロード」を設立し、「世界妖怪協会」の会長に就任、「世界妖怪会議」を開催する。2003年、旭日小綬章受章(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『姑娘』(ISBN-10:406276735X)が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これから読むからちょっとまってて下さい。読んだらレビュー書きます。
2006年2月3日に日本でレビュー済み
貴方は【悪魔くん】が3人いることをご存知ですか…?
89年にアニメ化された悪魔くん、彼の名前は《埋れ木真吾》。
66年に白黒ドラマで放映された悪魔くん、彼の名は《山田真吾》。
…そして、本書の悪魔くん《松下一郎》。
松下悪魔くんは水木しげるさんが貸本時代に誕生した、まさに元祖!初代!!
『悪魔くん』という名に相応しい、真の悪魔くんはまさに彼なのですっ!(力説w)
なんたって自力で悪魔と戦うことができるのですよっ!!
12使途!?
あんなものは飾りです!偉い人にはわからないのですっ!
…さて、この【悪魔くん世紀末大戦】は貸本版悪魔くんの続編として87年から1年間、超マイナー誌『コミックBE!』に連載されていた幻の名作です。
なぜ幻なのか…?
それは長らく絶版状態にあったためです。
その幻の名作、松下悪魔くんの続編が復活したのです!
これを読まずには悪魔くんは騙れない…?(なぜ疑問系w)
サタデーナイトなポーズで復活した松下悪魔くん!
その復活を健気にも待ち続けた毛呂山こと第一使途・蛙男。
自衛隊や怪しげな宗教家、アメリカ合衆国に地獄の悪魔、果ては海底人(?)を敵に回し、腐りきった世紀末間近な日本を…いや、世界を変える事ができるのか…!?
ちなみに、現在筑摩書房から発売されている【悪魔くん千年王国】の続編ではないので、気をつけてください。
多くの水木しげる本がそうであるように、この本も現在ある初版ヴァージョンがなくなったら…絶版する予感がしますw
手に入るうちに買っておいたほうが得策だと思います。
89年にアニメ化された悪魔くん、彼の名前は《埋れ木真吾》。
66年に白黒ドラマで放映された悪魔くん、彼の名は《山田真吾》。
…そして、本書の悪魔くん《松下一郎》。
松下悪魔くんは水木しげるさんが貸本時代に誕生した、まさに元祖!初代!!
『悪魔くん』という名に相応しい、真の悪魔くんはまさに彼なのですっ!(力説w)
なんたって自力で悪魔と戦うことができるのですよっ!!
12使途!?
あんなものは飾りです!偉い人にはわからないのですっ!
…さて、この【悪魔くん世紀末大戦】は貸本版悪魔くんの続編として87年から1年間、超マイナー誌『コミックBE!』に連載されていた幻の名作です。
なぜ幻なのか…?
それは長らく絶版状態にあったためです。
その幻の名作、松下悪魔くんの続編が復活したのです!
これを読まずには悪魔くんは騙れない…?(なぜ疑問系w)
サタデーナイトなポーズで復活した松下悪魔くん!
その復活を健気にも待ち続けた毛呂山こと第一使途・蛙男。
自衛隊や怪しげな宗教家、アメリカ合衆国に地獄の悪魔、果ては海底人(?)を敵に回し、腐りきった世紀末間近な日本を…いや、世界を変える事ができるのか…!?
ちなみに、現在筑摩書房から発売されている【悪魔くん千年王国】の続編ではないので、気をつけてください。
多くの水木しげる本がそうであるように、この本も現在ある初版ヴァージョンがなくなったら…絶版する予感がしますw
手に入るうちに買っておいたほうが得策だと思います。
2011年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
入手し損ねていた作品だが、水木ブームのおかげで再販され、大変ありがたい。
貸本版・松下一郎版悪魔くんの正式な続編。光文社の「コミックBE」で昭和62年に連載していたものだという。
序章に「これまでの悪魔くん」として貸本版の内容をダイジェストでリライトしているので、貸本版を読んでいない人でも楽しめる。
悪魔は、テレビ実写版等でおなじみのメフィストではなく、貸本版のひげ紳士風。今回ロソンと名前が紹介された。
絵柄は、ちょうどこのころ少年マガジンに連載していた「新編ゲゲゲの鬼太郎」と同じもの。前半は背景やキャラクターで丁寧に水木タッチをトレースしているが、終盤はシャープな絵柄が多くなり、現代的な顔立ちのキャラクターも登場する。
これはこれで楽しめる。
カエル男はケロ山という名で活躍する一方、ヤモリビトが亡くなっていて一切登場しないところは、個人的にやや寂しい。
貸本版・松下一郎版悪魔くんの正式な続編。光文社の「コミックBE」で昭和62年に連載していたものだという。
序章に「これまでの悪魔くん」として貸本版の内容をダイジェストでリライトしているので、貸本版を読んでいない人でも楽しめる。
悪魔は、テレビ実写版等でおなじみのメフィストではなく、貸本版のひげ紳士風。今回ロソンと名前が紹介された。
絵柄は、ちょうどこのころ少年マガジンに連載していた「新編ゲゲゲの鬼太郎」と同じもの。前半は背景やキャラクターで丁寧に水木タッチをトレースしているが、終盤はシャープな絵柄が多くなり、現代的な顔立ちのキャラクターも登場する。
これはこれで楽しめる。
カエル男はケロ山という名で活躍する一方、ヤモリビトが亡くなっていて一切登場しないところは、個人的にやや寂しい。
2005年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
悪魔くんに関わらず、水木作品は難しい。 と言うのは、同一タイトルでまるで違う作品だったり、同じ作品が違う出版社から重複して出ていたり…。 どれだけ集めてもきりがなく、同じ作品でも年代や出版社によってほんの微妙に違っていたり(そこがマニアには堪らない(^_^;))。結局この作品も購入する事になるのだろう…。 水木作品蒐集の旅は、まだ続く。
2005年10月24日に日本でレビュー済み
本書は世紀末の1997年に復活した、悪魔くんの活躍をえがいた作品です。貸本版の悪魔
くんはヤモリビトに扮した佐藤の裏切りで命をおとし、7年後に復活することをのべてあ
わただしく終了しました。これが1963年のことです。
未完におわった「悪魔くん」はそののち、テレビ、少年マガジン、少年ジャンプ、コミッ
クボンボンなど、さまざまなかたちで「復活」をはたすことになります。本書もそのひと
つということになります。
悪魔くんが復活したのは、貧富の差が極端に激しくなった世紀末の東京でした。そこは怪
しげなカルトが政財界に食い込み、政治家にはことごとく悪魔の影がつきまとう世界。悪
魔くんはカエル男ら12使徒とともに、襲いかかってくる敵を倒しながら、千年王国をめ
ざします。
今回の悪魔くん復活を企画し、そして本書の世界観を構築したのは当時ライターだった、
作家の朝松健さんです。巻末の解説でご本人が本書の成立についてのべておられます。本
書は貸本版「悪魔くん」の「真」の続編として構想されましたが、原案者の朝松さんは多
忙になったため第一話で離脱。原作は第三者にひきつがれます。しかも使徒が7人しか登
場していないのに連載は一年で終了。今回の「悪魔くん」も千年王国を達成するまえに終
了してしまうことになったのです。
本書をよんで、商業誌への連載がいかにきびしく、作品じたいの完成度すら左右しかねな
いことを痛感させられました。唯一の救いは、企画・立案側の混乱にもかかわらず、水木
先生の絵はあいかわらずすばらしいということです。
「序章 これまでの『悪魔くん』」
「第一章 復活」
「第二章 女教皇」
「第三章 凶兆」
「第四章 海魔人」
「第五章 魔鏡幻人」
「第六章 アンドリアス一族」
くんはヤモリビトに扮した佐藤の裏切りで命をおとし、7年後に復活することをのべてあ
わただしく終了しました。これが1963年のことです。
未完におわった「悪魔くん」はそののち、テレビ、少年マガジン、少年ジャンプ、コミッ
クボンボンなど、さまざまなかたちで「復活」をはたすことになります。本書もそのひと
つということになります。
悪魔くんが復活したのは、貧富の差が極端に激しくなった世紀末の東京でした。そこは怪
しげなカルトが政財界に食い込み、政治家にはことごとく悪魔の影がつきまとう世界。悪
魔くんはカエル男ら12使徒とともに、襲いかかってくる敵を倒しながら、千年王国をめ
ざします。
今回の悪魔くん復活を企画し、そして本書の世界観を構築したのは当時ライターだった、
作家の朝松健さんです。巻末の解説でご本人が本書の成立についてのべておられます。本
書は貸本版「悪魔くん」の「真」の続編として構想されましたが、原案者の朝松さんは多
忙になったため第一話で離脱。原作は第三者にひきつがれます。しかも使徒が7人しか登
場していないのに連載は一年で終了。今回の「悪魔くん」も千年王国を達成するまえに終
了してしまうことになったのです。
本書をよんで、商業誌への連載がいかにきびしく、作品じたいの完成度すら左右しかねな
いことを痛感させられました。唯一の救いは、企画・立案側の混乱にもかかわらず、水木
先生の絵はあいかわらずすばらしいということです。
「序章 これまでの『悪魔くん』」
「第一章 復活」
「第二章 女教皇」
「第三章 凶兆」
「第四章 海魔人」
「第五章 魔鏡幻人」
「第六章 アンドリアス一族」