作品の理解を効率的に進めたい方。
理解はしたいが評論家になるつもりはない方にはうってつけの本です。
歳をとってから読書に嵌まった方にも良いかと。
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あらすじで読む日本の名著 No.2―近代日本文学の名作が2時間でわかる! (楽書ブックス) 単行本 – 2003/10/31
小川 義男
(著)
近代日本文学の名作が2時間でわかる!
- 本の長さ157ページ
- 言語日本語
- 出版社中経出版(発行 樂書舘)
- 発売日2003/10/31
- ISBN-104806119083
- ISBN-13978-4806119081
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
三四郎、最後の一句、夜明け前、すみだ川、銀河鉄道の夜など、近代日本文学の名作25編をあらすじで収録。読み損ねたあの作品も、夢中になったあの物語も、これ一冊で網羅できる!
登録情報
- 出版社 : 中経出版(発行 樂書舘) (2003/10/31)
- 発売日 : 2003/10/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 157ページ
- ISBN-10 : 4806119083
- ISBN-13 : 978-4806119081
- Amazon 売れ筋ランキング: - 516,355位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,524位日本文学研究
- - 87,777位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古本なのでこんなもんでしょう。名作だから全部読む、というわけにはいかないので、この手の本で読んだ気になる、と言うことでしょうか。
2015年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名著を、あらすじで、わかったつもり。
いいじゃないでしょうか?
気に入った作品は、さらにしっかり読みます
いいじゃないでしょうか?
気に入った作品は、さらにしっかり読みます
2014年11月27日に日本でレビュー済み
こういった作品に対して、「あらすじ」と表記されている物を自らが求めて読んでいながら、内容があらすじであることを否定した妙なレビューがあるが、不思議で仕方がない。
気になるなら、あるいは気に入らないのなら、原作を読めばいいのだ。
現代訳の古典すら、山ほど出版されているのに。
もちろん、本来は原文で読むのがベストだが。
文句を言う暇があるのなら、なぜそうしないのだろう?
私は、学生時代に既にこの7割を繰返し読んでいた。
そしてこちらを拝見して、残りを読まずにいられなかった。
そうせずにいられぬほど、よく纏められている。
また、既読の作品もすぐ読み返したくなるほど、著者、編者の、文学に対する温かい愛情を感じました。
未読の作品に対し、他者の感想や解説による先入観を与えない為、敢えて深く突っ込んでいないのが素晴らしい。
(読書家なら分かるはずだが、本当は書きたくて書きたくて仕方無かったはずだ)
気になるなら、あるいは気に入らないのなら、原作を読めばいいのだ。
現代訳の古典すら、山ほど出版されているのに。
もちろん、本来は原文で読むのがベストだが。
文句を言う暇があるのなら、なぜそうしないのだろう?
私は、学生時代に既にこの7割を繰返し読んでいた。
そしてこちらを拝見して、残りを読まずにいられなかった。
そうせずにいられぬほど、よく纏められている。
また、既読の作品もすぐ読み返したくなるほど、著者、編者の、文学に対する温かい愛情を感じました。
未読の作品に対し、他者の感想や解説による先入観を与えない為、敢えて深く突っ込んでいないのが素晴らしい。
(読書家なら分かるはずだが、本当は書きたくて書きたくて仕方無かったはずだ)
2003年11月20日に日本でレビュー済み
って願いを込めて現役の先生たちが日本の小説を要約した意欲作。
最初、この本を購入したのは村上春樹氏の「若い読者のための小説案内」みたいな本なのかな?と思ったからでした。
「若い~」は、村上氏独特の解釈を縦糸に、実に簡潔に明瞭に、日本の私小説のあらすじをまとめ、その小説を実際に読む糸口となってくれました。
ただ、この「あらすじ~」は、あまりにも要約が即物的というか、「誰と誰が出てきて、どうなって、最後はこうです」と、事実の羅列でしかないのです。まあ、それでも優れた小説の構成やキャラの立て方の見事さには触れることが出来るのですが、、、。
内容を要約するだけでなく、もう少し主観的な導きでもいいから、編者の、その作品への解釈や思いなどを交えてくれたほうが、とっつきやすいのではないですかね、特に若い人には。
最初、この本を購入したのは村上春樹氏の「若い読者のための小説案内」みたいな本なのかな?と思ったからでした。
「若い~」は、村上氏独特の解釈を縦糸に、実に簡潔に明瞭に、日本の私小説のあらすじをまとめ、その小説を実際に読む糸口となってくれました。
ただ、この「あらすじ~」は、あまりにも要約が即物的というか、「誰と誰が出てきて、どうなって、最後はこうです」と、事実の羅列でしかないのです。まあ、それでも優れた小説の構成やキャラの立て方の見事さには触れることが出来るのですが、、、。
内容を要約するだけでなく、もう少し主観的な導きでもいいから、編者の、その作品への解釈や思いなどを交えてくれたほうが、とっつきやすいのではないですかね、特に若い人には。
2004年7月18日に日本でレビュー済み
あらすじでもそこそこ読ませるものもあり、あらすじだと何がなんだかわからないものもある。あらすじだろうが付け焼刃だろうが、知識として知っている分には、受験で役立つかもしれないし、酒の席で博識を披露できるかもしれない。要するに日本とはその程度の表層的な知識で渡っていくことが可能だと信じられている社会なのだ。文学もなめられたものである。
本書を買い、恥ずかしいのでカバーをつけて電車の中で読んでいる己自身にどこか嫌悪を感じつつ、それでも即席の知識習得欲から解放されない人がこの国にはわんさかいるのではないか。かくいう私自身もこのあらすじ本を読んでしまう一員、「知の脅迫」に抗しきれない者なのだ。そういった意味で本書をカバーもつけず電車のなかで堂々と読んでいる者がいたとしたら、その読者のまぶしさに負けたと思うだろうし、そういう読者なら後ろ指さされず本書を読む資格があるだろうと思う。
自省もこめていうと、私はこっそりこのあらすじ本を読もうとした一人であり、さもしさを感じながらする読書とは何なのだろうと、自分に憤りさえ感じた。人知れず、隠れて読むべき本は少なからず存在するが、それは密やかな愉しみに裏打ちされていたりする。この本が密やかな愉しみを提供してくれたとは言い難いが、自尊心の揺らぎと引き換えに微かな知識欲を満たしくれたことには感謝しているのである。
本書を買い、恥ずかしいのでカバーをつけて電車の中で読んでいる己自身にどこか嫌悪を感じつつ、それでも即席の知識習得欲から解放されない人がこの国にはわんさかいるのではないか。かくいう私自身もこのあらすじ本を読んでしまう一員、「知の脅迫」に抗しきれない者なのだ。そういった意味で本書をカバーもつけず電車のなかで堂々と読んでいる者がいたとしたら、その読者のまぶしさに負けたと思うだろうし、そういう読者なら後ろ指さされず本書を読む資格があるだろうと思う。
自省もこめていうと、私はこっそりこのあらすじ本を読もうとした一人であり、さもしさを感じながらする読書とは何なのだろうと、自分に憤りさえ感じた。人知れず、隠れて読むべき本は少なからず存在するが、それは密やかな愉しみに裏打ちされていたりする。この本が密やかな愉しみを提供してくれたとは言い難いが、自尊心の揺らぎと引き換えに微かな知識欲を満たしくれたことには感謝しているのである。