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佐々木隆宏の 整数問題が面白いほどとける本 (数学が面白いほどわかるシリーズ) 単行本(ソフトカバー) – 2006/10/31
- 本の長さ234ページ
- 言語日本語
- 出版社中経出版
- 発売日2006/10/31
- ISBN-10480612561X
- ISBN-13978-4806125617
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商品の説明
出版社からのコメント
いこと,代表的な公式への当てはめでは通用しないことなどから,多くの受験生
が苦手とするテーマです。
また,これまでたくさんの数学参考書が出ているのに,なぜかこのテーマだけ
は類書がほとんどなく,数少ない類書も,解説の丁寧さに欠けていたり網羅性が
低かったりと,受験生にとって良心的な参考書が存在していないという状況で
す。
しかし,現実はきわめて厳しく,難関大学の入試ではこの単元からの出題が定
着しています。
<「整数問題」が頻出している主要大学・系統>
○京大
○一橋大
○阪大
○大阪府大
○千葉大
○早大(文系・理系)
○慶大(文系)
○医歯薬系
○農・獣医系
そこでこの度,参考書が少ないのに入試にはよく出るという,この単元の不幸
な状況を嘆かわしく思っていた本書の著者・佐々木隆宏先生が,受験生のために
本当に役立つ「整数問題」対策書を書き上げました! 本書には,こんな特徴と
長所があります。
●「整数問題」として出題されるすべてのパターンを20の「テーマ」に分類しま
した。苦手な人から得意な人まで,「整数問題」対策を必要とするすべての受験
生が対象読者です。
●「整数問題」の有名頻出問題はもちろんのこと,教科書では取り上げられてい
ないけれど現実には背景知識として試されている「合同式」「ガウス記号」
「フェルマーの小定理」「ユークリッド互除法」などのハイレベルな内容,およ
び,他単元との融合問題や本格的な論証問題など,類書に収録されていないよう
な手ごわい問題もバッチリ掲載しました。
● 解説は,ただ単にわかりやすいだけではなく,「なぜこのような考え方が必
要なのか」「合格点レベルの答案を書くにはどこに気をつければいいのか」な
ど,即本番で役立つ実践性も備えています。
● 特定の問題にしか使えないような怪しいテクニックはいっさい排し,幅広い
テーマに通用する「思考法」と「解法」を,代ゼミの若きエース講師・佐々木先
生がミッチリ指導してくれます。
どうです,今すぐ欲しくなってしまいましたよね(^0^)/ この本の使用に
よって,1題・1問の出来・不出来が合否を分ける苛酷な難関大入試を突破する
実力が身につくことを,著者ともどもお祈りします。
著者について
埼玉県生まれ。東京理科大学大学院数学専攻修了。現在,代々木ゼミナール数
学科講師。
基本をていねいに踏まえながら,それにとどまらない「数学的思考力」「論証
力」「答案作成力」を身につけさせてくれる先生として定評がある,若手の実力
派講師。
また,「代ゼミサテライン」(衛星放送授業)にも出講し,ハイレベル国公立
大理系入試対策の講座と,センター試験対策の講座を担当する人気ぶり。その授
業は,全国の代ゼミ校舎,提携高等学校・予備校などで受講可能。
著書に,『センター試験 数学1・Aの点数が面白いほどとれる問題集』『セ
ンター試験 数学2・Bの点数が面白いほどとれる問題集』(以上,中経出版)
などがある。
登録情報
- 出版社 : 中経出版 (2006/10/31)
- 発売日 : 2006/10/31
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 234ページ
- ISBN-10 : 480612561X
- ISBN-13 : 978-4806125617
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,236,177位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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この本の利点その1として、わかり易くかつ見易いことが挙げられます。
「面白いほどシリーズ数学」の大部分は、吹き出しやコマを使っては、
縦横無尽に解説を加えていくため煩雑なレイアウトだな・・・と感じていたのですが、
この本は、同じ吹き出しを利用していても、完結に構成されています。
にも拘らず的を射た解説がなされているのでわかりやすさを損ねていません。
2点目に、難易度がやや易しめのものから手ごろな良問を64題ほど収録している点です。短期間で繰り返し勉強ができます。
また、問題を解くに到っても発想の根拠を大事にしようという姿勢が読み取れて良心的です。
残念な点もあげますと、1点目は公式の証明が少ない点です。
「特別な整数の場合で考えて、それと同じ方法をnに拡張すればこの公式納得できるよね?」
という解説が見受けられるので、参考までにでも証明が与えられるとよかったです。
もう一点は、最小公倍数と最大公約数の積や互いに素とax+by=1の整数解に関する定理の紹介が不十分だと感じた点です。
大学への数学(研文書院)に言わせると"高校としては最高に数学的であり重要な応用"の部分が抜けています。
折角20章のテーマが互いに素なのですから、参考として解説されるとよかったと思います。
しかし、星5つと評価しても問題ないかなぁと思うくらいよく作られていると思います。
著者は代ゼミの佐々木隆宏先生で、この出版社のシリーズの執筆者の中では本格派寄り。難関大志望者を意識しつつも、解法を系統立てる部分を重視する語り口なので、結果的に基礎にも手厚くなっていると思う。やや「限られた問題を解くのに便利な公式」の紹介に偏っているきらいはあるが、許容範囲内か。
この本に限らず、整数分野は著者によって扱うレベルも切り口も本当にバラバラなので、基礎中心でいきたいのか入試問題中心でいきたいのか学習者自身がよく考えて、本書であれば巻末の問題一覧を参考にするなどして選んでほしい。
数学の講師にありがちな
講師「これで、これで、これでーす!」
生徒「!?」
と言った感じです。
もいるかもしれません。
難関大学志望者で、整数問題を苦手とする人は、この本から読んでみたらいいと思います。
とにかく佐々木先生の説明の巧みさは絶品だ。