晶子の歌からはいろいろな声が聴こえてきます。
それぞれの人によって、聴こえてくる声は違うだろうけれど。
私には意志が強くて、情熱的で、でも繊細な、そんな女性の声が聴こえてきました。
晶子の歌を読むと、心がとっても揺り動かされて、恋をしなきゃ、動かなきゃ、何かしなきゃ、と、なんだかそわそわしてきます。
そわそわ、ざわざわしたものを、私の心に残してくれるのです。
だから私は晶子の歌が好きです。
晶子の歌は、私に何かのきっかけをくれるのです。
私の背中を、後押ししてくれるのです。
そういえばこの本には、CDもついています。
晶子の歌を英語と日本語、両方で読んでいます。
私は何か心に栄養が欲しくなったときに、喫茶店でぼーっと晶子の歌を聴きます。
晶子は私にいつも何かをくれます。
私はこの本の装丁が好きです。
なんだか可愛らしくて素敵で、晶子の本を気軽に読める気がします。
著者は押し付けがましくなく、読者に晶子の歌を楽しむヒントをくれます。
是非是非、お薦めの一冊です。
心に栄養が欲しい時には、どうぞこの本と一杯のコーヒーでも。
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