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なぜ、人は7年で飽きるのか 単行本(ソフトカバー) – 2007/5/23
この癖が社会現象を作り出し、自動車や都市のデザインを変え、ファッションのトレンドを作り出していることが判明した。そしてそれは、7という数字を基本に、「自然、丸い、あいまい、人間性を大切にするアナログ期」と「人工、四角い、画一的で機械性を大切にするデジタル期」を行ったり来たりしている繰り返しであった。
例えば、車は、四角と丸を繰り返す。服は、ピチピチとダボダボを繰り返す。家は、高層マンションと田舎暮らしを繰り返す。アイドルは、清純と小悪魔を繰り返す、ということ。この流行が繰り返す方程式を活用すれば、時代が何を求めているのか、どんな商品・企画がウケるのか、手に取るようにおもしろいほど読めてくる。
本書は、マーケティング論のみならず、経済、政治、社会学の一つのビューとして、すべてのビジネスパーソンに一読してほしい一冊。
- 本の長さ191ページ
- 言語日本語
- 出版社中経出版
- 発売日2007/5/23
- ISBN-104806127124
- ISBN-13978-4806127123
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登録情報
- 出版社 : 中経出版 (2007/5/23)
- 発売日 : 2007/5/23
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 191ページ
- ISBN-10 : 4806127124
- ISBN-13 : 978-4806127123
- Amazon 売れ筋ランキング: - 448,266位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 515位マーケティング・セールス一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について
黒川伊保子(くろかわ いほこ)
■プロフィール
㈱感性リサーチ代表取締役、日本ネーミング協会理事、感性アナリスト
専門領域:人工知能(自然言語解析、ブレイン・サイバネティクス)、コミュニケーショ
ン・サイエンス、ネーミング分析
奈良女子大学理学部物理学科卒業後、コンピュータメーカーにて人工知能開発のエンジニアに。
自然言語解析の現場に早くから従事し、1991年には、当時の大型機(メインフレーム)では世界初と言われたコンピュータの日本語対話に成功(全国の原子力発電所で稼働した「日本語対話型女性司書AI」)。
このとき、対話文脈に男女の違いがあることを発見、やがて、男女で「とっさに使う脳神経回路」の初期設定に大きな違いがあることをつきとめた。
さらに語感(ことばのイメージ)をAIに理解させるための枠組みを追究する過程で、語感の正体を発見、その数値化に成功する。
現在はこの技術をネーミングに応用、企業ネーミングのコンサルタントとして、「いきなり核心に切り込み、腹落ちするネーミングを必ず見つけ出す、ドクターXみたいなコンサルタント」と呼ばれている。
人工知能のために培った「人間学」を人類にフィードバックすべく、1996年ごろより著作を始める。
2020年には、コロナ禍の家族を救うために、家族のトリセツシリーズをコンプリート(『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』『娘のトリセツ』『息子のトリセツ』『家族のトリセツ』)。
黒川の研究への思いと、その総体を知りたい方は、『人間のトリセツ ~人工知能への手紙』がお薦め。
「本が読めるようになった未来のAI」に向けて書いた、本気の手紙である。
人間が読めば、人工知能とは何か、どう付き合えばいいかがわかる本になっている。
黒川伊保子公式ホームページ http://www.ihoko.com
感性リサーチホームページ http://www.kansei-research.com
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
・共通感覚でくくられる大衆という単位で流行が、7×4×2=、56年で一巡する正弦波を描く。
・デジタル気分とアナログ気分が大衆として56年で一巡する正弦波を描く。
・ハード期とソフト期のトレンドも56年で一巡する正弦波を描く。
【本書で示された根拠】⇒ 科学的根拠は一つも見つからない。
・ヒトは骨髄液と免疫システムが7年で入れ替わるから脳の気分も7年で変わる。
※著者自説 (ちなみに脳脊髄液と骨髄液は別物)
・ヒトの脳には7年で飽きるという才能を持つ事で他の異性と繁殖する機会を得て子孫を多く残そうとする。
※著者自説
・7カウントで一巡したと感じる脳の機能を持つ。
※ジョージ・ミラー「マジカルナンバー」から
・母音の発音は脳神経の長軸索を、子音は短軸索を、それぞれ、刺激し活性化する。
※トニー・ネイダー「人間の生理」から
・日本人とポリネシア語族の人々だけが母音を左脳で聞く。
※角田忠信「日本人の脳」
・人の脳には、満年齢の整数倍のHz(周波数)に反応し、誕生日の7時20分前後にそれがカウントアップするという地球公転感知機能がある。
※角田忠信「日本人の脳」
・長軸索は、男脳でデジタル気分で直線で合理的で論理的。 短軸索は、女脳でアナログで曲線で複雑系。
※著者自説
・車のトレンドが7年ブロック×4=28年で、丸から四角へ変わり、また28年すると丸に戻った。
※菅原健二「ささいなことから時代が見える28年周期で大変化 日常体感からのトレンド分析術」から
【根拠となる方々一覧】
・トニー・ネイダー
宇宙憲法の存在を科学的に証明。
2000年10月12日に地球的世界平和国の初代国王となる。
・菅原健二
脳科学者でもなんでもない。
日産の依頼で車のトレンドを分析し、7年毎にモデルチェンジしているベンツSLが7年毎に形を変えるのを発見!
初代シーマを肩パッド入りのバブルスーツと同じシルエットにするといいよとアドバイスした。
曰く四角ぐるま時代の筈なのに売り出されていた丸くるま、フェアレディZ、二代目ソアラ、ユーノスロードスター、エスティマは無視。
・ジョージ・ミラー
「人が一度に処理できる情報量には何かしら限界が内在しているのではないか」と提唱した。
その数マジカルナンバーは「5~9チャンクくらい」とある会議で口走ったのが元で、
「マジカルナンバー7±2」と言われる状態が独り歩きして現在に至る。
その後もワーキングメモリーについての研究は受け継がれて諸説あり、
7に特別の意味が無い事は明らかとなっている。
【影響を受けていると思われる説】
・ルドルフ・シュタイナー(神秘思想家)
著書に明記されては居ないが、トレンドの変遷を人の成長になぞらえた箇所の記述や、
著者自身の子育ての時期や、その時期に出した子育て本、最近出された新刊から、
7年周期について強く影響を受けている様に思われる。
【著者の肩書一覧】
・脳科学コメンテータ
・感性アナリスト
・感性学評論家
・男女脳研究家
・塩ちゃんこ(明石家さんま命名)
・ほんまでっかTV出演での自己紹介
「感性学わぁ、脳科学の分野なんですけれどもぉ、脳科学の中でもぉ、特に感性の事を研究していまぁす」
・文化放送吉田輝美飛べ!サルバドールの自己紹介
「私わぁ、脳の研究をしてる訳ですけれどもぉ(中略)32年間脳の研究をしてるわけですよねぇ」
・日本BS放送番組審議会委員
あーあ、日テレさん大丈夫??? わざとかな。
※自らは、脳機能学者、認知心理学者、脳科学者、とは決して名乗らないが、同等である様に勘違いさせるに足るスレスレの表現は行う。
※監修した商品の謳い文句や、講演時や知人の紹介の折に、良い風に勘違いした他人からそうであると説明された場合は訂正しない事が侭ある。
【著者の特徴】
・大手一流企業や金融機関でも講演され受け入れられ絶賛されている。
・理系チックな学術用語っぽいワードの、誤用を含む乱用で人心を惑わす。
ヒトの脳わぁ、数学的にわぁ、物理的にわぁ、数値化できるわけですよ、方程式が見つかった!
・人工知能の開発に14年携わった。
原子力発電所の技術者のために、原子力施設に関してのデータベースに対し、
問い合わせも回答も日本語で行うシステムのデータベースを開発。
「ええと、、なんつうか、、これ、PC創世記におけるプログラム教材的な?」
とか思う人はきっと意地悪だと思う。
ともあれ、これが人工知能の開発にあたるのであればそうなのかもしれない。
・語尾がスイートなので聞く者がトランスに入る。失神者多数。※著者HPより
・黒目が大きくややたれぎみで子犬顔。男性は目で殺せるという噂。※著者HPより
【期待される効果】
・著者に自説を広く吹聴させる事でより御し易いコンシューマの炙りだしが出来るだけでなく醸成までも期待できる。
テレビ局は定期的にスピリチュアル属性の人達を都合よく担ぎ上げ視聴率(広告費)を稼いで来た。
例えばUriGellerとか清田君とか矢追とか美輪とか江原とか尊師とか宜保とか。
ところが都合の悪い事に局が色々都合をつけてやった尊師のオウム事件以降テレビ局はTheオカルトな要員は使いづらくなり、
間をおかずに宜保さんは仕事を干されて不遇の死を遂げ、
まっ黄な頭髪の美和さんも人生の達人と呼ばれるだけあって空気を読み今ではすっかりオカルト色を引込めているという訳である。
結果、視聴率を稼ぐポストオカルト要員としてトンデモ説を繰り広げる似非評論家や似非学者を多用するに至ったのですが、
彼らのトンデモ説について局側は無責任を通すという点では今迄と全く同じ構造且つ同じオカルト括りと言えます。
黒川さんがそれにあたるかどうかはまではここでは言及しない。
・消防署の方から来た人から消火器がどんどん売れればもしかしたら景気が良くなるかもしれないので、
脳科学の方から来た黒川伊保子にも同様の効果が得られるかもしれません。
お人好しが大半の日本では黒川さんの自説をラジオやテレビや著書で見聞きして
裏取りもせず鵜呑みにして目から鱗だと言う人は今日も生産されている。
なるほど詐欺やカルトが世の中から無くならない訳だと私自身も目から鱗なのです。
そんな漠然とした想いに対する、1つの答えを求めて本書を手にしてみました。
『・固体の脳の意識のサイクル=ブレイン・サイクル
・ブレイン・サイクルによって生み出される大衆の意識傾向=感性トレンド
・感性トレンドによって生み出される社会現象=流行 』
ブレイン・サイクルは正弦波を作り28(7×4)年毎にアナログ期とデジタル期を繰り返し、その中に黎明・ブレイク・展開・終焉期とある。さらに、デジタル期の絶頂からアナログ期の絶頂までがソフト期、アナログ期の絶頂からデジタル期の絶頂までがハード期で、それぞれが28(7×4)年毎に繰り返される。これらが複雑に絡まり、ブレイン・サイクルが形作られる。
また、アナログ期は『紆余曲折や意外性』、デジタル期は『誰もが納得する、1つの正解』、ソフト期は『ブツよりコンテンツ』、ハード期は『スペック重視』と、それぞれ特徴的な性質が流行の内容に影響を及ぼしている。
読み始めると微妙な変化をたどる流行の形についていきにくいところが多々あった。例えば、車のボディの変化をサイクルと照らし合わせていっても、あまりにも微妙なので、無理やり感が否めない。読むにつれて、どれほど「7」という数字が重要な意味を持つのかわからなくなってしまう。これではただの結果論の羅列でしかない。日々激しい変化が起こる現代で、流行の捕らえ方を、7年というサイクルに頼っていてはいささか不安である。もう少し読者を納得させられる内容であって欲しかった。よって、星を2つ下げさせていただきました。
ただ、流行という偶然に起こると思っていたことに対して、ブレイン・サイクルという理論によって解明しようとする考え方は、ただなんとなく流行るものを考えようという安直さに至らないようにするための一助と考えてもいいかもしれない。やってみないとわからないかもしれないが・・・。
個人と大衆の脳に関連があるのか?その答えがこの本にある。いわゆる流行を作り出すのは”7年で飽きる脳内周期の大衆連動(ブレインサイクル)である。”.....えっ7年で脳が飽きる!?。
結局、常に時代にもてたいなら、老体に鞭を打って硬くなった脳の気分とブレインサイクル気分を7年ごとに合わせるということになる。どうやら周囲が冷たいのは年をとっただけでなく、脳の気分転換を忘れているからかもしれない。この本を読んでブラッシュアップに励むといいようだ。
しかし「恋愛脳」と比較すると本書は、一般的なマーケッティングリサーチ本の域を出ていないのが残念です・・最後の方の自動車のデザインのトレンド分析・・も、サラリーマン向けのビジネス書と考えれば十分面白いのですが、どうも「男性脳」っぽい展開で客観的すぎ、面白くありません。
黒川ファンとしては、もっともっと「女性脳」ばりばり丸出しの超主観的恋愛論が読めるかと思って期待したので、ちょっとがっかりでした。よって評価は☆二つといたします(黒川さんごめんなさい)。
…東洋に於ては、5.000年前に 周知の事実…だった。と、わが師が 講話で述べている。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
この本では、(7×4)×2=56という長いスパーンの現れを研究し、その結果を発表していると理解した。
私見、存在の自然法則は「ゆるやかなカーブ」を描くので、少しのズレが発生するのは どうしようもない…決めるのは人間ではなくて “彼方”が 決めるのである……。
「7年周期」に興味がある方、またデザイナーや 営業関係者などに 資料として有用だと思いました。
最後に、「流行の方程式」には、人間の「集合無意識」も 関与しているのではないでしょうか……?
その構成に対し云々言うよりも、読書を愉しませる点で充分に思うので本に対する評価は悪くない。
何故なら、この法則は56年経過しないと、真実か否か不明なのだ。
つまり、娯楽として充分愉しめる本です。
いつか着るかもしれないと、捨てられずにいたのですが、この本のおかげで、未練なく捨てられます。感謝!
この本、あまりにも見事に、トレンドの正体を見せてくれて、本当にびっくりです。
昔、テクノカットや、ソバージュなんていう髪形が流行ってたんですよね。
車も四角いのがカッコよかった。
今思うと何であれが好きだったか、不思議でなりません。これが、脳の神秘なのでしょうか?
凄すぎます。
ちょっと、流行を馬鹿にしていたところもあるのですが、この法則を知ると、街や、人や、事件なども、
今までと違う視点で眺められるので、面白いですよ。かなり、お勧めです。