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人生が変わる哲学の教室 単行本(ソフトカバー) – 2010/5/12
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本書で繰り広げられる「哲学の教室」では、
歴史上の著名な哲学者が現代に現れて、
悩める高校生やサラリーマン、主婦たちに対して授業をします。
大胆な設定ではありますが、
歴史上の著名な哲学者が講義をしてくれることで、
その人からあたかも直接学んでいる感覚を
味わうことができるでしょう。
各章では毎回のテーマにふさわしい
有名な哲学者を1名選んでいます。
そしてその章を読めば、
その哲学者の思想の概略がわかるようにしてあります。
一話完結なので
興味のあるところから読んでみてもいいでしょう。
章末にはあなたの人生に役立つ
「哲学者からのメッセージ」もあります。
本書は、楽しい読み物であり、
また人生の悩みを考えるための本であると同時に、
哲学入門でもあります。
本書を読んで
少しでも哲学に興味をもっていただけると幸いです。
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社中経出版
- 発売日2010/5/12
- ISBN-104806137057
- ISBN-13978-4806137054
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商品の説明
著者について
1970年京都市生まれ。哲学者。徳山工業高等専門学校准教授。京都大学法学部卒業後、伊藤忠商事に入社。その後、会社を辞めて人権派弁護士を目指すも挫折。4年間のフリーター生活を送ったあと、名古屋市役所に入庁する。市役所に勤務しながら名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)取得。商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践。専門は公共哲学、政治哲学。著書に『市役所の小川さん、哲学者になる転身力』、『「哲学頭」の仕事術』(共に海竜社)がある。
登録情報
- 出版社 : 中経出版 (2010/5/12)
- 発売日 : 2010/5/12
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 318ページ
- ISBN-10 : 4806137057
- ISBN-13 : 978-4806137054
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,377,025位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,996位哲学・思想の論文・評論・講演集
- - 6,816位哲学 (本)
- - 173,815位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
哲学者・山口大学国際総合科学部教授。1970年生まれ。京都市出身。京都大学法学部卒業。名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。米プリンストン大学客員研究員(2011年度)。専門は公共哲学・政治哲学。商社、市役所、フリーターを経た異色の哲学者。「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。各種メディアでも積極的に発言。公式ホームページ(http://philosopher-ogawa.com/)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
一度、コンビニで立ち読みしてみたら、
書いている内容もとても分かり易く、
スッと入ってきて、読んでいて考えさせられる事が、
いっぱいで、それでいて重い雰囲気ではなく、
軽い気持ちで読む事が出来て、
大変、面白かったです。
哲学に興味や関心が無くても、
軽い気持ちで読んでみると、
何かに迷いや悩みがある人は、
悩みや迷いが解決する事はなくても、
何かのヒントには、なると思います。
お勧めの哲学書です。
を考察しつつご自身の考えを聞かせるという構成が、読み飽きさせない上に現代
の身近な問題とリンクしているため、その哲学者の考えをざっくりと把握するには
分り易く、すんなりと読み終えることが出来ました。
それぞれの哲学者の考え方をきちんと整理して把握している訳ではなく、高校
や大学の倫理の時間に知りえた情報しか知らないような初心者でも楽しく読破す
ることが出来ました。著者がおっしゃっている本書の目的の「1.著名な哲学者の
考えをざっくり知りたい」が良く分りました。
ただ僕の場合、他の目的の「2.悩みを解決して元気になりたい」や「3.こんが
らがった思考をスッキリさせたい」のほうは読後もスッキリせず、「何か糸口は
ありそうなんだけど」や「あともうちょっとなのになぁ」といった欲求不満の様
な感じでして、この本で気になった哲学者の本を読んでみて早くスッキリしなく
ちゃ!という思いが強かったです。
でも、全体的には先にも書いたとおり、分り易くてこれからの1歩を踏み出せ
るような本でした。
哲学が、身近になりました。親切な本だと思います。グッドです。
・人間にはふた通りの生き方がある。
・1つは非本来性。日常に埋もれ、自分を喪失し、ただダラダラと生きること。
・2つ目は本来性。自分自身を了解しようとする生き方。自分による真剣な生き方
・人生とは希望を探し続けること。絶望してしまった人は自殺を選択してしまう。
・東大が末期の癌患者に行った調査結果では治療を中止して余生を満喫するか、闘病を最後まで続けるかの2択においてほとんどの患者が闘病を続けるを選択した。
・↑の結果から分かる通り希望を探すことこそが生きることということ。
☆ヘーゲル
・理想と現実は一致しない。
・理想を追い求めすぎると停滞を起こし、自己嫌悪に陥る場合がある、停滞したときは現実を選択することをおすすめする。
・弁償法の概念(テーゼ(物事)→アンチテーゼ(問題点)→ジンテーゼ(解決法))
・物事には常に正の面と負の面が存在する。理想に辿り着いたと思っても常にそこには正の面と負の面が共存している。それを知ることによって人は理想と思えたところが現実だと気づき、また理想へと邁進する。
・↑こうやって聞くと空虚な感じがしてしまうが、しかしながら理想を追い求めることこそが人が楽しく生きるということそのもの。
☆アーレント
・労働→生きるために必要なこと→消費されるだけ。
・仕事→工作物→使用される。
・仕事にはまだ遊びや楽しみを盛り込む余積がある。形になる仕事を心がけよう。
☆アラン
・幸福は自分から行動しないと一生訪れない。
・不幸になりたいならなにもせずじっと座っていればいい。
・お金を幸福の基準にするのは絶対にダメ。不幸への近道である。
☆ニーチェ
・人生に意味や価値なんてものは存在しない。いちいちそんなものを求めるから人は悩み、苦しむ。
・↑はネガティブな意味ではなく、それを承知した上で強く生きていこうというマインド。それができればあなたは超人になれる。
・↑ニヒリズム、空虚主義
・スポーツで相当の努力をして試合当日一回戦負けだった、そこで嘆き、苦しみ続けるのではなく、「そうゆうこともあるよな。まぁいっか。やれるだけのことはやったし」と思えるのが本当の強さ。
・ニーチェの提唱するニヒリズムや虚無主義はプロレスの受けの美学と通ずるところを感じた。人生においてさまざまな災いが訪れてもそれを全て受けきった上でポジティブに、動じずに、自分の人生を淡々と歩んでいく。逆水平を何回胸に食らっても動じずにそれを上回る攻撃を相手に叩き込む。ニーチェとはプロレスなのかもしれない…
本は各哲学者の主要なところの抜粋を分りやすく書かれています。
やはり超有名な哲学者達の言葉なので、下手な自己啓発本よりよっぽど役に立ちます。
いきなり難解な本を読むと拒絶反応が出ますので、
この本に出てくる哲学者の中で、関心の湧いた哲学者の本を手にしてはどうでしょうか。
毎回いろいろなテーマで、現代の私たちに対してその哲学者だったら何と説明しそうか、
思想の概略がわかるように授業するという本である。
哲学はとかく問題設定が難しいところがあるが、
現代の高校生などに授業するという設定により、私たちが日々直面する問題に対して、
どう考えることができるのか、哲学をどう用いることができるのか、
わかりやすく学ぶことができる。
哲学の入門書という位置付けとしては、非常に良いだろう。
ただ、講義内容に対して、映画好きな人がやたらと映画を引用するという設定がある。
作者としては映画の題材を取り上げることにより、
ポイントを整理するという狙いがあるのかもしれないが、
私個人としては効果的と思えず、むしろ作者の映画ウンチク披露にしか受け止められなかった。
読み物としてテンポを壊しているような気がしたので、その分評価を落とさせていただいた。
哲学というと、何やら難しいイメージがあるが、要は「真理の追究」。
もちろん、真理は一つではなく、人によって様々だが、重要なのはそのプロセス。
自分の頭を使うことによって、正解のない問題に自分なりの答えを出していく。
インターネット時代で価値が小さくなった知識に代わる現代社会にもっとも必要な能力かもしれない。
本書はその取っ掛かりとして有益かもしれない。
「正解のない問題」は様々だが、本書は以下の問題を取り上げ、著名な哲学者の見解を分かりやすく解説している。
「生きることと死ぬこと」
「夢」
「理性と欲望」
「悩み」
「自分と他人」
「仕事」
「正義」
「恋愛」
「幸せ」
「権力」
「経済と貧困」
「自由」
「人生」
また、巻末に原書のリストもある。
筆者は大学で博士号を取得しており、内容も信頼できる。
哲学的思考を身につけたい方の初めの一冊としてお薦めである。
社会人になって、哲学の勉強を始めたいと思っても、いつも何から、どこから手をつけて良いのかずっと迷っていました。
薄めの本を購入しては後悔してばかり。。。ある程度哲学の知識を身に着けている事を前提に書かれている本が多かったり、
「結局、何?」と消化不良になる本が多かった気がします。
この本は完全に「タイトル買い」に近く、あまり期待していませんでした。
内容は、図を使った概念の説明や、ストーリー仕立ての内容、始めから順序良く読み進めて行くと前章の内容を踏まえての説明など、
非常に読みやすかったです。
哲学者ごとに、その人の基本的な考え方やスタンスをわかりやすく教えてくれたので、さらに興味のある哲学者に対して
勉強をしてみようという気持ちになりました。
今でも読み返したりするので、私の中では良書です。