![大学入試 亀田和久の 化学[有機]が面白いほどわかる本 (理科が面白いほどわかる)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/611KhzjAdYL._AC_UL165_SR165,165_.jpg)
「東大生のノートは綺麗」といった類の本ではありません。
実際の予備校での授業の板書（生徒が清書したもの）が右ページに、解説が左ページにあるという見開き完結型。
９章立てで、「まとめ」と「図（絵）」の大切さをひたすら説いています。
よく「まとめノートづくりは時間の無駄」という批評を耳にしますが、この本を一読すれば考えが変わるかもしれません。
ただ、受験化学の範囲を全てカバーしている網羅型の参考書ではありません。
代ゼミの「ハイレベル化学」を受講した人、もしくはこれから受講しようとしている人が読めば有効に活用できるでしょう。
著者本人のブログでも書かれていますが、授業で扱ったことのない話題も盛り込まれています。
ということもあり、受験化学の重要なトピックス（受験生が理解しにくい箇所）をチョイスしてきて、分かり易くまとめてある独学用参考書です。
サテラインの時間の関係で急いで説明された箇所をきちんと理解したい人、板書の清書の仕方を知りたい人、にお勧めです。
代ゼミの「ハイレベル化学」を受講していない人が読んでも十分に理解できて楽しめますが、「ハイレベル化学への誘い」と表現した方が正確でしょう。
悪い意味ではなく、授業がどれほど内容が濃く、化学が楽しいものであるかを実感できる一冊です。
読み物風でもあるので、極端な話、寝っ転がりながらでもバシバシ読めます。
そういう意味では受験化学参考書のありきたりな世界に一石を投じる本です。
ただ、繰り返しになりますが、全範囲を網羅した参考書ではありませんし、著者を全く知らない人が中身を見ずに購入するのはお勧めできません。
網羅型としては著者の「入試化学突破のバイブル」（代々木ライブラリー）がありますが、本書はあの本ほど受講生以外には真意が伝わりにくいものではありません。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
この商品には新版があります:
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
