五摂家(松坂屋、東海銀行、中部電力、東邦ガス、名古屋鉄道)が主となっていた同シリーズの第1巻に対して、ホンダ・スズキ・カゴメ・西濃運輸などの企業について書かれた第2巻。
さすが、新聞社からの本とあって、膨大な情報を元に、丁寧に取材し、読みやすい平易な文章で、生々しく書かれているのは、第1巻と同様。
前述のとおり、五摂家後に、台頭してきた企業の奮闘であり、醍醐味を感じられた。
その一方で、松坂屋のお家騒動から、大丸との合流、東海銀行の再編、国鉄の腐りきった労働体質からの脱皮とJR東海誕生など、五摂家の没落についての波乱・再編も生々しく書かれている。とりわけ、個人的には、松坂屋の内紛が、生々しく面白く感じられた。
名古屋の五摂家が崩れ、いまや、頼りになるのはトヨタのみという現実の象徴として、愛知万博、中部国際空港開港など、記憶に新しい出来事も書かれてあります。
後半の北陸の企業については、若干小粒でもあり、また馴染みも薄く、あまり面白さは感じられませんでしたが、総合的に面白い一冊でした。
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時流の先へ 中部財界ものがたりII 単行本 – 2015/2/27
中日新聞経済部
(編集)
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購入オプションとあわせ買い
中部地方で産声を上げ、困難を乗り越えて世界へ飛躍した企業は数多くあります。それら企業のトップは、ターニングポイントでどう動いたのか。時代を先取りした発想力で、挑戦し続けた果敢な姿を描きます。老舗企業のお家騒動、再編劇、オートバイ戦争、国鉄民営化からリニア開発まで、波乱の歴史の裏側に隠されていた真実とは。 【第1章】オートバイ三国志「ホンダ」「ヤマハ」「スズキ」 【第2章】切り開く食の世界「カゴメ」「井村屋」「ポッカ」 【第3章】国鉄からJR東海へ 【第4章】トラック輸送の先駆け「西濃運輸」 【第5章】流通戦国時代 百貨店「4M」「パルコ」「ユニー」「ジャスコ」 【第6章】松坂屋波乱の道 【第7章】東海銀行の再編劇 【第8章】変わる名古屋財界「五輪」「空港」「万博」 【第9章】北陸電力、地域開発を牽引 【第10章】挑み続けるYKK「YKK」 【第11章】品質最優先コマツの闘い「コマツ」 【第12章】北陸初百貨店の歩み 百貨店「大和」
- 本の長さ362ページ
- 言語日本語
- 出版社中日新聞社
- 発売日2015/2/27
- 寸法18.8 x 2 x 12.8 cm
- ISBN-104806206806
- ISBN-13978-4806206804
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登録情報
- 出版社 : 中日新聞社 (2015/2/27)
- 発売日 : 2015/2/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 362ページ
- ISBN-10 : 4806206806
- ISBN-13 : 978-4806206804
- 寸法 : 18.8 x 2 x 12.8 cm
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- - 50,811位投資・金融・会社経営 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年5月1日に日本でレビュー済み
松坂屋のお家騒動や東海銀行の再編劇など、
しっかりとした取材で読み応えがあります。
個人的には第一章「オートバイ三国志」でのホンダ、ヤマハ、スズキの激闘と
第二章「切り開く食の世界」でのカゴメ、井村屋、ポッカの創業者たちの活躍がお気に入りです。
現在も大人気の商品が、どのようにして作り上げられたのかを知ることができるとともに、
創業者が残した言葉の数々はアイデアと挑戦にあふれており、心にぐっとくるものばかり。
「人や社会を愛さない会社には未来はない」を実感できる1冊です。
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創業者が残した言葉の数々はアイデアと挑戦にあふれており、心にぐっとくるものばかり。
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