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農!黄金のスモールビジネス 単行本(ソフトカバー) – 2006/9/13
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社築地書館
- 発売日2006/9/13
- ISBN-104806713368
- ISBN-13978-4806713364
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商品の説明
出版社からのコメント
発想を変えれば、農業は「宝の山」!!
これからの「低コストビジネスモデル」
としての農業を解説した本です。
20世紀型のビジネスモデルは「ムダ」と「ムリ」が多すぎる!
「ムリ」せず働き、やりがいがある。
週休4日、時給3000円の新しい生活があなたにもできます。
先端外資系企業の管理職をバブル期に脱サラし、
百姓となった著者が書き下ろした。
最小コストで最大の利益を生む「すごい経営」。
それが「個人」で実現できるのが農業だ。
著者について
百姓になる前は、日本モトローラ半導体事業本部営業統括本部長。
メーカーの研究開発を12年、
転職してから営業を16年。
バブル最盛期に脱サラ。
外資系サラリーマンのビジネス経験を活かして農業をすると、まさに天職!
農業ほど楽しい商売はないと実感している。
登録情報
- 出版社 : 築地書館 (2006/9/13)
- 発売日 : 2006/9/13
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 288ページ
- ISBN-10 : 4806713368
- ISBN-13 : 978-4806713364
- Amazon 売れ筋ランキング: - 73,861位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 21位農業ビジネス
- - 6,625位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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本書で学んだ最大のことは思考の切り替えです。本業(商売用作物であるぶどう)と副業(将来の多角化を見越したそれ以外の作物)を収益性によってすっぱり分け、副業は本業を圧迫しないようにする。そうすれば本業を堅実にやりつつ、副業で好きなだけ冒険することができます。実際本書で著者は数々の試行錯誤とそのの失敗をむしろ誇らしげに語っています。
そもそも農業は趣味と実益を兼ねた仕事ですが、その相乗効果をもたらす方法を学びました。
「自分は元・外資系ビジネスマンである」という不必要な肩の力が抜け、
また、小難しい(ようにみえる)単語や理屈を披露するのを好む著者の傾向も薄れ、
クセの少ない読みやすい内容になっています。
どちらを買おうかと迷われている方には、こちらをお勧めします。
汎用性のあるスモールビジネス論としては、目新しい手法はありませんが、
「農業も今後の起業の対象となり得るビジネスである」という事を、
実践を持って示されている点は評価できます。
「農業を『市場の見えざる手』に任せたら、日本の農業は崩壊するのでは・・でもそれならどうしたら良いのだろう?」ということが、農業問題を考えてきた人たちの積年の課題であったと私は認識しているので、それを、あまりにも直截に市場原理の導入を要求してしまう著者の考え方には賛同しかねます。「市場原理にまかせればなんでもOK!」というわが国のアメリカ模倣路線そのままです。
後半は興味深い事例が多いものの、全体的にまとまりに欠ける印象があります。
著者は私と同じ業界においでになったお方です。
農業に興味を持っていて日頃日本の農業に危機感をもつ方々にお勧めです。
現在果樹栽培を行っている方々にも大いに参考になるでしょう。
元大企業エンジニアの視点と信念のもと、ずばっと切り込んだ理論の展開と
ストレートな語り口は文句なく楽しめます。
私もその一人ですが、共感できる方は多いと思います。
なんだかわくわくしてくる1冊です。
傑作です。
「スローライフ」が流行った時は、どうにもその実践者たちのポリシー先行というか、続かないだろうというや湯女気持ちがあったので、ついて行けなかったのだが、スモールライフなら、その肩肘張らないという自然さにとても魅力を感じる。
と思っていたところに目にとまった本がこれ。「スモールビジネス」というらしい。
GDPを小さくして、しかし文化水準を落とさず、ということが基本らしい。まったくそのとおり。文化水準を落としてまで地球に優しくする人は何人いるだろうかというのが、前述のスローライフ拒否反応だからです。
そして、読んで新たに発見したことが一つ。
ブドウの木には世の中あるいは人生の縮図があるらしい!
弱肉強食もさることながら、用を終えたものは退場するという規律?
読み終わったあと、つくづく考えさせられるのでした。
一通り読んでみましたが、文体がとても汚く非常に読みにくいものでした。
また、タイトルの内容もほとんどが自慢のようなものばかりで
参考にしにくいものが多かったです。
ほとんど内容といった内容もなく、これを読むくらいなら別の書籍を読むか、
別の作業をしたほうが断然良いというレベルの書籍です。
読んだ感想としては読む価値皆無で時間の無駄といえますが、
農業ビジネス書ではなく一人の傲慢な方の人生を知るにはよいかと思います。
内容すべてが悪いとは言わないですが、
あまりに高圧的で汚い文章なので読むのがつらかったです。
会社に使われて自分の時間が持てない生活に嫌気がさしたとき、
「ゆっくり夕日を眺めて暮らしたい!」と感じたら読んでほしい。
今まで会社員として身につけたノウハウを活かすことによって、
土着の農業人とは違った発想と視点で、新しい農の姿が見えてくる。
この新しい視点が、旧来からの農と接点を持ちながら育つときに、
誰にも支配されず、自由な裁量で楽しめる生き方が出来ると言う。
〈20世紀の価値観〉 → 〈21世紀の価値観〉
○朝から晩まで働く → ゆとりを持って働く
○高額消費こそ美徳 → 物を大切にする
○時間を犠牲に金儲け → 時間こそ大切に
○何でも上昇志向 → 身の丈のものを大切に
○大量生産が良い → 少量生産に価値あり
○マス・マーケット → ニッチ(個性)優先
○企業対市場の関係 → 個人対個人の関係
○広告によるアピール → 交流によるアピール
○低価格販売を目指す → 高付加価値交流を目指す
○空気・水はタダ同然 → 自然環境は自分で管理
こうして彼の主張を見ていると、自然農にとても近い。
と言うか、僕が思う「生き方としての自然農」と同じなのです。
それを起業として捉えているところに、彼の面白さがあります。
僕のような、なるべくお金を離れて暮らしたいと考えるのとは違い、
悠々自適な楽しい農生活を提唱する彼のビジネスモデルなら、
現代の多くの人に、すみやかに受け入れられるように思われます。
この本を手掛かりに、サラリーマンを辞めてもいいかも知れません。
さらにこれから脱サラをしたり、第二の人生を模索している人にも、
この本は、実践的に何をすればいいかがわかりやすく書いてある。
◎なぜ「米農家」にはならないか。◎JAとの付き合い方。
◎自給3000円以下の仕事はしない。◎農業はサービス業。等々、
これらはすべて、サラリーマン時代に養った業務管理から見ている。
なるほど、農業を業務としてみれば、ムリ、ムラ、ムダは多いのです。
それを管理するだけで、快適田園ライフが楽しめるというわけです。
ああ、こういう思考、物言い、我が道を往く姿勢・・。
これがスギヤマ流だったなと改めて苦笑しながらの感動!
・・日々まじめに既存の農業に取り組む人間が読めば、全てが馬鹿げていて夢物語に思えてくる。
しかしながら、このスタイルで生きる農業が事実その場にあるのだと気づくと、ゾッとするほど価値観が変わる。
そう、それがスギヤマ流農業なのだろう。
果たして、既存の農村文化や価値観に囚われた私達に、この生き方を模倣することができるだろうか?
書を読み、彼の事例を参考としようと期待するのではなく、その考え方・生き方に学ぶべきところを見出す必要がありそうだ。