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松本清張地図帖 単行本 – 2010/5/21
- 本の長さ112ページ
- 言語日本語
- 出版社帝国書院
- 発売日2010/5/21
- 寸法25.7 x 18.2 x 0.8 cm
- ISBN-104807159097
- ISBN-13978-4807159093
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出版社より
日本推理小説の巨匠の作品を地図とともに再現『松本清張地図帖』
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表紙松本清張の作品は、地図で地名を確認しながら読みたくなるものが多い。そんな時に最適な一冊。作品の舞台をこの地図帖と一緒に読み解けば、清張の世界観がよりリアルに浮かび上がってきます。 |
内容サンプル:砂の器「砂の器」「点と線」「ゼロの焦点」などの代表作は、登場する舞台の地図に加えて、あらすじや人物相関図、時代背景などの解説も充実しています。コアな清張ファンはもちろんのこと、清張初心者にもお楽しみいただける内容となっています。 |
内容サンプル:清張作品の「点」清張作品の舞台となった場所(点)は昭和30年代の中学校地図帳を復刻掲載して網羅!作品の舞台となった場所が一目瞭然です。 また、清張の出身地や居を構えた地など、ゆかりの場所も掲載しています。地図帳の老舗、帝国書院ならではのページです。 |
内容サンプル:清張作品の「線」清張作品に登場する鉄道路線と主要列車名(線)を紹介。登場人物が乗った列車の経路をたどることができます。前述の地図ページともリンクしています。 新幹線開業前夜の特急・急行列車が華やかなりし時代をうかがい知ることができ、鉄道ファンにも読み応えのある資料です。 |
商品の説明
出版社からのコメント
登録情報
- 出版社 : 帝国書院; 第2版 (2010/5/21)
- 発売日 : 2010/5/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 112ページ
- ISBN-10 : 4807159097
- ISBN-13 : 978-4807159093
- 寸法 : 25.7 x 18.2 x 0.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 182,952位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 338位日本地図
- - 34,614位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
ただ、ストーリーの概略が記載されているので、始めて読む方は小説を読みながら登場人物の軌跡を地図上でその都度追っていき、読み終わった後で概略を読むなどの工夫が必要かも知れない。
多くの小説が、実は膨大な量の情報を扱っているが、読者は、その情報を、読み飛ばしており、
実際どの程度の情報を、拾い出して作品を読んでいるのか気になっていた。
松本清張も、作品の舞台が昭和を中心としており、特に平成の市町村大合併に伴い、
当時の地名が多く失われていき作品を理解しにくくなっており、
そのあたり、読者を手助けするような資料がほしいと思っていたときに出会ってうれしく思っていただけに残念だ。
是非、電子書籍化してほしい。
本書では、松本清張作品を通して昭和30年代の地図を通して消え去った日本の風景を地図上で再構築が試みられて。
作品としては、ゼロの焦点、砂の器、点と線、火と汐、時間の習俗、或る「小倉日記」伝、波の塔、球形の荒野、Dの複合、眼の壁を中心として、昭和30年代の地図を利用して作品が描かれた当時の舞台を再構築しようと試みている。
例えば、 点と線では東京駅、有楽町界隈の昭和30年代の地図を利用して小説の主人公たちが移動した場所を詳解するとともに、
当時の東京駅の風景と「あさかぜ」に付いて図を加えて、作品のミステリの面白さが分かるように工夫されている。
また、開発されてしまい、当時の面影が失われてしまった香椎駅周辺の様子を昭和30年代の地図や写真とともに解説を加え、
お時と安田が歩いた道を紙面に再構築している。
青森-札幌間の移動についても、青函連絡船が廃止されてしまったため、今となっては実感がとらえにくいところを
地図、当時の写真、旅客名簿の実物の写真を示して、当時の雰囲気がよく伝わるように再構築されている。
それ以外にも、昭和30年代は東京の都電は最盛期を迎え、 41路線な営業されていたが、その多くが廃止されてしまって、
今となっては、当時の路線図をわざわざ手に入れていないと、十分に作品を味わうことができなくなっているが、
本書では付録として作品をマッピングした昭和30年代の都電地図を加えているところがありがたい。
その他、本書では、当時の日本地図上に、小説の舞台となる地名をこれでもかというほど詳細にマッピングして示してあり、
当時の地名が多く失われて作品を理解しにくくなっているところを手助けするような膨大な量の資料が添付されている。
大変な労作なのだが、この本を利用して、清張の作品を読むと
昭和30年代にタイムトラベルすることができて、大変楽しいです。
清張ファーンの方は是非是非、お手元に一冊、どうぞ。
追記:電子書籍化されたということで便利になりました。
そのような地域はどのような所であろうかと、小説を読みながら想像するときがあります。
そのようなとき、この地図帖は利用価値があります。
写真、及び昭和30年代の地図もついています。
代表的な小説の解説もあります。
今度は、小説を読みながらこの地図帖を横に置いて読んでいってもよいでしょう。
読みながら、小説の舞台が視覚的に再現されるでしょう。
この地図帖をめくるだけでも、その舞台に立った気分になります。
松本清張の小説を読む時は、是非活用したい地図帖です。
ぼくは杉並区に住んでいるので、松本清張も杉並区に住んでいたことと出身地が福岡県ということで、一方的な親近感を持っている。
また 小説の登場人物が長野県に出かけることがあって、なんとそれは富士見町。この富士見町にはぼく自身いったことがあるというのも不思議な縁。
そのわくわく感を集大成すると、このような本ができるというわけだ。
この調子で、西村寿行や宮部みゆきや池波正太郎で作ってほしいものだ。