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いつかモイカ河の橋の上で 単行本 – 2004/9/15
中野 吉宏
(著)
不況風に負けじと働いてはドジを踏む。何のために汗を流しているのか? そんな疑問を抱いた著者はすべての仕事を放り出して、鉄道で地球一周の旅に出る。 ミステリーよりミステリアスなノンフィクション・フォト・ドキュメンタリー。 シベリア鉄道・アメリカ大陸横断鉄道・ロシア・モンゴルの魅力満載。 これから旅に出る人も! 旅になかなか出られない人も! 美しい風景、人々のいきいきとした表情は、名画にも勝る! キャプションのように読み易い本文は、著者と一緒に旅しているような錯覚にすらしてくれます。 仕事や生活に煮詰まってしまった時にお薦めの1冊。 もう負債をつくるために汗水流すのはやめにしませんか? (豪華オールカラー写文集)
旅程:大阪~上海~周荘~北京~二連浩特~ウランバートル~スフバートル~ナウシキ~イルクーツク~リストバンカ~モスクワ~サンクトペテルブルグ~ワルシャワ~フィレンツェ~シエナ~~ボローニャ~ベネチア~ローマ~ウィーン~クラクフ~プラハ~ローザンヌ~シエール~サンルーク~シャンドラン~ツェルマット~リバプール~ロンドン~ニューヨーク~ナイヤガラフォールズ~バッファロー~シカゴ~サンフランシスコ~ロサンゼルス~東京~大阪
- 本の長さ187ページ
- 言語日本語
- 出版社電子本ピコ第三書館販売
- 発売日2004/9/15
- ISBN-104807404121
- ISBN-13978-4807404124
商品の説明
著者について
1961年 神戸市生まれ 1982年 秋元書房より初出版。 この本がソロ5作目。 本職は、山口から青森まで年に5~6周する「行商人」。
登録情報
- 出版社 : 電子本ピコ第三書館販売 (2004/9/15)
- 発売日 : 2004/9/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 187ページ
- ISBN-10 : 4807404121
- ISBN-13 : 978-4807404124
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,229,551位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し前のお話ですが、なかなか行けない旅のお話です。実際に足を運んで、危険な目にも遇いながら 無事に帰ってきたのは凄いと 今は思います。
2006年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界一周といっても飛行機あり船あり、自転車ありまた鉄道あり、バスまたしかり。
この本は、仕事をいったん休んで59日間で鉄道を使って世界一周を行ったサラリーマンには夢のような話です。
構成は、見開きで左ページがカラー写真、右ページが紀行文と区切られて93題目に分かれています。
いつでも読み始めて適当なところで読み終えれますがまあ全部いっきに読むのにもそう時間はかからないでしょう。
著者は、18年前にシベリア横断鉄道に乗った経験もあり、各行き先である程度の計画性は持って出かけています。
(いくつかの場所で 合いたい人に出会う計画は立てている。)
深夜特急(沢木耕太郎)のようないろんな発見や出逢いとはまた違った感じですが、
実際鉄道で世界一周を行ったらまあこんな感じなんだろうなと思いました。
ひとつの場所で2〜3日が最長の感じでしたからいろんな人との出逢いはあるにしろ深く話をするまでにはいたらないだろうな。
中国やロシア、東ヨーロッパの生活は本の中から現代の様子を垣間見ることができました。
ちなみにこの旅行 大体100万円くらいかかかったそうです。
確かに毎日毎日何のために働いているか疑問をもったら100万円でこういう夢が買えるのはきっと安いんだろうな。
カラー写真をたくさん使用している点からか定価が高いのはちょっと気にはなりました。
この本は、仕事をいったん休んで59日間で鉄道を使って世界一周を行ったサラリーマンには夢のような話です。
構成は、見開きで左ページがカラー写真、右ページが紀行文と区切られて93題目に分かれています。
いつでも読み始めて適当なところで読み終えれますがまあ全部いっきに読むのにもそう時間はかからないでしょう。
著者は、18年前にシベリア横断鉄道に乗った経験もあり、各行き先である程度の計画性は持って出かけています。
(いくつかの場所で 合いたい人に出会う計画は立てている。)
深夜特急(沢木耕太郎)のようないろんな発見や出逢いとはまた違った感じですが、
実際鉄道で世界一周を行ったらまあこんな感じなんだろうなと思いました。
ひとつの場所で2〜3日が最長の感じでしたからいろんな人との出逢いはあるにしろ深く話をするまでにはいたらないだろうな。
中国やロシア、東ヨーロッパの生活は本の中から現代の様子を垣間見ることができました。
ちなみにこの旅行 大体100万円くらいかかかったそうです。
確かに毎日毎日何のために働いているか疑問をもったら100万円でこういう夢が買えるのはきっと安いんだろうな。
カラー写真をたくさん使用している点からか定価が高いのはちょっと気にはなりました。
2012年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の中野吉宏さんが、約10年前に上海からシベリア鉄道経由でイギリス、アメリカ横断と
列車で地球一周した旅行記です。
著者さんは、その18年前にもシベリア鉄道で大陸横断されていて、
当時出会った方との再会などは読んでいてもドキドキもの。
道中の景色や出会った方々の写真メインゆえ
オールカラーのため、200ページ弱薄さながら税込み3150円。
ところがアマゾンのマーケットプレイスだと半額1575円+送料240円で入手可能。
ひとりでも多くの人にこの本を手にとってほしい! という著者さんが
赤字で販売しておられるのです(books17さん)!!
日々、自宅と仕事場の往復で明け暮れている自分には
非常に刺激的であり、楽しませていただいた一冊でした!
列車で地球一周した旅行記です。
著者さんは、その18年前にもシベリア鉄道で大陸横断されていて、
当時出会った方との再会などは読んでいてもドキドキもの。
道中の景色や出会った方々の写真メインゆえ
オールカラーのため、200ページ弱薄さながら税込み3150円。
ところがアマゾンのマーケットプレイスだと半額1575円+送料240円で入手可能。
ひとりでも多くの人にこの本を手にとってほしい! という著者さんが
赤字で販売しておられるのです(books17さん)!!
日々、自宅と仕事場の往復で明け暮れている自分には
非常に刺激的であり、楽しませていただいた一冊でした!
2006年9月11日に日本でレビュー済み
鉄道を使ってユーラシア大陸を横断した男の物語。
中国、モンゴル、ロシア、東欧、西欧、海を渡ってアメリカに
その旅は及ぶ。…そう書くと単なる写真付き紀行文のように
聞こえるかもしれない。…しかしどうも読んでいると趣が違うのだ。
ページを開くと右に美しい写真、左に旅の小エピソードが描かれる。
面白いのは写真に「人物画」多い事だ。
おそらく僕が旅をしたらもっと風景写真が多くなるだろう。
しかし作者中野氏の写真は人物写真が中心だ。色々な表情の
旅で出会った人達がそこにいるが、とりわけ笑顔が多い。
小エピソードも出会いと別れのエピソードが多い。
そう、この「いつかモイカ河の橋の上で」は単なる紀行文ではない。
『出会いと別れ』を繰り返しながら、多くの人と触れ合いながら
ユーラシア大陸を行く男の旅物語なのだ。
作者の筆致も、だから細大漏らさず…という形式は採らない。
小エピソードもストップ・モーションのように出会いと
別れの一瞬を捉えている。写真がある一瞬を切り取るのと同様に
エピソードも出会いと別れの一瞬を書き切っている。
満腹感が足りないと評する人もいるだろうが、
僕は『出会いと別れ』に絞って、まるでシャッターを
切るかのように瞬間瞬間を描ききった作者の筆致にある一種の
清涼感を覚えるのだ。
もっとたくさんの人に読まれて良い作品だと思う。
本を閉じた時、旅に出ようと思うか、日常を強く生きようと
思うか、それは人それぞれだろうが、何らかの感触をきっと
感じるに違いない。その力をこの作品は持っている。
中国、モンゴル、ロシア、東欧、西欧、海を渡ってアメリカに
その旅は及ぶ。…そう書くと単なる写真付き紀行文のように
聞こえるかもしれない。…しかしどうも読んでいると趣が違うのだ。
ページを開くと右に美しい写真、左に旅の小エピソードが描かれる。
面白いのは写真に「人物画」多い事だ。
おそらく僕が旅をしたらもっと風景写真が多くなるだろう。
しかし作者中野氏の写真は人物写真が中心だ。色々な表情の
旅で出会った人達がそこにいるが、とりわけ笑顔が多い。
小エピソードも出会いと別れのエピソードが多い。
そう、この「いつかモイカ河の橋の上で」は単なる紀行文ではない。
『出会いと別れ』を繰り返しながら、多くの人と触れ合いながら
ユーラシア大陸を行く男の旅物語なのだ。
作者の筆致も、だから細大漏らさず…という形式は採らない。
小エピソードもストップ・モーションのように出会いと
別れの一瞬を捉えている。写真がある一瞬を切り取るのと同様に
エピソードも出会いと別れの一瞬を書き切っている。
満腹感が足りないと評する人もいるだろうが、
僕は『出会いと別れ』に絞って、まるでシャッターを
切るかのように瞬間瞬間を描ききった作者の筆致にある一種の
清涼感を覚えるのだ。
もっとたくさんの人に読まれて良い作品だと思う。
本を閉じた時、旅に出ようと思うか、日常を強く生きようと
思うか、それは人それぞれだろうが、何らかの感触をきっと
感じるに違いない。その力をこの作品は持っている。
2022年6月5日に日本でレビュー済み
文章が上手なわけでもなく、写真も凡庸で、何の感動もない。
2013年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
行く先々で新しい出会いや再会があり、本当の旅の楽しさを楽しむことができました。
日本では殺伐とした忙しい毎日ですが、この本の中では時間がゆっくりと流れていて、うらやましくそして私自身シベリア鉄道で旅をしたいと思いました。
日本では殺伐とした忙しい毎日ですが、この本の中では時間がゆっくりと流れていて、うらやましくそして私自身シベリア鉄道で旅をしたいと思いました。
2014年1月12日に日本でレビュー済み
著者のシベリア鉄道に関するホームページを偶然目にして興味を持ち、図書館で借りて読んでみました。
旅の印象は、行った先々の場所、風景ととともに、あるいはそれ以上に、そこでどういう人たちと出会ったかで大きく変わってくると思います。目当ての観光地が意外につまらなかったとしても、いい出会いがあればその国や、そのまちのことが断然好きになります。
そういった意味で、本書は、じつにしあわせな旅の記録です。旅した本人だけでなく、この記録を読む側も、そしてたぶん、旅の最中、著者と出会った人たちにとっても、本書はしあわせな旅の記録だと思います。掲載されている旅人たちの表情を撮った写真からもそう感じます。
著者の旅の方法の特徴の第一は、世界のどんなところを訪れ、何を見たかということよりも、目的地に行くまでの過程や道中に出会う人たちとのかかわりを重視しています。本当にうらやましい出会いが多い。しかしこれはたんに偶然いい出会いが続いているわけでなく、著者が積極的に人びとと関わりを持とうとした結果であることがわかります。
道中、ニセ警官にだまされたり、強盗に襲われたりするなど、気の弱い旅人なら旅する元気すらなくしてしまいかねない目に遭ったあとも、著者の旅のスタイルは変わらないのです。
海外で日本のシステムや慣習と異なるものに遭遇すると、その不効率さに腹を立て、「だからこの国はいつまでも遅れているんだ」などと小馬鹿にする日本人旅行者は大勢います。しかし本書ではたとえ理不尽なことに遭遇しても、著者はそういったこともひとまずは受け入れ、理解し、できればたのしもうと努めている姿に気がつかされます。これもまた、著者の旅する方法です。しあわせのこの旅の記録はこのような方法で生まれているのだと思います。
著者はこの旅の18年前(大学生の頃、まだソビエト崩壊前)にもシベリア鉄道で大陸を横断しています。当時との比較や、そのとき出会った人たちの人生の変遷、再会なども点描することにより、本書の旅の魅力に奥行きを与えているように感じました。
このような旅ができたのは、最短ルートを最速で移動する飛行機ではなく、周囲の人たちとたっぷりと時間を共有することになる鉄道を使ったからだと思います。
本書の中で、シベリア鉄道が好きだという、プラハで出会った女性(日本人)のこんなことばを紹介しています。
「時間がもったいないですよねぇ。日本からヨーロッパまで(飛行機で)たった10時間で行ってしまうなんて…」
一見矛盾しているような理屈ですが、これに何か感じるものがある人なら、おそらく本書を十分たのしめると思います。
本書のタイトルも、写真の選定とレイアウトも、ページ構成もすてきなセンスです。
わたしは著者と同年代。読後、負けていられないという気にさせられました。
旅の印象は、行った先々の場所、風景ととともに、あるいはそれ以上に、そこでどういう人たちと出会ったかで大きく変わってくると思います。目当ての観光地が意外につまらなかったとしても、いい出会いがあればその国や、そのまちのことが断然好きになります。
そういった意味で、本書は、じつにしあわせな旅の記録です。旅した本人だけでなく、この記録を読む側も、そしてたぶん、旅の最中、著者と出会った人たちにとっても、本書はしあわせな旅の記録だと思います。掲載されている旅人たちの表情を撮った写真からもそう感じます。
著者の旅の方法の特徴の第一は、世界のどんなところを訪れ、何を見たかということよりも、目的地に行くまでの過程や道中に出会う人たちとのかかわりを重視しています。本当にうらやましい出会いが多い。しかしこれはたんに偶然いい出会いが続いているわけでなく、著者が積極的に人びとと関わりを持とうとした結果であることがわかります。
道中、ニセ警官にだまされたり、強盗に襲われたりするなど、気の弱い旅人なら旅する元気すらなくしてしまいかねない目に遭ったあとも、著者の旅のスタイルは変わらないのです。
海外で日本のシステムや慣習と異なるものに遭遇すると、その不効率さに腹を立て、「だからこの国はいつまでも遅れているんだ」などと小馬鹿にする日本人旅行者は大勢います。しかし本書ではたとえ理不尽なことに遭遇しても、著者はそういったこともひとまずは受け入れ、理解し、できればたのしもうと努めている姿に気がつかされます。これもまた、著者の旅する方法です。しあわせのこの旅の記録はこのような方法で生まれているのだと思います。
著者はこの旅の18年前(大学生の頃、まだソビエト崩壊前)にもシベリア鉄道で大陸を横断しています。当時との比較や、そのとき出会った人たちの人生の変遷、再会なども点描することにより、本書の旅の魅力に奥行きを与えているように感じました。
このような旅ができたのは、最短ルートを最速で移動する飛行機ではなく、周囲の人たちとたっぷりと時間を共有することになる鉄道を使ったからだと思います。
本書の中で、シベリア鉄道が好きだという、プラハで出会った女性(日本人)のこんなことばを紹介しています。
「時間がもったいないですよねぇ。日本からヨーロッパまで(飛行機で)たった10時間で行ってしまうなんて…」
一見矛盾しているような理屈ですが、これに何か感じるものがある人なら、おそらく本書を十分たのしめると思います。
本書のタイトルも、写真の選定とレイアウトも、ページ構成もすてきなセンスです。
わたしは著者と同年代。読後、負けていられないという気にさせられました。
2017年6月8日に日本でレビュー済み
とても共感できませんでした。旅は旅するひとが引き寄せるもので決まることが良くわかります。出逢いを大切に、、というより、人にくっついて行く著者の旅のパターンに幻滅しました。バックパッカーは孤高の人と思っていた認識が覆され、この方が近くにいらしたら、さぞや面倒であろうと思いました。旅は道連れもあり、1人もあり、と楽しめる旅人でありたいので、読み進むと、違和感以上に、けだるい嫌悪感を覚えながも最後まで読みました。芸術に対する素養、全体的に惹かれるものが違いすぎて、人の触れ合い??と筆者は思い込んでいる、感情の羅列でした。左側全ページが写真なのが救いですが。。筆者が2歳歳上なだけて、こんな旅をしていらっしゃることに驚きました。。1人それぞれだなぁ、と思いました。