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炎の世界チャンピオン 単行本 – 2006/3/1
輪島 功一
(著)
- 本の長さ246ページ
- 言語日本語
- 出版社中日新聞社(東京新聞)
- 発売日2006/3/1
- ISBN-104808308479
- ISBN-13978-4808308476
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登録情報
- 出版社 : 中日新聞社(東京新聞) (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 246ページ
- ISBN-10 : 4808308479
- ISBN-13 : 978-4808308476
- Amazon 売れ筋ランキング: - 765,687位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 20,446位スポーツ (本)
- - 66,637位エンターテイメント (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
樺太で生を受け、終戦の混乱期に帰国、北海道の漁村や開拓地で幼年期を過ごす非常に厳しい環境下でも、人ととして真っ当な道を歩んで来られた背景には、矢張り精一杯生きる両親がいた故か。汗にまみれて稼いだ金を己の身体の為に使った故の成果の大きさや、引退後も生き方を変えなかった姿勢を知ることが出来、楽しく読めた一冊。
2014年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表題に書いたこと、だけではありません。
既成概念に囚われず、工夫し、アイデアを出し、実行すること。
アイデアは、真剣に目的を果たすという信念を持ち続けるからこそ、生まれます。かえるとび、あっち向いてホイ。
そして、アイデアは実行してこそ、真価を問うことができます。世界戦という舞台での実行です。
鋭い直感と、それを信じる力も重要です。病院での寝たきり、点滴を長く続ければ、ボクサーとして終わってしまうと、直感し、是が非でもと退院、自宅療養という選択を貫きました。奥様も出会った時に運命を直感、結婚、その愛によって、輪島さんは支えられました。
輪島さんにとっての戦いとは、敵を憎み、再起不能に叩きのめすことではなく、相手はあっても、とどのつまりは自分との戦いである。だから、勝っても負けても恨みは無い。
輪島さんは、上記のことを全て行いました。それだから、負けた相手に再戦を挑み、何度も勝つことができました。
引退後も、だんご屋という全く新しい分野に挑戦し、家族や親類の幸せをつくりました。
また、ボクシングジムではなく、スポーツジムという、ボクシングの裾野を広げる夢を見いだされ、これに向かってがんばっておられます。栄光だけが欲しいなら、チャンピオンを育てることだけを考えそうなものですが、輪島さんは、広く人を育てることに舵を切ったのです。諦めないことと、無意味に執着することは違いますね。
輪島さん自身が仰るように、戦後の昭和の上げ潮に乗ることが出来たという側面はあったでしょう。
ボクシングというスポーツが時代を席巻したのも、社会全体がハングリーだったからかもしれません。
これに対して、現代、そして今後の世の中は、右肩上がりを目指す、ア○ノミクスとやらが永続できる時代ではないでしょう。
自由経済に欲望をかき立てられるままにすれば、自然を破壊し、気候変動を起こし、地球をダメにしてしまうことになります。
時代は変わっても、輪島さんの精神、考え方、生き方は、時代を超えて学ぶべきことが沢山あります。
いつの時代でも、炎のような心で、より豊かにではなく、より良い生き方を目指すべきなのでしょう。
既成概念に囚われず、工夫し、アイデアを出し、実行すること。
アイデアは、真剣に目的を果たすという信念を持ち続けるからこそ、生まれます。かえるとび、あっち向いてホイ。
そして、アイデアは実行してこそ、真価を問うことができます。世界戦という舞台での実行です。
鋭い直感と、それを信じる力も重要です。病院での寝たきり、点滴を長く続ければ、ボクサーとして終わってしまうと、直感し、是が非でもと退院、自宅療養という選択を貫きました。奥様も出会った時に運命を直感、結婚、その愛によって、輪島さんは支えられました。
輪島さんにとっての戦いとは、敵を憎み、再起不能に叩きのめすことではなく、相手はあっても、とどのつまりは自分との戦いである。だから、勝っても負けても恨みは無い。
輪島さんは、上記のことを全て行いました。それだから、負けた相手に再戦を挑み、何度も勝つことができました。
引退後も、だんご屋という全く新しい分野に挑戦し、家族や親類の幸せをつくりました。
また、ボクシングジムではなく、スポーツジムという、ボクシングの裾野を広げる夢を見いだされ、これに向かってがんばっておられます。栄光だけが欲しいなら、チャンピオンを育てることだけを考えそうなものですが、輪島さんは、広く人を育てることに舵を切ったのです。諦めないことと、無意味に執着することは違いますね。
輪島さん自身が仰るように、戦後の昭和の上げ潮に乗ることが出来たという側面はあったでしょう。
ボクシングというスポーツが時代を席巻したのも、社会全体がハングリーだったからかもしれません。
これに対して、現代、そして今後の世の中は、右肩上がりを目指す、ア○ノミクスとやらが永続できる時代ではないでしょう。
自由経済に欲望をかき立てられるままにすれば、自然を破壊し、気候変動を起こし、地球をダメにしてしまうことになります。
時代は変わっても、輪島さんの精神、考え方、生き方は、時代を超えて学ぶべきことが沢山あります。
いつの時代でも、炎のような心で、より豊かにではなく、より良い生き方を目指すべきなのでしょう。
2011年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
輪島さんはTVで見せるユーモラスなキャラクターと全く異なる、不撓不屈の精神で立ち上がるボクサーとしての顔を持っています。ボクサー輪島の壮絶な闘いの記録については、沢木耕太郎氏のノンフィクション作品に描かれていますが、本書は輪島さん本人の言葉による生い立ちから現在までのお話です。TVで見る輪島さんそのままに飾らない内容で、その人柄が滲み出る内容になっています。ボクシングそのものの話については以外に少ない印象があり、少し物足りない感はありましたが、輪島さんをもっと身近に感じることができる一冊です。沢木耕太郎氏の「敗れざる者たち」「王の闇」と併せて読むのがお薦めです。
2008年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み始めたら、最後まで止まらなかったです。
私は、輪島さんの現役時代を知りません。
一般の輪島さんの印象は、「なんだか、ふにゃふにゃっとしていて、分けのわからん人。」なのでしょうか?
本書を読むと、その印象がまるで的外れであると気付きます。
遅咲きのチャンピオンが、いかに頭を使ってボクシングをしていたのかが分かります。
そして、今では死語になりつつある「大和魂」や「根性」などが、いかに輪島さんの哲学にとって大事であるかが書かれています。
ただ叱咤激励するだけの精神論とは違うので、共感できます。
長島茂雄とのエピソードも少し書かれていて、面白く読めました。
これからの、輪島さんの動向にも期待大!です。
私は、輪島さんの現役時代を知りません。
一般の輪島さんの印象は、「なんだか、ふにゃふにゃっとしていて、分けのわからん人。」なのでしょうか?
本書を読むと、その印象がまるで的外れであると気付きます。
遅咲きのチャンピオンが、いかに頭を使ってボクシングをしていたのかが分かります。
そして、今では死語になりつつある「大和魂」や「根性」などが、いかに輪島さんの哲学にとって大事であるかが書かれています。
ただ叱咤激励するだけの精神論とは違うので、共感できます。
長島茂雄とのエピソードも少し書かれていて、面白く読めました。
これからの、輪島さんの動向にも期待大!です。
2010年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すごく読みやすく、どっぷりボクシングの世界に浸りました。輪島さんの大ファンになりました。
輪島さんの声が聞こえてきそうな本です。昔のボクサーってハングリーで、ものすごくタフだったんですね。感動です。
輪島さんの声が聞こえてきそうな本です。昔のボクサーってハングリーで、ものすごくタフだったんですね。感動です。
2006年6月2日に日本でレビュー済み
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若い人には時々テレビに出るおちゃめな元ボクサーのおじさんというイメージでしょうが、30代後半の私は幼い時テレビで輪島選手の試合を見て泥臭いボクシングをして勝利した試合を強烈に記憶している。
幼い時の極貧で苦労した話、好きで始めたボクシングへの取り組み姿勢、普通の人なら「こんなに俺は貧乏で努力したから今がある」なんてメッセージはどこにも無い。
ただ、とっても人間くさくて読んでて生きる力が出て来る。
この本読んで顔をくしゃくしゃにした輪島功一さんから元気をもらって下さい。
幼い時の極貧で苦労した話、好きで始めたボクシングへの取り組み姿勢、普通の人なら「こんなに俺は貧乏で努力したから今がある」なんてメッセージはどこにも無い。
ただ、とっても人間くさくて読んでて生きる力が出て来る。
この本読んで顔をくしゃくしゃにした輪島功一さんから元気をもらって下さい。
2006年3月26日に日本でレビュー済み
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ジムに入門させていただいて最初の日に目にした光景を僕は忘れることができない。久しぶりの縄跳びに息も絶え絶えになっていた僕は、ふとジムの入口のところにある下駄箱のあたりに目をやった。大勢の練習生がトレーニングに励む中、そこにはジムの会長である輪島功一さんの姿があった。何をなさっているのかなと見ていると、輪島さんは、下駄箱にそっと近づいて、練習生が脱いだ靴をひとつひとつ丁寧にそろえはじめたのだ。僕は胸が熱くなった。
今の世の中、「簡単なこと」「基本的なこと」をコツコツ続けて努力する愚直さが忘れられているような気がする。でも、本書を読むと、やはり成功者と呼ばれる人は、人から見えないところで、地道な努力をひとつひとつ積み重ねていることがわかる。輪島さんは、これを「心技体」ではなく「心体技」という上手い言葉で表現している。
「今のままでいいのかな」と何か喪失感を感じている老若男女全ての人に本書をお薦めしたい。きっと元気とヤル気が出てくると思う。
今の世の中、「簡単なこと」「基本的なこと」をコツコツ続けて努力する愚直さが忘れられているような気がする。でも、本書を読むと、やはり成功者と呼ばれる人は、人から見えないところで、地道な努力をひとつひとつ積み重ねていることがわかる。輪島さんは、これを「心技体」ではなく「心体技」という上手い言葉で表現している。
「今のままでいいのかな」と何か喪失感を感じている老若男女全ての人に本書をお薦めしたい。きっと元気とヤル気が出てくると思う。
2015年9月16日に日本でレビュー済み
一度負けた相手には、必ず借りを返す・・・やはりこのイメージでした、私にとっては。特にまず、あの最初の世界タイトル奪回。アルバラードに敗れた試合は、勿論テレビ観戦だったのだが、ナマの時にはあの顔面の変形ぶりには気が付かなかった(試合に興奮していたのと、変形のペースが現実にはそう早いわけじゃなかったせいだと思う)。後で何かの機会に、輪島氏がKOされる最終ラウンド__あの当時は、15ラウンドあったのだった、昭和よのーっ__をVTRで見たら、それこそ腰が抜けそうだった。あんなに顔って腫れるのか、とね。でも本書にあったように、あんなダメージだとも思わなかったし、まして帰宅後の苦しみ・大騒ぎなどについても考えなかった。だから再戦が決まった時も、(多くの人も、きっとそうだったろうが)まさか勝てるとは思わなかった。さらに驚きが、柳済斗への雪辱である。勝つとも思わなかっただけに、最終回KO勝ちになるとは。そしてこれは、輪島さん自身も幾らか恥ずかしがっていたのを見たことがあるのだが、「聞いてくれ。聞いてくださいよ__(中略)__大和魂なんだ」という発言、彼だからこそサマになる!けど、テレビで見ていた時には、そう言ってたとは分からなかった。だから大事ですね、こういう回想記。そうした本ゆえに、最後の試合でエディ・ガソに倒された直後の、「また控室のベッドの上だ」という表現が、何とも豪快というか、自ら呆れ気味というか、どうもうまく定義付けられない面白さを見つけて、違う楽しさを味わうこともできる。でもホント、最後の試合となったガソ戦、こりゃいらなかったよな。戦績がちょっとでも悪くなって・・・なんて言うと、輪島さんから怒られるかな、キミは小さい奴だよ、とか何とか。