ハイテク犯罪捜査入門の第2弾。
2005年、今から6年前の作品になる。
6年前の作品ゆえ、犯罪のトレンド、
扱われているOS、ネット用語等については、
若干古さや現状とのアンマッチを感じる。
しかし、技術的事項は多少の古さは感じるものの、
基本中の基本は変わらない。
捜査の基本、収集する情報、
目のつけどころなどは、大きくは変わらないだろう。
万一、自分や自分の周辺が犯罪に関係してしまった時、
どのようなことが行われるのか、
知っておくことは有意義ではないか。
企業が次々とサイバー攻撃に標的になる今日この頃。
サイバー攻撃は他人事ではない。
犯罪とは無縁だった一般の人でも
捜査に立ち会うことになることもある。
このような書籍で知恵をつけておけば、
よりスムーズに事故処理もできるのでは、と思う。
巻末の参考資料も大変充実している。
コンピュータ用語、ネット用語の解説も多い。
参考書として手元に置いておくのもよいだろう。
先般の刑法等改正で、捜査にも若干の変化があるだろう。
本書の内容に変更を反映したものが
また世に出てきてくれることを願う。
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ハイテク犯罪捜査入門: 図解・実例からのアプロ-チ (捜査実務編) 単行本 – 2005/11/10
大橋 充直
(著)
- 本の長さ474ページ
- 言語日本語
- 出版社東京法令出版
- 発売日2005/11/10
- ISBN-104809011194
- ISBN-13978-4809011191
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登録情報
- 出版社 : 東京法令出版 (2005/11/10)
- 発売日 : 2005/11/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 474ページ
- ISBN-10 : 4809011194
- ISBN-13 : 978-4809011191
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,050,546位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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2005年12月13日に日本でレビュー済み
書名に「捜査実務」とあるとおり、実際に捜査が行われる際の流れや目配り、そして注意点などに主眼が置かれているように見える。
ざっと読んで「感じること」は、大きく2点
・何も知らない実務畑の人たちが、実際に捜査現場で取る行動
・その行動を取られたら捜査された側がどういう影響を受けるか
システムを動かす立場の人が読めば、「捜査実務に協力」しつつ、自らのシステム運用をいかにして停止させないか?というあたりのさじ加減をはかるための手がかりになるのではないか。
特に「第3章 サーバの捜査」〜「第4章 電子ファイルの押収」あたりで捜査実務の流れが順を追って解説されているので、善良な市民はその流れを妨げることなく、何を提供すればよいか?というのをインシデント対応の一環として作業の流れに組み入れるための検討材料になるはずだ。
また、いわゆるワーム/ウィルスに関する捜査体制についても後の章で言及されているが、実務畑を知る人が書いただけあって「やったら捕まる(やったやつは捕まえる)」感がひしひし伝わってくる。
最後になるが、この本を技術的なエビデンスとしてこの本を使おうなどとは「間違っても」思ってはいけない。再掲するが、この本は、捜査畑の人がどんな行動をしてどういうモノを相手にするか?そしてどういう人を舞台に立たせるか?を流れとして書いてある本であり、大なり小なりこの流れに沿って捜査がなされると想定される。であれば、その流れをきちんと読んで、少なくとも舞台の主役にならぬよう、せいぜい舞台を引き立てる小道具(証拠などなど)を提供するに踏みとどまり、自分のビジネスや活動を止めないようにしておくのが、善良な市民としてあるべき姿であろう。そういう目的ならば、本書は充分にあなたの活動を助けてくれるはずだ。
ざっと読んで「感じること」は、大きく2点
・何も知らない実務畑の人たちが、実際に捜査現場で取る行動
・その行動を取られたら捜査された側がどういう影響を受けるか
システムを動かす立場の人が読めば、「捜査実務に協力」しつつ、自らのシステム運用をいかにして停止させないか?というあたりのさじ加減をはかるための手がかりになるのではないか。
特に「第3章 サーバの捜査」〜「第4章 電子ファイルの押収」あたりで捜査実務の流れが順を追って解説されているので、善良な市民はその流れを妨げることなく、何を提供すればよいか?というのをインシデント対応の一環として作業の流れに組み入れるための検討材料になるはずだ。
また、いわゆるワーム/ウィルスに関する捜査体制についても後の章で言及されているが、実務畑を知る人が書いただけあって「やったら捕まる(やったやつは捕まえる)」感がひしひし伝わってくる。
最後になるが、この本を技術的なエビデンスとしてこの本を使おうなどとは「間違っても」思ってはいけない。再掲するが、この本は、捜査畑の人がどんな行動をしてどういうモノを相手にするか?そしてどういう人を舞台に立たせるか?を流れとして書いてある本であり、大なり小なりこの流れに沿って捜査がなされると想定される。であれば、その流れをきちんと読んで、少なくとも舞台の主役にならぬよう、せいぜい舞台を引き立てる小道具(証拠などなど)を提供するに踏みとどまり、自分のビジネスや活動を止めないようにしておくのが、善良な市民としてあるべき姿であろう。そういう目的ならば、本書は充分にあなたの活動を助けてくれるはずだ。