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執務資料 道路交通法解説 単行本 – 2010/7/15
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平成22年4月19日施行の改正道路交通法に対応! ★実務者、研究者のための完全逐条解説 ★条文中に用いられている用語、概念について、数多くの判例要旨や学説、図解等を用いながら分かりやすく解説 ★道路交通法と他の法令とのかかわりを、該当条文を掲載するなどして適宜解説 ★適正な運用を図るため、具体的事例に即した質疑応答を掲載 ★罰則、反則金、点数が一目で分かる「交通違反等一覧表」を掲載〔平成22年4月19日施行を補正〕 ★検索の便に供するため、「事項索引」を登載
- 本の長さ1338ページ
- 言語日本語
- 出版社東京法令出版
- 発売日2010/7/15
- ISBN-104809012379
- ISBN-13978-4809012372
登録情報
- 出版社 : 東京法令出版; 15‐2訂版 (2010/7/15)
- 発売日 : 2010/7/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 1338ページ
- ISBN-10 : 4809012379
- ISBN-13 : 978-4809012372
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,563,945位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
厚い本ですが、素人にも解る条文の解説や趣旨が丁寧に書いてあります。そして判例も数多く掲載してあり自分自身の事故、仲間の事故の解析に非常に役立ちます。交通課の警官より詳しくなるでしょう。しかし、他の法律書(特別法含む)を読む場合も同じなんですが、道交法は広い意味で刑法ですので、出来れば、憲法総論、刑法総論・各論を読んでから読むと同書の理解がより深まると思います。
2013年12月16日に日本でレビュー済み
日常的に自動車を運転される方は、この AC な本に目を通してから、是非車のトランク等に入れておくのが望ましい。大変面白く、読み出すと止まらなくなることは間違いない。
この本は、全国の警察で道路交通取り締まり業務に関わっている警察官の多くが資料として持っているものである。道路交通法に関する法律上の解釈方法や判例について、これでもかという位に細かく載っている。
まず「交差点の通行方法」と書かれており、次に「交差点とは何か」の議論が始まる。冒頭から、この「交差点とは何か」で 20 数ページも費やしている、大変 AC な本である。大変奇特な形の道路の絵がたくさん載っており、「これは交差点か」と議論をしているのである。
次に「道路とは何か」の議論が始まる。道交法上の道路とは「現に一般の通行に利用されている場所」のことである。そこで小学校の運動場も児童や教員が通行しているから道路であるとすれば道路交通法で規制されるが、そうすると、小学校の運動場は運動会を開催する際に毎回警察署長の道路使用許可を取らなければならなくなる、というような矛盾についても指摘されている。そして、どの程度の一般の通行があれば道路であるか、という閾値 (スレッショルド) について判例を多数参照しつつ解説を試みている。
万一、警察官に交通違反を指摘された際に、不服があればその場で何でも申し出ることはできるのだろうが、その場で思い付いた不服について口頭で抗議しても警察官は真剣に聞く耳を持たないであろう。
一方、警察官に交通違反を指摘された際に、堂々とした態度でこの書籍をトランクから取り出せば、普段警察署で研修資料としてこの同じ書籍を読んでいる警察官としては、「むむ、こいつはプロだ」という心構えを得るはずである。そして、抗議の内容について一考の価値があるという真剣な態度になるであろう。
その上で、警察官に「どの違反であるか」と聞いてその条文に関する解説ページを開けば、「例外として違反にならない場合」の例や裁判例などが豊富に載っている。この本が手元にあれば、違反の有無について、警察官と共に現場で長時間熟読して議論することができる。民間人が書いた道路交通に関する書籍であれば、いかに運転者にとって有利なことが書いてあっても、警察官としてはその本には信憑性がないという一言で片付けられてしまうのであるが、この『執務資料 道路交通法解説』だけは違うのである。これは多数の交通警察官僚が長年にわたって執筆してきた警察署内の道路交通に関するバイブル的存在であるので、この本の内容に沿って、「自分は違反をしていないと思う」と主張すれば、現場の警察官は咄嗟にこれに逆らうのは難しい。そういう、印籠のように権威がある本なのである。
だから、少し高価であるが、お守りとして車のトランクに入れておく価値がある。また、この本を読むと一層交通安全に注意しなければならないという気分になることも間違いなく、事故の予防効果も期待できる。
この本は、全国の警察で道路交通取り締まり業務に関わっている警察官の多くが資料として持っているものである。道路交通法に関する法律上の解釈方法や判例について、これでもかという位に細かく載っている。
まず「交差点の通行方法」と書かれており、次に「交差点とは何か」の議論が始まる。冒頭から、この「交差点とは何か」で 20 数ページも費やしている、大変 AC な本である。大変奇特な形の道路の絵がたくさん載っており、「これは交差点か」と議論をしているのである。
次に「道路とは何か」の議論が始まる。道交法上の道路とは「現に一般の通行に利用されている場所」のことである。そこで小学校の運動場も児童や教員が通行しているから道路であるとすれば道路交通法で規制されるが、そうすると、小学校の運動場は運動会を開催する際に毎回警察署長の道路使用許可を取らなければならなくなる、というような矛盾についても指摘されている。そして、どの程度の一般の通行があれば道路であるか、という閾値 (スレッショルド) について判例を多数参照しつつ解説を試みている。
万一、警察官に交通違反を指摘された際に、不服があればその場で何でも申し出ることはできるのだろうが、その場で思い付いた不服について口頭で抗議しても警察官は真剣に聞く耳を持たないであろう。
一方、警察官に交通違反を指摘された際に、堂々とした態度でこの書籍をトランクから取り出せば、普段警察署で研修資料としてこの同じ書籍を読んでいる警察官としては、「むむ、こいつはプロだ」という心構えを得るはずである。そして、抗議の内容について一考の価値があるという真剣な態度になるであろう。
その上で、警察官に「どの違反であるか」と聞いてその条文に関する解説ページを開けば、「例外として違反にならない場合」の例や裁判例などが豊富に載っている。この本が手元にあれば、違反の有無について、警察官と共に現場で長時間熟読して議論することができる。民間人が書いた道路交通に関する書籍であれば、いかに運転者にとって有利なことが書いてあっても、警察官としてはその本には信憑性がないという一言で片付けられてしまうのであるが、この『執務資料 道路交通法解説』だけは違うのである。これは多数の交通警察官僚が長年にわたって執筆してきた警察署内の道路交通に関するバイブル的存在であるので、この本の内容に沿って、「自分は違反をしていないと思う」と主張すれば、現場の警察官は咄嗟にこれに逆らうのは難しい。そういう、印籠のように権威がある本なのである。
だから、少し高価であるが、お守りとして車のトランクに入れておく価値がある。また、この本を読むと一層交通安全に注意しなければならないという気分になることも間違いなく、事故の予防効果も期待できる。