幼少時より、性別違和感を抱え、OL後、おなべとなり、その後、やむをえず「おばちゃん」となりペットトリマーとして働く、著者の自伝的な話であった。
関西のノリで軽妙に書かれた文章だが、人生の経験に裏打ちされた、重さと深さのある内容であった。
「真の女として、真の男として自分を他人に認めさせたいのであれば、外見は二の次、問題にして、まず自分が心から自分を信頼することです。」
「真の性転換は人々の常識の転換にあると思います。人々が常識的に受け入れ、違和感なく承認してくれるのであれば、何も健康な体にメスを入れ、肉体の形を変え、ホルモンバランスまでくずすようなことを考えなくてもすむかもしれません」
こんな文章が印象的であった。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
