ちょっと馴染みのない国名ひかれて手に取り、斜め読み。日本人がほとんど知ることのない内戦を経験した国の、独特の雰囲気に夢中になったところ電車の中で車掌に口説かれるくだりで目が点に。えっ?思わずカバー裏の著者をチェックして驚いた。女性だったんですか⁉︎てっきり男性だとばかり…。後ほどきちんと読んだところ、別に女性だというところを隠してたわけでもなかった。(私が勝手に読み飛ばしてたのだ)
しかしこの方はかなり男性的な思考の持ち主だと考える。その理由はこの本を読んでみたら分かると思う。男性的な思考とその容姿とのギャップに俄然著者に対する興味がわくのだが、著書がこの本だけなのでこれ以上の情報が得られないのが残念である。

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地球の彷徨い方―ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/セルビア・モンテネグロ初級編 単行本 – 2001/2/28
天城 桜路
(著)
危険とされ日本人旅行客はほとんどいない
バルカン半島・旧ユーゴスラヴィア。
古今東西が混在したその雰囲気は
意外と親しみやすく、
異国にしてどこか懐かしささえ感じられた。
バルカン半島・旧ユーゴスラヴィア。
古今東西が混在したその雰囲気は
意外と親しみやすく、
異国にしてどこか懐かしささえ感じられた。
- 本の長さ446ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋出版
- 発売日2001/2/28
- ISBN-104809674886
- ISBN-13978-4809674884
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登録情報
- 出版社 : 東洋出版 (2001/2/28)
- 発売日 : 2001/2/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 446ページ
- ISBN-10 : 4809674886
- ISBN-13 : 978-4809674884
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,217,849位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,769位紀行文・旅行記
- - 13,782位海外旅行ガイド (本)
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2005年11月2日に日本でレビュー済み
紛争という人間同士の醜さ、それだけでなはい。
あくまで美しい演習に力を入れていらっしゃる。
自然(人間に与えられたもの)、そして町(人間がつくり出したもの)。
ひとつひとつ貴重な写真を眺めながら、
ここで悲劇が起こったのかと、どこか不思議な気分に、
そして、なぜか物悲しい気持ちにさせられました。
個人的な狭い体験にばかりとらわれず、必ずしも見聞きしたものに目を奪われず、
広い視野を持ち合わせて社会問題なり政治問題を考え、ものをおっしゃっている。
「旅は楽しかったです、人が優しかったです」に終わらない。
そのような面ばかりを見ていても、わからない部分。
それを読者も見たい。これに勇気をもって応える一冊。
「自分はよそ者」なのだという割り切り よそ者がよそ者といかにかかわるか?
そんな模索がよくあらわれていらっしゃった。
時には喜び、時にはガッカリさせられ、そんな一時一時が伝わってくる。
若者らしい繊細な感覚、若者が書いたとは思えない成熟したお考え、
感心いたしました。
あくまで美しい演習に力を入れていらっしゃる。
自然(人間に与えられたもの)、そして町(人間がつくり出したもの)。
ひとつひとつ貴重な写真を眺めながら、
ここで悲劇が起こったのかと、どこか不思議な気分に、
そして、なぜか物悲しい気持ちにさせられました。
個人的な狭い体験にばかりとらわれず、必ずしも見聞きしたものに目を奪われず、
広い視野を持ち合わせて社会問題なり政治問題を考え、ものをおっしゃっている。
「旅は楽しかったです、人が優しかったです」に終わらない。
そのような面ばかりを見ていても、わからない部分。
それを読者も見たい。これに勇気をもって応える一冊。
「自分はよそ者」なのだという割り切り よそ者がよそ者といかにかかわるか?
そんな模索がよくあらわれていらっしゃった。
時には喜び、時にはガッカリさせられ、そんな一時一時が伝わってくる。
若者らしい繊細な感覚、若者が書いたとは思えない成熟したお考え、
感心いたしました。
2005年11月2日に日本でレビュー済み
紛争は「ヨーロッパ」を意識した結果だという指摘は、端的で分かりやすい。
紛争の発端が経済問題。
過去の歴史や民族や宗教の違いが、
政治はては戦争にまで利用されるのだ、という指摘がなされている。
さらに、バルカンからヨーロッパへと向かう過程で、
「西高東低」「西尊東卑」が鮮明に意識されるようになったと書かれてある。
現在の旧ユーゴに共通する風潮、
それは排外感情や異文化侮蔑傾向などなど、
民族・宗教に過敏になっていくさまが、鮮明に描かれている。
そこには、「バルカン」「ロマ」「チャンチンチョン」
ヨーロッパの病理が見え隠れする。
たまに見受けられる率直な表現は、偽善からはかけ離れた、
まさに現在の「ヨーロッパ」を具現したもの。
マクロに国際情勢に言及、ミクロに地域情勢を指摘する、
両対応可能な内容である。
紛争の発端が経済問題。
過去の歴史や民族や宗教の違いが、
政治はては戦争にまで利用されるのだ、という指摘がなされている。
さらに、バルカンからヨーロッパへと向かう過程で、
「西高東低」「西尊東卑」が鮮明に意識されるようになったと書かれてある。
現在の旧ユーゴに共通する風潮、
それは排外感情や異文化侮蔑傾向などなど、
民族・宗教に過敏になっていくさまが、鮮明に描かれている。
そこには、「バルカン」「ロマ」「チャンチンチョン」
ヨーロッパの病理が見え隠れする。
たまに見受けられる率直な表現は、偽善からはかけ離れた、
まさに現在の「ヨーロッパ」を具現したもの。
マクロに国際情勢に言及、ミクロに地域情勢を指摘する、
両対応可能な内容である。
2005年10月23日に日本でレビュー済み
つまらねぇ国際交流とか海外援助とか、
最近の甘い考えもったやつらに読ませてやりたい一冊。
外交とは?国レベルでも個人レベルでも、かくあるべし。
そう、旅は憂いもの辛いもの、それが実態。
よく分かっている人が書いているから、なおいい。
荒波の中を自由奔放に泳ぎ、マイペースにして流されない
「現代の気骨」を感じさせる。
最近の甘い考えもったやつらに読ませてやりたい一冊。
外交とは?国レベルでも個人レベルでも、かくあるべし。
そう、旅は憂いもの辛いもの、それが実態。
よく分かっている人が書いているから、なおいい。
荒波の中を自由奔放に泳ぎ、マイペースにして流されない
「現代の気骨」を感じさせる。
2005年10月23日に日本でレビュー済み
知ったかぶりもせず、一貫して謙虚なのが○。
颯爽と、でもって、たゆまぬ努力ができる人。
慎重なようで突発的、思慮深い反面思いきりがよく、
大胆なようで繊細な、不思議な魅力を兼ね備えている。
あらゆるいろいろな要素が混ざり合った魅力は、
時が経つほどじわじわくるもの。
「古今東西が混ざり合った―」にも勝ると思われる。
颯爽と、でもって、たゆまぬ努力ができる人。
慎重なようで突発的、思慮深い反面思いきりがよく、
大胆なようで繊細な、不思議な魅力を兼ね備えている。
あらゆるいろいろな要素が混ざり合った魅力は、
時が経つほどじわじわくるもの。
「古今東西が混ざり合った―」にも勝ると思われる。
2005年7月20日に日本でレビュー済み
審査にとおった以上、市販されて当然。実際、フツーのネットとかによくある旅日記とは違う。ガイドブッ クや参考書を期待して読むのは間違え。これは「彼女 の」本だ。まあ好みもあるだろうけれど、結局その「 括弧の注釈」以外パーフェクトじゃん。多くの人が買 っているわけで、編集に問題があるとかどうのと、ケ チつけたがっている側がいかにもお粗末。多分、桜路 さん本人は気にもとめていないだろうけれど。
2005年10月23日に日本でレビュー済み
ベオやサラエヴォモスタルとかなら、初心者にはいいけど・・・・・・
まあ素人用初級編としてはうまく出来ていて申し分ないが、
桜路さんだったらやっぱ、もっとつっこんだ続編が期待される。
次はコソヴォかいな~?ライフルもって戦闘行為に加わる勇敢な戦士?!
いずれにせよ、応援してます!
まあ素人用初級編としてはうまく出来ていて申し分ないが、
桜路さんだったらやっぱ、もっとつっこんだ続編が期待される。
次はコソヴォかいな~?ライフルもって戦闘行為に加わる勇敢な戦士?!
いずれにせよ、応援してます!
2005年10月23日に日本でレビュー済み
この本以外にも、いろいろユーゴ関係の本を読んでみたが、
この本以外はどれも似たようなパターンが多い。
たったひとりの旅人が、身を守る武器も持たずに、
現地のやつらとわたりあう術がここにある。
これが旅のプロフェッショナルなのだ、と。
この本以外はどれも似たようなパターンが多い。
たったひとりの旅人が、身を守る武器も持たずに、
現地のやつらとわたりあう術がここにある。
これが旅のプロフェッショナルなのだ、と。