もともと好きな韓国映画で、小説があるのを知って購入してみました。
死を描いてる内容なのに、全く暗くなく寧ろ温かい内容です。
映画では、自分の想像でみていた各々の感情を、小説では本人の感情で描かれてるのを読めたので、また改めてその感情を踏まえて映画見ようと思います!
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八月のクリスマス (竹書房文庫 DR 61) 文庫 – 2002/12/1
ジョンウォンはソウルの街中で小さな写真館を営む心優しき青年。ある夏の日、写真の現像を頼みに店を訪れた、駐車違反取締員の若く美しい女性タリムと知り合う。やがて、タリムは毎日のように彼の店に姿を見せるようになる。いつしか、ジョンウォンにとって彼女とのひとときはかけがえのない時間となり、タリムも彼に惹かれていく。季節は夏から冬へ——しかし、彼に残された時間はわずかだった。限りある季節の中でめぐり逢った二人の恋の行方は…。数々の映画賞に輝いたラブ・ストーリーの傑作がついに小説化!
- 本の長さ173ページ
- 言語日本語
- 出版社竹書房
- 発売日2002/12/1
- ISBN-104812410908
- ISBN-13978-4812410905
登録情報
- 出版社 : 竹書房 (2002/12/1)
- 発売日 : 2002/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 173ページ
- ISBN-10 : 4812410908
- ISBN-13 : 978-4812410905
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,326,012位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,663位中国文学研究
- - 1,710位竹書房文庫
- - 121,623位エンターテイメント (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これの映画を観てかなり気に入り、最終的にはロケ地に行くほど入れ込みました。
その小説版があると知り、終盤に出てくるけれども映画では内容は明かされない手紙の中身が書いてあるということで、買ってみるかとなりました。
読んでみると、流れは映画ほぼそのまま、ジョンウォンとタリムが同じ場面を各々一人称で語る章立てが交互に続いていく感じで、映画ではジョンウォンの方はそれなりに独白が多いので心理も把握しやすいですが、タリムの方はそれがないので、本書の描写で初めて知った心理が多々ありました。
映画を観る人の感受性にもよるのでしょうが、私は映画で観ていたタリムよりは、本書を読んだ後ではいろいろと細かな葛藤や後悔めいた感情がけっこうあったのだなと分かり、そのあたりは映画を観ているだけでは気付かなかったところです。
手紙の内容も「ああ、なるほど」という感じで、これら、映画でははっきりしなかったあれこれが分かって、本書を読んだ甲斐がありました。
ただ、すべてに関して映画より詳しい描写がされているかというとそうではなく、映画より簡略に書かれている場面も多いため、あくまで映画と本書で「相互に」(「本書の方が詳細」という「一方通行」ではなく)補完しうる関係であり、映画の方が細やかな面もあります。
一点、ジョンウォンの友人の名前が「チョグル」となっていますが「チョルグ」ではないのかというのが気になりました。
また本書としては余談になりますが、映画でジョンウォンの初恋相手役を演じたチョン・ミソン氏、映画のことを調べたら一昨年亡くなられたようだと知り、自分とほぼ同世代ということもあってショックです。
この方、映画を何度か観ているうちどこかで見た気がするなと思ったのですが、映画を繰り返し観るようになる前にNHK地上波で観たドラマ「太陽を抱く月」に、国の巫女のトップのような役柄で出ていた人でした。
本作とは制作年にしろ時代背景にしろだいぶ隔たりがあり、また本作での登場場面は少ないものの、「太陽を…」ではけっこう頻繁に出る役ですし、本作を何回か観るとさすがに気付きますね。
ちょうど先日、アマゾンプライムビデオで「太陽を…」の再鑑賞を終えたところだったこともあって「えっ!?」という感じです。
本作にしろ「太陽を…」にしろ陰のある役どころで、そういう役が元々多いのかそれともたまたまなのか、韓流には疎いので分かりませんが、この方の明るい演技が観てみたいと思いました。
その小説版があると知り、終盤に出てくるけれども映画では内容は明かされない手紙の中身が書いてあるということで、買ってみるかとなりました。
読んでみると、流れは映画ほぼそのまま、ジョンウォンとタリムが同じ場面を各々一人称で語る章立てが交互に続いていく感じで、映画ではジョンウォンの方はそれなりに独白が多いので心理も把握しやすいですが、タリムの方はそれがないので、本書の描写で初めて知った心理が多々ありました。
映画を観る人の感受性にもよるのでしょうが、私は映画で観ていたタリムよりは、本書を読んだ後ではいろいろと細かな葛藤や後悔めいた感情がけっこうあったのだなと分かり、そのあたりは映画を観ているだけでは気付かなかったところです。
手紙の内容も「ああ、なるほど」という感じで、これら、映画でははっきりしなかったあれこれが分かって、本書を読んだ甲斐がありました。
ただ、すべてに関して映画より詳しい描写がされているかというとそうではなく、映画より簡略に書かれている場面も多いため、あくまで映画と本書で「相互に」(「本書の方が詳細」という「一方通行」ではなく)補完しうる関係であり、映画の方が細やかな面もあります。
一点、ジョンウォンの友人の名前が「チョグル」となっていますが「チョルグ」ではないのかというのが気になりました。
また本書としては余談になりますが、映画でジョンウォンの初恋相手役を演じたチョン・ミソン氏、映画のことを調べたら一昨年亡くなられたようだと知り、自分とほぼ同世代ということもあってショックです。
この方、映画を何度か観ているうちどこかで見た気がするなと思ったのですが、映画を繰り返し観るようになる前にNHK地上波で観たドラマ「太陽を抱く月」に、国の巫女のトップのような役柄で出ていた人でした。
本作とは制作年にしろ時代背景にしろだいぶ隔たりがあり、また本作での登場場面は少ないものの、「太陽を…」ではけっこう頻繁に出る役ですし、本作を何回か観るとさすがに気付きますね。
ちょうど先日、アマゾンプライムビデオで「太陽を…」の再鑑賞を終えたところだったこともあって「えっ!?」という感じです。
本作にしろ「太陽を…」にしろ陰のある役どころで、そういう役が元々多いのかそれともたまたまなのか、韓流には疎いので分かりませんが、この方の明るい演技が観てみたいと思いました。
2005年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画に感動して、すっかり写真館のおじさん「ジョン・ウオン」とおちゃめな交通取締員「タムリ」のファンになってしまいました。特にジョン・ウオンのやさしい笑顔には、タムリでなくとも心惹かれます。
この映画を見て魅了された方々には、ぜひこの本も読んでいただきたいと思って投稿しました。映画では描かれていない(カットされた?)部分。あるいは見ても分からなかったことに答えてくれます。特に最後の双方の手紙の内容が明らかになります。人前では読まないでください。涙がこぼれますから………。
この映画を見て魅了された方々には、ぜひこの本も読んでいただきたいと思って投稿しました。映画では描かれていない(カットされた?)部分。あるいは見ても分からなかったことに答えてくれます。特に最後の双方の手紙の内容が明らかになります。人前では読まないでください。涙がこぼれますから………。
2004年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テレビで見た映画では、わからなかったそれぞれの手紙の中身。読んで、また泣きました。
字が大きめで、少々物足りなさを感じる所が、唯一の原点かな?ただ、タリムの気持ちなど、映画をみるだけじゃ気づかなかったこともわかって満足でした。男なのに泣いてしまったよ。...
字が大きめで、少々物足りなさを感じる所が、唯一の原点かな?ただ、タリムの気持ちなど、映画をみるだけじゃ気づかなかったこともわかって満足でした。男なのに泣いてしまったよ。...
2003年1月15日に日本でレビュー済み
映画で泣き。本で泣き。韓国の素晴らしさを知りました。
ドラマチック過ぎる事もなく、主役のジョンウォンとタリムの目線で描かれています。映画よりもっともっと感情が入ってしまいました。
余命の宣告をされた人は本当はこんなふうになるのかな・・・。ほんとささやかな幸せと、人を愛するって優しい気持ちになれるのだと思いました。
韓国ってほんといい作品多いと感じます。
切ないけど、心が暖かくなる物語でした。
おまけにハン・ソッキュとシム・ウナの映画のシーンもちょびっとカラーであって得した気分になれるかもしれません。
ドラマチック過ぎる事もなく、主役のジョンウォンとタリムの目線で描かれています。映画よりもっともっと感情が入ってしまいました。
余命の宣告をされた人は本当はこんなふうになるのかな・・・。ほんとささやかな幸せと、人を愛するって優しい気持ちになれるのだと思いました。
韓国ってほんといい作品多いと感じます。
切ないけど、心が暖かくなる物語でした。
おまけにハン・ソッキュとシム・ウナの映画のシーンもちょびっとカラーであって得した気分になれるかもしれません。
2004年10月20日に日本でレビュー済み
映画で泣き、本でも泣いてしまった。
やや読み足りない感もあったが、同じ場面の繰り返しでも退屈に感じず、お互いの気持の動きが分かって良かった。
ジョンウォンは男から見ても、自然で何だかかっこいいと思う。
やや読み足りない感もあったが、同じ場面の繰り返しでも退屈に感じず、お互いの気持の動きが分かって良かった。
ジョンウォンは男から見ても、自然で何だかかっこいいと思う。
2005年5月17日に日本でレビュー済み
~小さな写真館を営むジョンウォンと若い駐車違反取締官のタリム、二人のそれぞれの視点から物語が語られています。余命がいくばくも無いことを宣告されているドラマチックな状況を淡々と描くことで、かえって心にしみる作品になったと思います。本書は映画の雰囲気を忠実にノベライズしています。どちらにとってもこの八月の出会いは早めのクリスマスプレゼン~~トだったと思います。~
2004年3月30日に日本でレビュー済み
韓国の映画って本当に素晴らしい、とつくづく感じさせてくれる作品でした。
テンポもいいから読んでいて飽きない。
タリムのことを好きだとわかっていても、タリムのことを第一に考え、身を引こうとする三十代の『おじさん』と、彼のことを好きだとわかっていても、素直になれずに自己嫌悪になってばかりいる駐車違反取締員のタリム、この2人が織りなすラブストーリーは不器用だけれど奥が深く、素晴らしいものでした。
一度は読んでみる価値が十分にある作品です。
テンポもいいから読んでいて飽きない。
タリムのことを好きだとわかっていても、タリムのことを第一に考え、身を引こうとする三十代の『おじさん』と、彼のことを好きだとわかっていても、素直になれずに自己嫌悪になってばかりいる駐車違反取締員のタリム、この2人が織りなすラブストーリーは不器用だけれど奥が深く、素晴らしいものでした。
一度は読んでみる価値が十分にある作品です。