上巻に続き、下巻も一気に読んだ。
ムヒョクの復讐が終わり、やがて自分自身の最期へと向かって行く。
いよいよ物語のクライマックスだ。
ムヒョクを取り巻く人間関係が、謎を解くように明らかにされていく。
ドラマを見た人はもうわかるだろうけど
「ええっ！？そうだったの？」と、驚くような展開が待ち受けている。
ソギョン、カルチ親子が暮らす家に一緒にいるおじいさん。
元芸能記者ということで出てくるが、その彼がなぜオ・ドリーの暴露本を
出そうと思っていたのか、よくわからなかった。
この本を読んで、目から鱗が落ちた。ああ、そうだったんだぁ！
と、やっと納得、すっきりした（笑）
ムヒョクがバイクに乗るまでの課程、ウンチェが再びオーストラリアへ
向かった課程、ソギョン親子のその後の生活。
オ・ドリーは、ムヒョクが自分の産んだ子供だと知ったのか？
ドラマで疑問だった答えが全てこの本にある。
そして、何よりもウンチェの深い愛と浄化されたムヒョクの愛が切なく
ひしひしと伝わってくる。
通勤時読んだのだが、涙がこぼれそうになって困った。
最期の一行まで、涙なしには読めなかった。
是非、多くの方に読んでいただきたいと思う。
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