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ヤクザガール・ミサイルハート (竹書房ゼータ文庫 も 1-1) 文庫 – 2006/9/20

3.0 5つ星のうち3.0 2個の評価

“彼岸”の超技術によって、混沌をきわめた世界。人外の化物と改造人間が群がるもう一つの「広島市」で、少年アドルファスはひとりの少女と出会う。榊塚アカリと名乗るその少女は、組織の『鉄砲玉』として戦い死ぬことに何の疑問も持たない、完全無欠のヤクザガールだった! 修羅のように強く、霞のように危ういアカリ惹きつけられたアドルファスは彼女を組織から抜けさせようと試みるが、「広島」の覇権を賭けて勃発したヤクザの戦争に巻きこまれてしまい—!?  きらめく白刃、飛び散る血潮! 息をもつかせぬ異能力者同士の壮絶バトル! 鬼才・元長柾木が緒方剛志の美麗イラストと共にはなつ、戦闘美少女アドヴェンチャー!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 竹書房 (2006/9/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/9/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 335ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4812428742
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4812428740
  • カスタマーレビュー:
    3.0 5つ星のうち3.0 2個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年2月23日に日本でレビュー済み
太平洋戦争終盤、突如として異世界への扉が開き、溢れ出した異能力や異界生物への
適応の混乱によって、史実とは別の戦後へと辿り着いた、世界と日本。
中でも広島は、投下直後の原子爆弾が異世界由来の謎の力場で空中に固定されてしまい、
それを頭上に見上げながらの復興を強いられ、正に戦後の激変を象徴する街となっていた。

アメリカから学生サミットの論客の1人として広島へやって来た高校生の少年、
アドルファス・クーリッジは、暴漢に絡まれていた幼い少女を気まぐれな善意から庇うが、
その途端、8人ものチンピラに追い回される想像外の報復に遭う。
アドルファスは知る由も無かったが、爆弾を仰ぎ見る町の復興の陰には、ヤクザ社会の
台頭による危険な均衡があり、彼が怒らせたのは、とあるヤクザ配下の愚連隊だった。

だが、死を覚悟したアドルファスは、日本刀を手にした黒髪の美少女に命を救われる。
あっという間に1人で8人を蹴散らし去って行った峻烈な姿に、アドルファスは心を奪われ、
ぜひ再会したいと探し始めるが――
その少女、榊塚アカリは、あろう事かヤクザ社会の武闘派中の武闘派、愚者殲滅党が誇る
侠客だった。

――要するに「惚れた女が、とんでもない武闘派ヤクザの侠客だったので、恋は命懸け」という話だ。

後書きで著者自身が「ヤクザ物が大の好み」と語るだけの事はあり、血やメンツの為に交わされる
極端でストイックで華のある抗争模様は、異能力の飛び交うラノベ的世界観にありながら、
ヤクザ物の空気をなかなか見事に醸し出しており、見応えがある。
特に終盤、血で血を洗う侠客決戦の末に待つ意外な形での最終対決は、
冲方丁のマルドゥックスクランブルを思わせるような意外さと緊張感があり、手に汗握る展開だ。

――しかし、残念ながら前半戦の展開に1つ大きな失敗があり、魅力を大きく損なってしまっている。

ヒロイン・榊塚アカリが武闘派ヤクザの鉄砲玉と知ったアドルファスは、数日考えた末に、
彼女をヤクザから足抜けさせようと決意して、愚者殲滅党へ直談判に向かうのだが――

正直、何故そんな狂気の行動に出るのか全く理解できず、思わず本を閉じそうになった。

8人ものチンピラになぶり殺しにされかけた、その僅か数日後に、チンピラの数段上を行く
超武闘派ヤクザの本部へ単身で乗り込もうなどと、なぜ考えるだろうか?
「命と引き換えるレベルの強烈な動機」が無ければ到底納得できない展開だが、
この時点のアドルファスには、そんな物は何も無い。

アカリに惹かれてはいるが、恋なのかどうかも自覚出来ていない段階。
おまけにそのアカリからは、酷く軽蔑され「寄れば斬る」とまで言われている。
もっと言えば、アカリはヤクザに嫌々参加しているのではなく喜んで献身しており、
それを足抜けさせようと考えてしまう経緯もよく分からない。

アドルファスのこの決断は、以後の物語全体を引っぱる貫通動機となるものなのに、
そこがまるで共感できないため、全てが一気にどうでもよくなってしまう。
ここは非常に残念だ。

他にもアドルファスについては、「命のやり取りと疎遠のインテリ草食少年なのに、
殺し合いの修羅場に慣れるのが早すぎる」という違和感がある。
敵を日本刀で次々となます切りにし、頭のてっぺんまで血塗れになって戦うアカリに、
アドルファスは少々吐き気をもよおす程度でスイスイついてゆく。
流石にこの順応性は、何故平気なのかに説明が必要なレベルであるように思えた。

とは言え、ラノベにこうした「きちんと雰囲気が出ているヤクザ」が出てくる事は稀なので、
続刊の出来栄え次第では、オンリーワンになってゆく見込みもあるように感じられる。
大幅改稿しての再リリースという事は、今度こそ続編を出せる見込みがあるのだろうか?
今後に期待したい。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年10月9日に日本でレビュー済み
そのぶっ飛んだタイトルに惹かれて衝動買いしたのですが、

まあ、ぼちぼちかなという感じでした。

とりあえず、金出して読む価値はまああるだろうと。

さり気に次回へと続く伏線を張って終わってくれるので続刊の出来次第だと思います。

正直このまま終わってくれたりした日にゃ消化不良決定です。

そんなわけで、続きと一緒にまとめてというのも手かと。

さて、読んでみての感想なのですが、とにかく「かたい」と。

まず地の文が硬い。ラノベとしてはかなり硬めの部類ではないでしょうか。

さらにヒロインの信念が固い! 何この男前なヒロインは!

えーと、とにかくそんな感じです。(どんなだ

設定的にはなかなか考え込まれていて、第二次大戦後のIFとでも言うべき背景設定が良いです。

後は、何せタイトルからいきなり「ヤクザ」ですし、

ぶっ飛んだ展開を気にせずに楽しんでいただければと。
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