新たに著者に加わった久田氏による超こわシリーズ初の1冊。
シリーズのテイストを損なうことなく、それでいて彼自身の独特のテイストも見事に融合させており、
言い方は少々乱暴ですが「素人あがりとは到底思えない」出来になっています。
内容は、震え上がる怖さというより、読み手の好奇心をくすぐり、早く続きが読みたくなるような巧みさで、
それでいて文面も判りやすく、読みやすいのも高評価です。
新作はもちろんのこと、著者の更なる成長を楽しみにする意味でも続巻に期待がかかります。
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「超」怖い話 怪歴 (竹書房文庫 HO 41) 文庫 – 2007/6/15
久田 樹生
(著)
- 本の長さ235ページ
- 言語日本語
- 出版社竹書房
- 発売日2007/6/15
- ISBN-104812431816
- ISBN-13978-4812431818
登録情報
- 出版社 : 竹書房 (2007/6/15)
- 発売日 : 2007/6/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 235ページ
- ISBN-10 : 4812431816
- ISBN-13 : 978-4812431818
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,768,145位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2007年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「超怖い話」は平山と加藤がこれまで編著だったが、今回は久田著。テイストとしては加藤に近く、単なる幽霊話が多い。
とはいえ、気味の悪い話もそれなりにあり、平山好きの人にもそれなりに楽しめる。
全体として甲乙それぞれ4,6といったところか
とはいえ、気味の悪い話もそれなりにあり、平山好きの人にもそれなりに楽しめる。
全体として甲乙それぞれ4,6といったところか
2007年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実話怪談集では、採話者の語りを再現することが大事だと思う。
冗長部分があったり主語述語がはっきりしていなかったりしても、話し手の存在が直接伝わってくる方を優先すべきなのだ。たとえ、それが採話者の語りと異なっていたとしても。
文章力や構成力にも関係することだが、読みながら自分が実際に怪異の聞き取りをしているかのように感じさせることはこの種の書き物ではある意味絶対条件だと思われる。
今回、奇しくも稲川氏ライブ、木原氏、中山氏の最新本とほぼ同時に読んだが、中山氏の再現性は高く、稲川氏の物はいつものように誤植で興ざめし(これは編集側の問題だが)、木原氏の物は取材者が前面に出すぎていた。
久田氏の初となるソロデビュー作であるこの本は絶対条件をクリアしているだけではなく、本の構成の上でも新しい領域を見せている。超−1で圧倒的な力量を見せた筆力は本物なのだと確信させてくれると同時に、今後が非常に楽しみである。
久田氏は実話怪談集の世界では新人なのだ。と言うより、物書きの世界でも新人なのだ。
これから氏の文章で夏も冬も楽しませてくれることに、実話怪談ファンとして純粋にワクワクしている。
冗長部分があったり主語述語がはっきりしていなかったりしても、話し手の存在が直接伝わってくる方を優先すべきなのだ。たとえ、それが採話者の語りと異なっていたとしても。
文章力や構成力にも関係することだが、読みながら自分が実際に怪異の聞き取りをしているかのように感じさせることはこの種の書き物ではある意味絶対条件だと思われる。
今回、奇しくも稲川氏ライブ、木原氏、中山氏の最新本とほぼ同時に読んだが、中山氏の再現性は高く、稲川氏の物はいつものように誤植で興ざめし(これは編集側の問題だが)、木原氏の物は取材者が前面に出すぎていた。
久田氏の初となるソロデビュー作であるこの本は絶対条件をクリアしているだけではなく、本の構成の上でも新しい領域を見せている。超−1で圧倒的な力量を見せた筆力は本物なのだと確信させてくれると同時に、今後が非常に楽しみである。
久田氏は実話怪談集の世界では新人なのだ。と言うより、物書きの世界でも新人なのだ。
これから氏の文章で夏も冬も楽しませてくれることに、実話怪談ファンとして純粋にワクワクしている。
2009年9月11日に日本でレビュー済み
心霊モノ怪談短編集なんだけどそれ程怖くなく、文章も素人くさい。
何話か不可解な霊の怖さを感じさせる作品はあったものの
全体的に平均レベルを脱していない。
私の場合、本当に怖い怪談話を読んでいるとふと背後が気になって
恐る恐る振り向いてみるといった行動をとってしまう。
ただ、各話が非常に短く纏められており読み進めやすいです。
電車で2駅進む間に1話読める程度の短さなので暇つぶしにうってつけ。
何話か不可解な霊の怖さを感じさせる作品はあったものの
全体的に平均レベルを脱していない。
私の場合、本当に怖い怪談話を読んでいるとふと背後が気になって
恐る恐る振り向いてみるといった行動をとってしまう。
ただ、各話が非常に短く纏められており読み進めやすいです。
電車で2駅進む間に1話読める程度の短さなので暇つぶしにうってつけ。
2007年6月15日に日本でレビュー済み
ここしばらくやや低迷気味だった「超」怖い話、「超-1」GP優勝者の登場で復活の兆し。
テイストは、「超」怖い話よりも「新耳袋」に近いように思います。
宙ぶらりん感満載の内容はもちろん、構成の妙にやられました。
ソロデビューご祝儀相場で☆五つ。
テイストは、「超」怖い話よりも「新耳袋」に近いように思います。
宙ぶらりん感満載の内容はもちろん、構成の妙にやられました。
ソロデビューご祝儀相場で☆五つ。