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もう一度だけ円舞曲(ワルツ)を (ラズベリーブックス ク 2-1) 文庫 – 2007/6/9

3.5 5つ星のうち3.5 9個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 竹書房 (2007/6/9)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/6/9
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 517ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4812431832
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4812431832
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 9個の評価

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ジュリア・クイン
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上位レビュー、対象国: 日本

2020年10月19日に日本でレビュー済み
シンデレラをベースにしたブリジャートン家次男ベネディクトと使用人として苦難の人生を送る伯爵の庶子ソフィーの物語。
お互いに無理だと分かっていても、身分差を超え惹かれあってしまう描写が秀逸で、ソフィーの継母とヴァイオレットという母二人の対比も鮮やかでした。ソフィーの義理の姉妹であるポージーの頑張りも素敵です(彼女は短編集「幸せのその後で」にも登場)
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あらすじを読んだだけだとシンデレラそのままなんじゃないかと思ったんですが、いい意味で予想を裏切られました☆
ロマンチックでテンポのいいシンデレラストーリーです。
登場人物がみな魅力的で、特にヒーローのお母さんがいい味出してました。
最後の一ページでは思わずやられた!と思ってしまいました(笑)
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年1月20日に日本でレビュー済み
これは、シンデレラを下敷きに書かれたお話です。

意地悪な継母にいじめられメイド同然の生活をしているヒロインが、ハンサムなヒーローに出会い、身分の違いを超えて結ばれるというストーリーです。

強く優しく美しい、完璧な王子様像を描いていたために、若干裏切られた気がしました。
ヒーローは強引だし怒りっぽいし誠実ではない面もあります。
でも、完璧ではないからこそ、ヒロインを追い求めて苦悩する様子に引き込まれてしまいました。

お気に入りの登場人物は、ヒーローの母ヴァイオレットです。
シリーズ物のようですので、母見たさに他の本も買ってしまいそうです。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年7月5日に日本でレビュー済み
ヒロインは貴族の庶子。小さい頃は親子と認められなくとも、父親の元でそれなりに幸せな日々を送っていました。しかしその生活は父親の再婚で終わりを告げます。再婚相手の女性は夫の庶子を虐めぬき、その扱いはヒロインの父親の死で更にエスカレート。ヒロインは奴隷同然の使用人となってしまいました。
何年間もの辛い立場に耐え、少女からお年頃の女性になったヒロインは、見るに見かねた家政婦から仮面舞踏会に出るよう促されます。美しいドレスに身を包んだヒロインはそこで子爵の弟であるヒーローと出会い、お互い恋に落ちます。しかしヒロインは自分の出自のために正体を明かす事が出来ずそのまま立ち去ってしまいました。

冒頭部分がおなじみのシンデレラ設定で大人版シンデレラという印象の作品。そのぶんオリジナリティはないかもしれませんが、庶子である事でヒーローを受け入れられないヒロインの辛い心境、愛した女性が振り向いてくれないヒーローのやるせない想いなど、童話にあまりない人物の心理描写がたくさん用いられているので十分新鮮味が感じられました。童話シンデレラが好きな方にぜひオススメしたい作品です。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年6月15日に日本でレビュー済み
伯爵の庶子ソフィーと子爵の弟ベネディクトのロマンス シンデレラと水戸黄門を合体させたような作品です ソフィー=シンデレラ、ベネディクト=王子様 母親ヴァイオレット=水戸黄門 ってとこでしょうか そこに登場するゴシップ作家がいい味を添えています 勧善懲悪の作品で思わずプッとふきだしてしまう様な場面もたくさんあり、安心して読めます ヴァイオレットの子供たちがAのアンソニーから、Hのヒヤシンスまで8人いるという設定で(本作品は次男Benedict)、他作品もアメリカでは大ヒットしているようですので、ジュリアクインの他の作品も読みたくなります
38人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年9月2日に日本でレビュー済み
リアル版シンデレラ。階級社会やキリスト教的価値観に、昔の人ってタイヘン…と感じました。原作は8兄弟シリーズ完了しているそうです。伏線がちりばめられていて早く次の話が読みたい気になります。あまり時間を置かずの次シリーズ発行期待します!
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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