タイトルの通り、背徳感が素晴らしい一作。
神に仕える神父が血の誘惑に負け男を知り、次はその欲に負け神の前で乱れ。古賀から逃げた地下で身を隠しながら快楽に流され、やがてはその古賀とも……。
とにかく全編を通して、不貞を働いているかのような感覚で、初々しい神父の反応と合わせて好きな人にはたまらないと思います。私的にはとてもツボで、古賀に抱かれた辺りでガッツポーズしてしまいました。
そしてそこまでしても、最終的に欲や愛に溺れきらない神父のキャラも素敵でした。貞淑な美人人妻って感じで大好きです。
ぜひ奈義と古賀、二人に挟まれてなあなあで体を許す神父の三人の日々を見てみたいですね。
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深紅の背徳 (ラヴァーズ文庫 57) 文庫 – 2008/5/24
- 本の長さ229ページ
- 言語日本語
- 出版社竹書房
- 発売日2008/5/24
- ISBN-104812434718
- ISBN-13978-4812434710
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登録情報
- 出版社 : 竹書房 (2008/5/24)
- 発売日 : 2008/5/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 229ページ
- ISBN-10 : 4812434718
- ISBN-13 : 978-4812434710
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,139,406位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,578位ボーイズラブノベルス (本)
- - 221,406位文庫
- - 286,838位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2011年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラブ満載コメディー?!って感じです。
普段ラブやエロ目的でBLを買うことは特にないのですが、
これは何というか、、、もう深く考えず楽しむべし!ってね。
神父が主役ってことに抵抗ある方もいるのかなぁと思いますが、
現実社会でもほら聖職者って色々…ごにょごにょ、でしょ。
なのでまあそれは置いとこう。(笑)
ストーリィはいつもの夜光さんらしく、色々と伏線ありではあるのですが、
それより何より夜光さんがノリノリで書いているのが伝わってくるので、
読み手としてもそれに乗じて読めればとっても楽しめる一冊です。
(逆にいうと、そこに乗れないとつまらないのだろうな。)
あまり細かいところを気にせず楽しみましょう!私は楽しめましたよ。
案外いちばん好きなのが、奈義が逮捕されて、真人が奈義の首に
ロザリオをかけるシーン。壊れた鎖を奈義が直してくれてたんです。
「…本当は優しいのを知っている」
さらっとこういう文をかける夜光さんて好き。
続きが読みたくて「ラブコレ 4th」も買っちゃいました。(笑)
普段ラブやエロ目的でBLを買うことは特にないのですが、
これは何というか、、、もう深く考えず楽しむべし!ってね。
神父が主役ってことに抵抗ある方もいるのかなぁと思いますが、
現実社会でもほら聖職者って色々…ごにょごにょ、でしょ。
なのでまあそれは置いとこう。(笑)
ストーリィはいつもの夜光さんらしく、色々と伏線ありではあるのですが、
それより何より夜光さんがノリノリで書いているのが伝わってくるので、
読み手としてもそれに乗じて読めればとっても楽しめる一冊です。
(逆にいうと、そこに乗れないとつまらないのだろうな。)
あまり細かいところを気にせず楽しみましょう!私は楽しめましたよ。
案外いちばん好きなのが、奈義が逮捕されて、真人が奈義の首に
ロザリオをかけるシーン。壊れた鎖を奈義が直してくれてたんです。
「…本当は優しいのを知っている」
さらっとこういう文をかける夜光さんて好き。
続きが読みたくて「ラブコレ 4th」も買っちゃいました。(笑)
2008年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
神父様なせいか博愛精神はあるけど恋心がいまいち感じられませんでした。あとがきにエロを頑張ったって書いてありましたけど、夜光花さんの作品は前から十分エロいと思うのでラブの方頑張って欲しいです。
あらすじ...「ここで死なせてくれ」
嵐の夜真人が務める教会に、ずぶ濡れでひどいけがをした男が現れた。怪我の手当てをし、助けようとする真人だが男が流している大量の血を前に強い欲求が湧き上がる。
真人には人として神父として、今までひた隠しにしてきた秘密があった。
「あんた、他人の血が欲しいんだろ...」
怪我が回復にむかい始めた男は真人の秘密に気がついていた。
「欲しいなら、ヤらせろよ」
逆らえない欲望を盾に、肉体関係を欲求され真人は...。禁断の凌辱愛。
あらすじ...「ここで死なせてくれ」
嵐の夜真人が務める教会に、ずぶ濡れでひどいけがをした男が現れた。怪我の手当てをし、助けようとする真人だが男が流している大量の血を前に強い欲求が湧き上がる。
真人には人として神父として、今までひた隠しにしてきた秘密があった。
「あんた、他人の血が欲しいんだろ...」
怪我が回復にむかい始めた男は真人の秘密に気がついていた。
「欲しいなら、ヤらせろよ」
逆らえない欲望を盾に、肉体関係を欲求され真人は...。禁断の凌辱愛。
2008年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヤクザの古閑から大金を横領したトレイダーの奈義は、報復を受け瀕死のカラダで山奥の教会にたどり着く。
そこには若く美しい顔立ちをした神父の真人が一人いるだけ。
真人のある弱味に付け込んだ奈義は、無理やり犯した上ほとぼりが冷めるまで居座ることに。
出だしは古いアメリカ映画っぽく、嵐の夜・血まみれの逃亡者・美貌の神父(ここには人妻とか未亡人をあてはめる。映画だと)と、一種暗く重いイメージがありました。
が、裏のあらすじにある「禁断の凌辱愛」というコトバほど陰惨な話じゃなく、むしろ真人は天然っぽいし最初から気持ちよさそうだし(初めてなのに……)、奈義はエロいけど中身はまっとうだし。
「好きだ」「愛してる」と直接のセリフは無いけど、この二人がカラダから始まって魅かれあってハッピーエンドだろうな、と読み進めていったら。
最後の方で古閑がからんできて、軽く三角関係……になりそうな雰囲気になりました。この人も結構屈折していて心に屈託があるけど、心底悪人とも言えない感じです。
結局、迷える猛犬二匹を、真人の愛でよき方へ導いてあげられそうなラストでよかったです。いや、むしろ天然にエロい神父様が二匹を惑わしているのかも…(笑)
読後感よし、です。
表紙はよくあるポーズではありますが、高階佑さんのイラストはとてもキレイで良かったです。文中のはどれもこれも神父様がエロい…(笑)
そこには若く美しい顔立ちをした神父の真人が一人いるだけ。
真人のある弱味に付け込んだ奈義は、無理やり犯した上ほとぼりが冷めるまで居座ることに。
出だしは古いアメリカ映画っぽく、嵐の夜・血まみれの逃亡者・美貌の神父(ここには人妻とか未亡人をあてはめる。映画だと)と、一種暗く重いイメージがありました。
が、裏のあらすじにある「禁断の凌辱愛」というコトバほど陰惨な話じゃなく、むしろ真人は天然っぽいし最初から気持ちよさそうだし(初めてなのに……)、奈義はエロいけど中身はまっとうだし。
「好きだ」「愛してる」と直接のセリフは無いけど、この二人がカラダから始まって魅かれあってハッピーエンドだろうな、と読み進めていったら。
最後の方で古閑がからんできて、軽く三角関係……になりそうな雰囲気になりました。この人も結構屈折していて心に屈託があるけど、心底悪人とも言えない感じです。
結局、迷える猛犬二匹を、真人の愛でよき方へ導いてあげられそうなラストでよかったです。いや、むしろ天然にエロい神父様が二匹を惑わしているのかも…(笑)
読後感よし、です。
表紙はよくあるポーズではありますが、高階佑さんのイラストはとてもキレイで良かったです。文中のはどれもこれも神父様がエロい…(笑)
2019年1月31日に日本でレビュー済み
あらすじ読んで想像してたのと違って、面白かった。
神父様とか吸血とか怪我した訳あり男とか。ドキドキ要素があってエッチシーンも背徳感あって良かったです。
神父様とか吸血とか怪我した訳あり男とか。ドキドキ要素があってエッチシーンも背徳感あって良かったです。
2018年5月29日に日本でレビュー済み
表紙に古閑もいたら絶対読まなかったタイプの小説です。恋愛少なめ二人の男どっちにもっていうのが苦手です。
2008年5月25日に日本でレビュー済み
ヤクザ(というかデイトレーダー)×神父
神父ネタ、苦手だな、本当に面白いのかな、でも夜光さんだし…と購入
結果、私は面白い!!と思いました
基本、サスペンス調です
真人がなぜ神父になったのか、怪我をおった身で真人に介抱され、気持ちが動いていく奈義の様子にも共感が持てて◎
真人の背負った罪がまた、「え!きいたことないよ」という物で、よみいってしまったのですが‥・
そしてエロイ…
どこまでも官能が付き纏い、エロエロしい
穢れなき者に「欲しいなら、ヤラせろよ」と迫る奈義のオス臭にクラクラ〜
また奈義を窮地に追いやった因縁のライバル(昔のおさななじみ)古閑も登場し、物語に揺さぶりをかけます
「こんな事はいけないんだ これは罪だ」と背徳感に苛まれながらも、己の慾という感情には逆らえない葛藤も、読み応えありでした
ラスト、神父様がとんでも〜!な事になりますが、私は好きなシチュエーションでした
駄目な人は「イヤ!!やめて!」って思うかも知れませんが・・・
その後の2人、そして古閑の様子ももっと読みたいなって思いました♪
高階さんの絵もとっても作風にあっていて良かったですよ
神父ネタ、苦手だな、本当に面白いのかな、でも夜光さんだし…と購入
結果、私は面白い!!と思いました
基本、サスペンス調です
真人がなぜ神父になったのか、怪我をおった身で真人に介抱され、気持ちが動いていく奈義の様子にも共感が持てて◎
真人の背負った罪がまた、「え!きいたことないよ」という物で、よみいってしまったのですが‥・
そしてエロイ…
どこまでも官能が付き纏い、エロエロしい
穢れなき者に「欲しいなら、ヤラせろよ」と迫る奈義のオス臭にクラクラ〜
また奈義を窮地に追いやった因縁のライバル(昔のおさななじみ)古閑も登場し、物語に揺さぶりをかけます
「こんな事はいけないんだ これは罪だ」と背徳感に苛まれながらも、己の慾という感情には逆らえない葛藤も、読み応えありでした
ラスト、神父様がとんでも〜!な事になりますが、私は好きなシチュエーションでした
駄目な人は「イヤ!!やめて!」って思うかも知れませんが・・・
その後の2人、そして古閑の様子ももっと読みたいなって思いました♪
高階さんの絵もとっても作風にあっていて良かったですよ
2008年5月31日に日本でレビュー済み
嵐の夜に教会に現れた男、奈義に、血を欲しがる特異な体質を見抜かれ、神父の真人はそれを得る代わりに、自らの肉体を差し出すのだが…。
奈義と同じ施設で育ち、過去は仲がよかったらしい古閑という男にも、その手下にもイロイロ悪さをされたり、真人は受難続きです。
普通の人間なら精神的にもかなりのダメージを受けるはずなのに、彼にはそれほど悲愴感がないような。
結構大胆な行為もするし、ちょっと不思議で面白い性格のキャラです。
奈義も古閑も不幸な生い立ちでワルになってますが、根は純なのが垣間見える。
真人の言うとおり、仲直りしてほしいです。
いずれは3人で…そうなったらそうなったで、上手くやっていけそうです、この人たちなら。
神父が快楽に溺れていく背徳感もたっぷりと味わえたし、この作品のおかげで、自分の中に萌えとして神父ものが加わりました〜!
突っ込みどころはいろいろあれど、娯楽度が高く、著者の愛情も感じられて満足です。
イラストも酔うほどに素晴らしい。
どのキャラも、とっても艶やかです。
奈義と同じ施設で育ち、過去は仲がよかったらしい古閑という男にも、その手下にもイロイロ悪さをされたり、真人は受難続きです。
普通の人間なら精神的にもかなりのダメージを受けるはずなのに、彼にはそれほど悲愴感がないような。
結構大胆な行為もするし、ちょっと不思議で面白い性格のキャラです。
奈義も古閑も不幸な生い立ちでワルになってますが、根は純なのが垣間見える。
真人の言うとおり、仲直りしてほしいです。
いずれは3人で…そうなったらそうなったで、上手くやっていけそうです、この人たちなら。
神父が快楽に溺れていく背徳感もたっぷりと味わえたし、この作品のおかげで、自分の中に萌えとして神父ものが加わりました〜!
突っ込みどころはいろいろあれど、娯楽度が高く、著者の愛情も感じられて満足です。
イラストも酔うほどに素晴らしい。
どのキャラも、とっても艶やかです。