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「極」怖い話 遺託 (竹書房恐怖文庫) 文庫 – 2011/5/28

3.8 5つ星のうち3.8 24個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 竹書房 (2011/5/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/5/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 221ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4812445639
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4812445631
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 24個の評価

著者について

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加藤一
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実話怪談作家、ホラー小説作家、児童怪談作家。怪談蒐集書編纂者、監修者。現在も存続する日本国内最長クラスの実話怪談シリーズ・「超」怖い話四代目編著者。

『「超」怖い話(勁文社:1991年刊)』を皮切りに、実話怪談(実在する/した体験者から得た体験談を再現、記録した怪談)の道にいざなわれる。

「怖いものは苦手」「君子危うきに近寄らず」「本当にやばそうだったら無理や我慢はせず全速力で逃げよう」「命あっての物種」というおっかなびっくりで腹を地面に擦る低空飛行の怪談ライフは三十年を越える。

ライフワークは「閨の怪談」。

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
24グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
加藤氏のこの「極」怖いシリーズは全体にレベルが高く安心して買える。今回は特に死者の意思を素材にした怪談を揃えている。心情に触れるものが多く、「甦怪」よりも安定していた。お勧めできる。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
恐いというより、いい話だな。。。と思うことが多かったです。
死者という存在、そしてその思いに対するときは、ちゃんとたいせつに扱い、敬虔な気持ちで接するべきなんだなと。
そういうことを教えられたような気がします。
2017年4月15日に日本でレビュー済み
社会的な事件に関わる怪談話もありますが、生前の付き合いの深さや絆で生者をいさめてくれたり、導いてくれる感慨深い話もあります。

"祈り願い赦し希う"
"放送"~"位牌の遺言"

特別な信仰心が無くても、喪った家族を敬う気持ちも無くしたらこんな事が起きてもしょうがないなと思った。

"世間話"

個人的にすごく好きな話しです。
知人が亡くなってもこんな付き合いは引き続きあっても良いなと思う。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年12月13日に日本でレビュー済み
加藤氏の怪談に対する向き合い方がわかる温かみのある、しかし悲しみの余韻が残る本です。

怪談=人の死
というのを改めて感じました。

しかし最終章の位牌のお話は関係者に対して強い憤りを感じました。。。。ありえないほど図々しい人たちが、
たくさん出てきて吐き気がします。

グロさとか怖さとかを追求する人は、
物足りないのかもしれませんね。

私は好きでした。

大切にします。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年6月12日に日本でレビュー済み
全29話です。6つの章にテーマ別に分けられ、収録されています。
帯に書いてある煽り文句に期待して、ワクワクしながら読み進めたのですが読んでいくうちに「あれ?」という思いがどんどん募っていきました。
表紙と帯から
「弩」怖い話〈2〉Home Sweet Home (竹書房文庫) のようなおぞましい怪異談が収録されているのかと思ったら、そんなことはなく良い話が多いです。しかも良い話も好きなのですが、なんとなく惹かれない話が多く最後のメインに期待するも、そちらもちょっとパンチに欠ける印象でした。
「怖い話」を求める人よりも「不思議な事象によって救われた話」を求める人にオススメの一冊です。

個人的にオススメは、

沖縄の家
祈り願い赦し希う
セレモニーホール
お引っ越し
守り蛇
長居
位牌の遺言

です。私的には〈位牌の遺言〉の加藤氏に継がれる経緯についてはあとがきなどで補足でもよかった気がします。最初の経緯部分はちょっと退屈でした。
全体的な感想としては、ちょっと期待しすぎてしまったようです。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート