物語が進んでいく中で、次から次からへと不快なキャラクターが登場します。
もう、主人公に対するあたりが、ひどすぎますね。
主人公もどうしようもない奴なので、仕方ないと言えばそうなのですが、そのあたりの成長もキチンと描かれているので、読んでいて気持ちのいい展開でした。
もっとも評価できる点は、佐藤二朗さんの演技というか、しゃべり方をうまく再現できていたところですね。
佐藤さん好きとしては、とても楽しかったです。
しかし、サブキャラクターたちが、本当にひどい。
勘違いで家まで押し掛けてきて、動画を消せと詰め寄ってくる女。しかも思いすごしで、主人公から犬を奪いさらいます。(誤解が解けても特に謝罪なし)
作品をパクって、主人公の出版を邪魔するクソガキ。
お節介で無理やりお見合いをさせようとする人たち。
その他の女性キャラ達も、見ていて不快に感じるキャラクターばかりです。
犬モノとしては正しいのかもしれませんが、
デレてくれるのは犬だけです。
不快な部分はともかく文章の方は、テンポがよく、なおかつ丁寧に書かれていて、とても読みやすく、好感が持てました。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
幼獣マメシバ マメシバ一郎 (竹書房文庫) 文庫 – 2011/10/27
数原 亮太
(著)
◎テレビドラマ絶賛放映中! あのマメシバ一郎とニートの二郎のデコボココンビが帰ってきた! 映画&ドラマで大人気『幼獣マメシバ』 待望の続編小説ついに登場!! 2012年初春には、一郎&二郎が“飛び出す!”3D映画公開決定! ◎37年間無職の中年男・芝二郎。その相棒は、マメシバ犬の一郎。デコボコ兄弟の一郎と二郎が繰り広げる、愉快でほろりとさせる動物癒し小説! 家から半径3キロ以内で生きてきた男、芝二郎。憂えた母が仕掛けた冒険で、二郎は地球の裏側アルゼンチンに到達。あれから2年……二郎は再び引きこもっていた。日々の相棒は、マメシバ一郎と、パソコン。労働なんてナンセンス。そんな二郎に、新たな試練が降りかかる……。 ◎37年間無職の芝二郎。両親不在の中、相棒のマメシバ一郎とパラサイト生活を送っていた。一郎と叔父の重男との「老人と犬」というネット動画でそこそこの収入を得ている。写真集の話まで舞い込み、うはうはな二郎。そんな二郎をなんとか更生させようと叔父の重男は、“一郎の友達探し”と偽ってお見合いを画策する。そんなある日、ネットに「美女と犬」という盗撮まがいの映像がアップされ、二郎はその作者と誤解されてしまう。さらには二郎が一郎を虐待していると思い込んだ女性が現われ……。
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社竹書房
- 発売日2011/10/27
- ISBN-104812447372
- ISBN-13978-4812447376
登録情報
- 出版社 : 竹書房 (2011/10/27)
- 発売日 : 2011/10/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 223ページ
- ISBN-10 : 4812447372
- ISBN-13 : 978-4812447376
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,628,835位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,956位竹書房文庫
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中3つ
5つのうち3つ
1グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。