久しぶりに読んだ明治さんの作品。(『坂の上〜はすぐに読んだので』)う〜ん、やっぱりいいなあ。明治さんはおもしろい!
この薄暗い画面から立ち上って来る禍々しい感じは、いったい何だ!明治さんの常習性って、この辺にあるのかも。
その時々で自分の中での流行りがあるんだけど、明治さんは変わらず読みたくなるんですよね。
内容だけ見れば、気持ちの機微を描いていたり、ちょっとほのぼのしたものだったりなのに、
なにしろこの不穏な空気感の画面とのギャップが激しくて......この方独特な世界ですね。
それと、年齢を重ねた分したたかにも利口にもなってるオヤジ達が、この作品のキモ!です。
オヤジは出ないけど、『二グマの襟足』が私はお薦め!
酔った勢いで寝てしまう友達同士の物語り。(お互い気にはなってたんだけど)
その行為の最中の二人の会話がやけにリアル。ラストのまとめ方もいいです。
エロもたっぷり!で、非常に満足な一冊です。
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惑溺趣味 (バンブー・コミックス REIJIN Selection) コミック – 2009/6/27
明治 カナ子
(著)
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社竹書房
- 発売日2009/6/27
- ISBN-10481247115X
- ISBN-13978-4812471159
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登録情報
- 出版社 : 竹書房 (2009/6/27)
- 発売日 : 2009/6/27
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 481247115X
- ISBN-13 : 978-4812471159
- Amazon 売れ筋ランキング: - 10,411位ボーイズラブコミックス
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2009年12月11日に日本でレビュー済み
明治カナ子さんはSMから魔法使いまでとふり幅の広い作家さんですが、この本は普通の恋愛にちょっとひねりある設定を加えて切なく書き上げた短編集って感じでしょうか。
個人的に明治さんの書く切なくて痛くて鬱々とした世界観が大好きなので、こんこんとベスが大好きです。
オヤジ受けは別に好きじゃないんですが、これはよかったです。
こんな設定思いつくなんてすごいなーと思いながら、萌えながら読みました。
お勧めです。
個人的に明治さんの書く切なくて痛くて鬱々とした世界観が大好きなので、こんこんとベスが大好きです。
オヤジ受けは別に好きじゃないんですが、これはよかったです。
こんな設定思いつくなんてすごいなーと思いながら、萌えながら読みました。
お勧めです。
2013年5月3日に日本でレビュー済み
表題作「惑溺趣味」も、刹那的な諦めムードと、愛情の深さがうかがえる期待感の交差する感じがとても良い!のですが、個人的には「光る道」の少年二人が抱え込んだ絶望と希望のとりあわせが、『甘い針』やら『リアル1/2』にも通じる感じ、非常に悲しくて良かったです。
あとがきによると、古い作品を詰め合わせた短篇集だそうで、SF?ファンタジー?的な設定のストーリーが2話あるのが、唐突な感じがしましたが、感情表現に関しては、どの短篇も他の明治さんの作品と同じく、暗く文学チック、独特で印象的です。
「おっさん攻」がお好きらしく、ほぼすべての短篇がおっさん攻の一冊です。
ひどく暗いムードで始まるストーリーが多い割に、最終的に救いのない話は案外少ないのですが、読後感が悪い、どころか、読んだあと絶望のあまり立てなくなるくらい、どうしようもない悲惨な話を読んでみたい・・・と思わせる、不思議な作者さんです。
あとがきによると、古い作品を詰め合わせた短篇集だそうで、SF?ファンタジー?的な設定のストーリーが2話あるのが、唐突な感じがしましたが、感情表現に関しては、どの短篇も他の明治さんの作品と同じく、暗く文学チック、独特で印象的です。
「おっさん攻」がお好きらしく、ほぼすべての短篇がおっさん攻の一冊です。
ひどく暗いムードで始まるストーリーが多い割に、最終的に救いのない話は案外少ないのですが、読後感が悪い、どころか、読んだあと絶望のあまり立てなくなるくらい、どうしようもない悲惨な話を読んでみたい・・・と思わせる、不思議な作者さんです。
2012年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「坂の上の魔法使い」にドはまりしてしまったので、他の作品を読むのが怖いっと躊躇していて(だってSMとかってちょっと)、というわけで我慢できずに「坂の上の魔法使い」だけのために雑誌買ってまして、お金かかってしょーがない。この飢餓感を少しでも薄めたくて、あまり痛そうでない本作を購入しました。
可愛い子が頬を染めて涙を浮かべて。。ばっかり。だめこういうのー。でも不思議な話もありやはり、キラリと平凡ではない才能を感じます。しかし全部の作品がテンポがスムーズでなくて少々読みにくかったです。主人公の細やかな心の情景が描かれているんです。そこにバーン!とあられもないポーズがかぶさってくる。そのバランスが自分の頭の中でうまくとれないのが、ノれない原因かなーと思います。
可愛い子が頬を染めて涙を浮かべて。。ばっかり。だめこういうのー。でも不思議な話もありやはり、キラリと平凡ではない才能を感じます。しかし全部の作品がテンポがスムーズでなくて少々読みにくかったです。主人公の細やかな心の情景が描かれているんです。そこにバーン!とあられもないポーズがかぶさってくる。そのバランスが自分の頭の中でうまくとれないのが、ノれない原因かなーと思います。
2014年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
雑だとおもう。でも妙に色気がある。
買って損した!とは思わなかったけれど、もちっと背景とか描きこんでほしかったなあ。
この本を読んでから、他に2冊、この作家さんの買ってしまったので、それなりの魅力はあったと思う。
でも絶対好き嫌いは大きく分かれるでしょう。
買って損した!とは思わなかったけれど、もちっと背景とか描きこんでほしかったなあ。
この本を読んでから、他に2冊、この作家さんの買ってしまったので、それなりの魅力はあったと思う。
でも絶対好き嫌いは大きく分かれるでしょう。